【2025】祖父や祖母をテーマにした洋楽の名曲まとめ
日本では敬老の日があるように、アメリカやイタリアでは公的ではないにしても「祖父母の日」が設けられ、中国では高齢者を敬う日として「重陽節」などが存在します。
特に核家族化が進んでいる日本では祖父母になかなか会えないという方は多いでしょうし、高齢者の方々への感謝や労わる気持ちはまさに万国共通のものですよね。
今回の記事では、おじいちゃんやおばあちゃんをテーマとした洋楽の名曲をリサーチ、時代やジャンルを問わずさまざまなタイプの曲を集めてみました!
ファミリーについての曲が多い印象のカントリーミュージックや往年の名曲はもちろん、近年の人気曲や意外なジャンルの楽曲などバラエティ豊かなラインアップをお楽しみください!
【2025】祖父や祖母をテーマにした洋楽の名曲まとめ(1〜10)
Slipped AwayAvril Lavigne

モダン・ロックやパワー・ポップ、ポップ・ロックといったジャンルを世界的にメジャーなジャンルへと進化させた立役者、アヴリル・ラヴィーンさん。
日本でも非常に大人気のアーティストですね。
明るい曲調の多い彼女ですが、バラードも秀逸で、こちらの『Slipped Away』では最後のお別れを言えなかった、おじいちゃんやおばあちゃんに対して思いをはせる姿が描かれた感動的な作品に仕上げられています。
叙情的な表現が好きな方は、ぜひチェックしてみてください。
marjorieTaylor Swift

別れとそれに対する前向きな気持ちを歌う『marjorie』を紹介します。
こちらはテイラー スウィフトさんが祖母でシンガーのマージョリー・フィンレーさんにささげた1曲。
曲中では「亡くなってしまっても心の中で生き続ける」というメッセージが歌われています。
同じシンガーとしてリスペクトや、家族としての深い愛を感じられるのが聴きどころですね。
あなたも自身と祖父や祖母の関係に置き換えて聴いてみてはいかがでしょうか?
Afire LoveEd Sheeran

イギリスを代表するシンガソングライター、エド・シーランさん。
彼が祖父との思い出を歌っているのが『Afire Love』です。
曲は祖父が亡くなってしまった場面からスタートし、彼が生前アルツハイマーで苦しんでいたこと、それをエド・シーランさんが悲しんでいたことが描かれていきます。
そして、葬儀の場面で曲は幕を閉じます。
悲し気な歌声とピアノをメインとしたシンプルなメロディーも相まって、胸が締め付けられます。
NanaThe 1975

サマーソニックへの出演も記憶に新しい、ロックバンドのThe 1975。
そのボーカルを務めるマシュー・ヒーリーさんが、亡くなった祖父を思って書き下ろしたのが『Nana』です。
この楽曲では、彼が実際に体験した深い悲しみと喪失感に加え、そこから少しずつ前を向く様子が描かれています。
同じような体験をした方には、とくに刺さるのではないでしょうか。
それから聴く際は、歌詞をじっくり読みこんでほしいなと思います。
There Will Be TearsFrank Ocean

やり場のない悲しみを描く『There Will Be Tears』も必聴です。
こちらはシンガソングライターのフランク・オーシャンさんが手掛けた1曲。
歌詞は彼の実体験に基づいていて、父親代わりだった祖父を亡くした悲しみと、祖父の期待にこたえられなかったのではないかという自問自答が歌われています。
かっとうの末にどんな考えに至るのか、注目しつつ聴いてみてください。
落ち込んでいる方は、前を向くきっかけになるかもしれませんね。
Sunday CandyDonnie Trumpet & The Social Experiment

おばあちゃんへの愛や感謝が伝えられる楽曲をお探しの方にオススメしたいのがこちらの『Sunday Candy』。
トランペット奏者のドニートランペットさんとチャンス・ザ・ラッパーさんが率いるバンド、The Social Experimentによって制作されました。
トロピカルな雰囲気がただようサウンドにのせて、少年とおばあちゃんの温かい関係が歌われています。
いつも少年のために全力を尽くしてくれたおばあちゃんへの思いがあふれる楽曲です。
ラップパートから壮大な合唱まで、豊かな広がりをみせる歌唱に耳を傾けてみてくださいね。
A Song for Our GrandfathersFuture Islands

もう会えなくなってしまった祖父や祖母を思い出すときには、『A Song for Our Grandfathers』を聴いてみてほしいと思います。
こちらはシンセポップバンド、フューチャー・アイランズがリリースした1曲。
少し不穏な感じのイントロからスタートし、森で幽霊と出会ってしまう様子が歌われています。
ただし、その幽霊は祖父で、いつも自分を見舞ってくれているとわかります。
不思議かつ少し切ない世界観にどっぷりつかってみましょう。