【2025】祖父や祖母をテーマにした洋楽の名曲まとめ
日本では敬老の日があるように、アメリカやイタリアでは公的ではないにしても「祖父母の日」が設けられ、中国では高齢者を敬う日として「重陽節」などが存在します。
特に核家族化が進んでいる日本では祖父母になかなか会えないという方は多いでしょうし、高齢者の方々への感謝や労わる気持ちはまさに万国共通のものですよね。
今回の記事では、おじいちゃんやおばあちゃんをテーマとした洋楽の名曲をリサーチ、時代やジャンルを問わずさまざまなタイプの曲を集めてみました!
ファミリーについての曲が多い印象のカントリーミュージックや往年の名曲はもちろん、近年の人気曲や意外なジャンルの楽曲などバラエティ豊かなラインアップをお楽しみください!
【2025】祖父や祖母をテーマにした洋楽の名曲まとめ(1〜10)
GrandpaTyson James

祖父への深い敬意と感謝を込めた、心温まる楽曲です。
アメリカのラッパー、Tyson Jamesさんが2023年10月にリリースしたアルバム『Dangerous』に収録されている本作。
祖父から受け継いだ価値観や、家族を大切にする姿勢が強く印象付けられています。
ヒップホップのビートに乗せて、信仰心や勤勉さといった伝統的な価値観の重要性が語られ、次世代へ伝えていく決意が感じられますね。
保守的なクリスチャンコミュニティで注目を集めており、家族の絆や伝統を大切にしたい方におすすめの一曲です。
Supermarket FlowersEd Sheeran

祖父母をテーマにした楽曲の中でも、前向きなメッセージが込められている作品としてオススメしたいのが、『Supermarket Flowers』。
こちらは、エド・シーランさんが入院中の祖母と接しながら書き下ろした作品なんです。
しかし決して暗い雰囲気ではなく、人生の素晴らしさ、生きていると楽しいことがたくさんあるよ、という歌詞に仕上がっています。
そのため、悲しいことがあった方にはぜひ聴いてほしいと思います。
Better DaysDianne Reeves

ジャズシンガーのダイアン・リーヴスさん。
彼女のアルバム『Welcome to My Love』から『Better Days』を紹介します。
こちらはダイアン・リーヴスさんと祖母の思い出を描く1曲。
前半では幼い彼女と祖母のやり取りや、物語を読んで楽しませてくれる様子が歌われています。
そして、後半では祖母がこの世を去ってしまい、大人になったダイアン・リーヴスさんさんが悲しむ姿が歌われます。
悲しいできごとも美しい表現で伝えているのが注目ポイントですね。
【2025】祖父や祖母をテーマにした洋楽の名曲まとめ(11〜20)
My Superman (Grandpa’s Song)Robert Ray

テキサス州出身の若手カントリーシンガー、ロバート・レイさんが祖父への想いを込めて書き上げた、心温まる楽曲です。
優しく響くアコースティックギターと、丁寧に紡がれる歌詞が印象的。
祖父を「スーパーマン」と例え、家族にとってかけがえのない存在だったことを表現しています。
2020年3月にリリースされた本作は、カントリーミュージックの伝統的なテーマである家族愛を現代的に解釈した、シンプルながらも心に響く楽曲となっています。
大切な人への感謝の気持ちを再確認したい時や、穏やかな気持ちで過ごしたい時におすすめの一曲です。
I’m My Own GrandpaWillie Nelson

温かみのあるボーカルで人気を集めるベテランのシンガー・ソングライター、ウィリー・ネルソンさん。
カントリー・ミュージックを主体とした音楽性で、1970年代から長年にわたって活躍を続けています。
そんな彼の祖父をテーマにした作品が、こちらの『I’m My Own Grandpa』。
穏やかな曲のように思えますが、娘が自分の父親と子供をもうけて、おじいちゃんになってしまったという、実際に存在した奇妙な事件をモチーフに作られています。
EpiphanyTaylor Swift

世界の歌姫、テイラー・スウィフトさん。
彼女が2020年にリリースした『Epiphany』は、医療従者をたたえる歌として知られています。
しかし、実は祖父をテーマにした楽曲でもあるんです。
実際に祖父について歌われているのは、歌詞の前半部分。
祖父が経験した第二次世界大戦を題材に、命の尊さを歌っています。
曲全体は、穏やかなメロディーと高音の歌声で構成された神聖な雰囲気です。
そのため聴くだけで癒やされ、心がすっと軽くなりますよ。
Love, MeCollin Raye

祖父母の愛をテーマにした心温まる楽曲で、1991年にリリースされたコリン・レイさんの代表作です。
祖父母の若かりし頃の約束から、祖母の最期の瞬間まで描かれた歌詞は、多くの人の心を揺さぶりました。
1992年1月にはビルボードのカントリーチャートで1位を獲得し、カントリーミュージック協会の年間最優秀曲賞にもノミネートされるほどの反響がありました。
本作は、大切な人を失った方々の心の支えとなり、葬儀でも頻繁に使用される楽曲となっています。
永遠の愛を信じる人や、大切な人との思い出を振り返りたい方におすすめの1曲です。