【2025】祖父や祖母をテーマにした洋楽の名曲まとめ
日本では敬老の日があるように、アメリカやイタリアでは公的ではないにしても「祖父母の日」が設けられ、中国では高齢者を敬う日として「重陽節」などが存在します。
特に核家族化が進んでいる日本では祖父母になかなか会えないという方は多いでしょうし、高齢者の方々への感謝や労わる気持ちはまさに万国共通のものですよね。
今回の記事では、おじいちゃんやおばあちゃんをテーマとした洋楽の名曲をリサーチ、時代やジャンルを問わずさまざまなタイプの曲を集めてみました!
ファミリーについての曲が多い印象のカントリーミュージックや往年の名曲はもちろん、近年の人気曲や意外なジャンルの楽曲などバラエティ豊かなラインアップをお楽しみください!
【2025】祖父や祖母をテーマにした洋楽の名曲まとめ(11〜20)
Nancy MulliganEd Sheeran

音楽ファンなら知らない人はいないであろうエド・シーランさん。
実は彼も祖母をテーマにした楽曲を制作しているんです。
それが『Nancy Mulligan』。
まず気になるのは、このタイトルですよね。
実はこのナンシー・マリガンというのは、彼の祖母の名前なんです。
そして楽曲の中では、マリガンさんが祖父と出会い、恋に落ち、結ばれるまでが描かれています。
孫が自身の人生を作品にしてくれるってすてきですよね!
また、この曲はアイリッシュ音楽がベースなので、おとぎ話を聴くような雰囲気で楽しめますよ。
Granddaddy’s GunAaron Lewis

高い演奏能力で人気を集めるアメリカ出身のミュージシャン、アーロン・ルイスさん。
非常に器用なミュージシャンで、高いボーカル能力とギターのテクニックをかねそなえた、ギター・ボーカルが印象的です。
そんな彼のおじいちゃんを歌った曲が、こちらの『Granddaddy’s Gun』。
さまざまな災難に見舞われる主人公を描いているのですが、いつもおじいちゃんの形見である銃が救ってくれるという感動的なストーリーが描かれています。
Granddaddy’s ChairKane Brown

祖父への愛情と尊敬を込めて紡がれた、心温まる名曲です。
カントリーミュージックの新星、ケイン・ブラウンさんが2016年にリリースした本作は、彼のデビューアルバム『Kane Brown』に収録されています。
アコースティックギターを中心としたシンプルなアレンジに、ブラウンさんの真摯な歌声が重なり、祖父との思い出や教えを綴った歌詞が胸を打ちます。
幼少期に祖父の椅子の前でロデオごっこをして遊んだ思い出など、具体的なエピソードがちりばめられているのも魅力的。
家族の絆や世代を超えた愛情の大切さを感じさせる楽曲で、大切な人への感謝の気持ちを込めて聴きたい一曲です。
HelenaMy Chemical Romance

再結成が話題になった大人気エモバンド、マイ・ケミカル・ロマンス。
多くのヒット曲を世に送り出してきた彼ら。
中でも人気な『Helena』はボーカルのジェラルドさん、ベースのマイキーさん兄弟のおばあちゃんについて歌った曲です。
音楽が大好きで、よく歌を聴かせると喜んでくれたという最愛のヘレナおばあちゃん。
彼女が亡くなった時に、立ち会えなかった後悔、怒り、悲しみを歌っています。
深い感情に心を揺さぶられる1曲です。
Grandma’s LoveMark Yamanaka

ハワイアンミュージックの歌手、マーク・ヤマナカさんが祖母への想いを込めて作った珠玉のバラード。
2018年11月にリリースされたアルバム『Lei Lehua』に収録された本作は、2015年に亡くなった祖母を偲んで書かれた、心に沁みる楽曲です。
ヤマナカさん特有のハワイアン・ファルセットが、祖母への深い愛情と感謝の念を優しく歌い上げます。
温かなメロディーラインと感情豊かな歌声が、聴く人の心に祖父母の存在の大切さを静かに語りかけてくるようです。
大切な人を想う時、また家族との絆を感じたい時に聴きたい一曲です。
GrandpaThe Judds

何かに迷ったり、悩んだりした時、自分よりも長く生きてきて、さまざまな経験を積んできているおじいちゃんに頼りたくなりますよね。
カントリー親娘デュオ、ザ・ジャッズが1986年にリリースした『Grandpa(tellme bout the good old days)』は、そんな生活の中で思う疑問をおじいちゃんに問いかける1曲です。
時代の変化に戸惑う主人公が、今よりも「良かった」とされる時代のことについておじいちゃんにたずねます。
美しい歌声とメロディに込められた少女の戸惑いに共感する1曲です。
【2025】祖父や祖母をテーマにした洋楽の名曲まとめ(21〜30)
We Live AgainBeck

ハスキーボイスとダークな世界観の歌詞が魅力のシンガー、ベックさん。
世代を問わず、多くの人に愛されているレジェンドですよね。
そんな彼が1998年に亡くなった祖父のために制作したのが、『We Live Again』です。
このタイトルは、再び生きるといった意味。
歌詞の内容は、命のはかなさや、生まれ変わりについて描いたものになっています。
ただし、この曲でもダークな世界観は健在。
聴く人を突き放すようなドライなフレーズが印象的な仕上がりです。