【高齢者向け】介護レクやイベントにオススメ!盛り上がって喜ばれる曲
介護施設やデイサービスでは、音楽鑑賞も取り入れているところは多いですよね。
音楽鑑賞は、誰でも楽しめる娯楽の一つです。
高齢者の方も今までの人生の中で、思い出に残る曲があるのではないでしょうか?
そこで今回は、高齢者の方に喜ばれる曲をご紹介します。
高齢者の方が「懐かしい」と思ったり「楽しい」と感じていただけるような曲をたくさん集めました。
レクリエーションやイベントで流す曲にもピッタリですよ。
外出が難しい高齢者の方も、季節を感じる歌を聞いて気持ちをリフレッシュできるかもしれませんね。
懐かしい歌なら、記憶を振り返ることで、脳に良い刺激を与えますよ。
今回の記事をぜひ、ぜひご活用ください。
【高齢者向け】介護レクやイベントにオススメ!盛り上がって喜ばれる曲(1〜10)
リンゴの唄並木路子

1945年の戦後に公開された映画、第1号作品『そよかぜ』の主題歌ならびに挿入歌として発表され、翌年の1946年の1月にSP盤としてリリースされて、戦後のヒット曲第1号として記録される名曲が『リンゴの唄』です。
戦前から戦後にかけて活躍した歌手兼女優の、並木路子さんによる歌唱が有名ですが、オリジナル盤は同じく戦前~戦後の流行歌手、霧島昇さんとのデュエットなのですよね。
そんな『リンゴの唄』の作詞を手掛けたのは、誰もが知っている『うれしいひなまつり』などで知られるサトウハチローさん。
終戦直後の暗い日本を明るく照らすようなメロディは、映画音楽や多くの人気歌謡曲を世に送り出した、万城目正さんによるものです。
幼いころにこの曲とともに育った、という利用者の方々もきっといらっしゃるでしょうし、悲劇的な戦争体験の当事者でありながらも、明るく歌い上げた並木さんのように、元気いっぱいに歌ってみてくださいね。
北国の春千昌夫

郷愁を誘う美しい曲で、高齢者の方に親しまれています。
四季の移ろいと故郷への思いを歌った本作は、春の訪れを感じながら、懐かしい思い出を振り返るのにピッタリです。
1977年4月にリリースされ、累計300万枚を超える大ヒットとなりました。
春の体操や音楽鑑賞の時間に取り入れると、高齢者の方も楽しく参加できそうですね。
歌詞から春の情景を思い浮かべることで、脳に良い刺激を与えられます。
千昌夫さんの温かな歌声に包まれながら、高齢者の方と一緒に故郷の春を思い出してみるのはいかがでしょうか。
また君に恋してる坂本冬美

優しい歌声と心温まる歌詞が魅力の一曲ですね。
時間がたっても変わらない愛を描いた歌詞は、高齢者の方の心に寄り添うメッセージが込められていますよ。
2009年1月にリリースされたこの楽曲は、多くの方に愛され、さまざまな賞を受賞しました。
NHKラジオ第1の『ラジオ深夜便』でも放送されたそうです。
坂本冬美さんの温かな歌声で、思い出の曲として高齢者の方に親しんでいただけるのではないでしょうか。
本作は、介護施設でのイベントや音楽鑑賞の時間にぴったりですね。
高齢者の方と一緒に歌ったり、聴いたりしながら、楽しい時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
川の流れのように美空ひばり

高齢者の方が聴きなじみのある美空ひばりさんの『川の流れのように』は、ゆったりとした旋律で、心に安らぎを与えてくれる素晴らしい曲です。
この曲には、人生の穏やかな流れや、多くの出来事の中で出会った愛する人との大切な関係が描かれていて、聴くたびに多くの感情が湧き上がります。
音楽療法にとっても最適で、心身のリフレッシュに役立ちますよ。
歌詞が覚えやすくリズムが穏やかなので、歌いながら体を優しく動かすのも良いでしょう。
みなさんもこの曲で、穏やかな時間を過ごしませんか?
買い物ブギー笠置シヅ子

戦後日本の音楽シーンを代表する、笠置シズ子さんの楽曲をご紹介します。
軽快なリズムと楽しい歌詞で、高齢者の方にも親しみやすい一曲ですよ。
1950年6月にリリースされた本作は、大阪弁を使った会話形式の歌詞が特徴的です。
買い物をする様子をユーモラスに描いており、聴くだけで元気が出てきそうですね。
高齢者の方と一緒に歌ったり、振り付けを考えたりするのも楽しいかもしれません。
懐かしい思い出とともに、笑顔になれるすてきな曲です。
ぜひ、レクリエーションなどでご活用ください。
きよしのズンドコ節氷川きよし

2000年代以降にデビューした演歌歌手として、もっとも知名度が高い歌手といえば、氷川きよしさんでしょう。
残念ながら、2022年の12月31日をもって活動を休止した氷川さんですが、端正な顔立ちと抜群の歌唱力を武器として、演歌のみならずロックやポップスなど幅広い分野で活躍する氷川さんは、老若男女に愛される大スターといっても過言ではないでしょう。
そんな氷川きよしさんの初期の代表曲『きよしのズンドコ節』を、今回は取り上げましょう。
2002年に氷川さんのシングル曲としてリリースされて、オリコンチャート最高位5位というヒットを記録。
現在にいたるまで、盆踊りの定番曲としても長きに渡って愛され続けている名曲ですよね。
氷川さんは、高齢者の方々にも抜群の知名度と人気がありますから、施設のイベント時や夏祭りなどの催しの際にはぜひ、この曲を流して盛り上がってください!
瀬戸の花嫁小柳ルミ子

宝塚音楽学校と、短い活動期間ながらも宝塚歌劇団で得た抜群の歌唱力と演技力を武器として、昭和から平成、そして令和の現在も歌手に女優にと活躍を続けている小柳ルミ子さん。
長きに渡るキャリアを持つ方ですから、それぞれの世代が抱く小柳さんに対するイメージや印象がありますよね。
1970年代初頭、実力派のアイルドル歌手として大人気だった頃の小柳さんをよく知っている方々であれば、こちらで紹介している楽曲『瀬戸の花嫁』は思わず懐かしさに涙がこぼれてしまうのではないでしょうか。
小柳さんにとって通算4枚目となるシングル曲で、1972年にリリースされた『瀬戸の花嫁』は、デビュー曲『わたしの城下町』に続く大ヒットを記録。
受賞歴としては第3回日本歌謡大賞の大賞を、そして第14回日本レコード大賞歌唱賞を受賞した、70年代を代表する名曲の1つなのですね。
当時の日本国有鉄道による「ディスカバー・ジャパン」というキャンペーンに沿った路線で、タイトル通り瀬戸内海をテーマとした、言うなればご当地ソングですから、四国出身の利用者の方がいればいっそう喜ばれるかもしれません!