ホーホケキョ となりの山田くんの歌。主題歌・挿入歌
いしいひさいちによる4コマ漫画を原作に、監督高畑勲が作り上げたのが映画「ホーホケキョ となりの山田くん」です。
やわらかい線で描かれたキャラクターたち、また日本人なら懐かしく思ってしまうような楽曲が数多く使用されているのが特徴。
そんな「ジブリ映画」というイメージとは少し違った作風が、公開当時話題になりました。
観ていると心が温かくなり「家族を大切にしよう」と思える、すてきな映画「ホーホケキョ となりの山田くん」。
今回は主題歌、挿入歌をまとめてご紹介します。
ぜひとも映画とともに楽しんで欲しい、名曲ばかり登場しますよ。
もくじ
ホーホケキョ となりの山田くんの歌。主題歌・挿入歌
愉快な音楽V 学園は楽し矢野顕子

まるで絵本から飛び出したかのような独自のリズムやメロディ。
こんなピアノ弾き語りができれば楽しいだろうなと思います!
50秒ぐらいしかない間で、ワンパターンかと思いきや、スピード感ありつつもどんどん展開していくのが、何度聴いても飽きません。
劇中のどこのシーンで流れても違和感ありませんね。
サントラを続けて聴いてみたくなります。
陽気な音楽III 我が道を行く矢野顕子

ピアノの音と声の分離感が絶妙な矢野顕子の楽曲。
メロディとピアノのリズムが、同期しているので余計顕著に分離して聴こえますね。
矢野顕子の特有の声で、歌詞がないのにメロディが全然埋もれていません。
タイトルには「陽気な音楽」とありますが、ケンカをしたシーンで挿入されてそうな雰囲気を出しています。
短いサウンドの中にもストーリーを感じさせる聴いていて飽きない曲です。
電話線矢野顕子

四コマ漫画が原作の高畑勲監督作品「ホーホケキョ となりの山田くん」挿入歌として使用されています。
作中では彼女と電話で喋った主人公が、嬉しさを爆発させているシーンのバックで流れました。
曲からもテンションの上がりっぷりが伝わってきますね。
月光仮面は誰でしょう近藤よし子

1958年から放送されていた特撮ヒーロー番組「月光仮面」主題歌が「ホーホケキョ となりの山田くん」の劇中に登場します。
登場人物であるお父さんが子供の頃憧れていたヒーローで、妄想の中で暴走族と闘うシーンのバックで流れていますね。
おわりに
「ホーホケキョ となりの山田くん」の楽曲はいかがでしたか?
みなさんがご存じの曲もいくつか出てきたと思いますが、どの曲も作品が描いている「家族」にぴったりの心が温まるような楽曲ばかりでしたよね。
短い曲も、矢野顕子の特徴的な歌声と表現力でとても耳に残ったと思います。
まだ「ホーホケキョ となりの山田くん」を観ていないという方はぜひ、映像も含めてこの作品を楽しんでみてくださいね!