イングヴェイ・マルムスティーン(Yngwie Malmsteen)の名曲・人気曲
スウェーデン出身のギタリスト、イングヴェイ・マルムスティーン(Yngwie Malmsteen)の楽曲をご紹介します。
イングヴェイ・マルムスティーンといえば速弾きの名手として有名なプレイヤーで、ロックギターの演奏にクラシック音楽の要素を取り込んだ革命的なプレイヤーです。
そんな彼はジミヘンがきっかけでギターを始めますが、徐々にクラシック音楽も聴くようになりバイオリンの楽譜をギターで弾こうと練習したこともあるそうですよ。
フェンダーのストラトとマーシャルのアンプが印象的でロックスターという感じでかっこいいですね。
それでは、イングヴェイ・マルムスティーンのテクニックに酔いしれてください。
イングヴェイ・マルムスティーン(Yngwie Malmsteen)の名曲・人気曲(11〜20)
Seventh SignYngwie Malmsteen

「アコースティックギターとストリングスによる静かなイントロからエレキギターのリフにつながる」という構成は彼の楽曲において珍しいものではありませんが、その構成が最も劇的に感じられたのがこの曲でした。
それだけでなく、この曲はBメロのバッキングやギターソロの展開が非常に練られており、何度聴いても新鮮に感じられます。
曲の終わりはサビのフェードアウトになっていますが、6分30秒を超える長さながら「もっと聴きたい!!」と思わずにはいられない名曲です。
Death DealerYngwie Malmsteen

この曲でボーカルを務めるのは、ジューダス・プリーストなどの活動で知られるティム・リッパー・オーウェンズ。
2008年リリースのアルバム「パーペチュアル・フレイム」の冒頭を飾る楽曲です。
ティムの力強い歌声が映える、とてもパワフルな曲になっていますね。
Icarus Dream FanfareYngwie Malmsteen

クラシック曲のフレーズを引用することもあるイングヴェイですが、この『Icarus Dream Fanfare』冒頭部分は『アルビノーニのアダージョ』をアレンジしたもの。
速弾きばかりがピックアップされがちな彼ですが、1stアルバムの時点でこのような「泣きのギター」全開のしっとり聴かせるテクニックも身につけていたのです。
冒頭のフレーズはライブで『Far Beyond The Sun』の前に演奏されることも多いですね。
Motherless ChildYngwie Malmsteen

イングヴェイの疾走曲の中でも、とくにキメが気持ちいいのがこの曲!
イントロから思いがけないタイミングでドラムが入り、キラキラした雰囲気のキーボードもあって他の疾走曲とはまた異なる魅力がありますよね。
長いギターソロも、キメフレーズに乗せて弾きまくり→一発チョーキングを決めてからの弾きまくり→再度キメに乗せて弾きまくり→さらにはアコースティックギターで弾きまくりと、徹底的な速弾きでありながらも緻密に構築されていることがわかります。
LiarYngwie Malmsteen

正統派メタル路線の初期の名曲と呼んでいいであろう、マーク・ボールズのハイトーンボーカルがさえわたる名曲です。
ギターソロ序盤の強烈なスウィープ奏法は彼の代名詞的なフレーズのひとつであり、まさにネオクラシカルメタルのお手本と言えるでしょう。
ちなみにタイトルの『Liar』、つまり「うそつき」というのはイングヴェイとの間でトラブルになった元ベーシストの故マルセル・ヤコブのことを指すのですが、そのあたりの怨念が込められていると思うとまた違った聴き方もできますね。