2000年代のオススメ人気アニメ
2000年代のアニメといえば、あなたはどんなアニメを思い浮かべますか?
このころのアニメは「空気系」や「日常系」と呼ばれ、学生の日常に近いようなリアルで親近感の湧くような作品がたくさん登場しました。
この記事ではそんな2000年代のアニメの中から人気作品を紹介します!
空気系、日常系の作品はもちろん、日常から離れたような大事件や魔法が登場するような作品など、さまざまな作品をピックアップしました。
あなたが夢中になった作品もあるかもしれませんよ!
当時ハマっていた方も、初視聴の方も、ぜひチェックしてみてくださいね!
2000年代のオススメ人気アニメ(1〜20)
涼宮ハルヒの憂鬱

ここからアニメにハマった、という方も多いんじゃないでしょうか。
00年代のアニメシーンを象徴するような作品がこちら『涼宮ハルヒの憂鬱』。
谷川流さんによるライトノベルが原作のアニメで、語り手を務めるキョン、そしてヒロイン涼宮ハルヒを中心に展開される不可思議学園ストーリーです。
人気になった理由の一つには、アニメと同時期に大きな成長を見せたインターネットの存在があります。
2ちゃんねるやニコニコ動画など、いわゆるオタク文化の大枠が形成されるとともにアニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』もブームに。
エンディングのダンス、めちゃくちゃ観ましたよね。
テレにシリーズには2006年版と、その1期を踏襲して政策された2009年版があります。
けいおん!

2009年の4月より深夜アニメとして放送が始まって以来、社会現象と言われるほどのブームを巻き起こしたのが『けいおん!』です。
かきふらいさんによる漫画作品が原作で、軽音楽部に所属する少女たちをゆるく描いた作品ながら、京都アニメーションによる美麗な作画による日常に何気ない場面や迫力のバンドの演奏シーン、劇中に登場する「放課後ティータイム」というバンドの、オリジナル設定の楽曲のレベルの高さにも注目が集まりました。
本作をきっかけに楽器を手にしたという方もいたほどで、単なるバンドもののアニメといった枠内をこえて、カルチャー全般に多大なる影響を及ぼした作品なのですね。
2010年には第2期となる『けいおん!!』が放送され、2011年にはロンドンを舞台とした劇場版『映画けいおん!』が公開されていずれも大ヒット。
放課後ティータイム名義でリリースされたCDも、オリコンチャートで上位を記録するなど、その市場規模は150億円を超えるものだったとか。
実際にキャラクターを演じた声優陣が、楽器を弾いてライブコンサートを開催したという現在も、続くメディア展開の本格的なブームのきっかけを作ったと言えそうです。
個人的にはそういった記録のすごさはもちろん、高校時代という短くも貴重な青春の日々、キャラクターの豊かな表情や感情の揺れ、空気感といったものを丁寧に描き出した手腕にこそ、注目してもらいたいですね。
とらドラ!

2000年代後半を代表するアニメとして、こちらの『とらドラ!』は必ず挙げられる名作です!
竹宮ゆゆこさんによるライトノベルが原作で、テレビ放送された『とらドラ!』は、長井龍雪さんが監督、岡田麿里さんが脚本、キャラクターデザインに田中将賀さんを起用。
のちに、名作アニメ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない』を生み出す面々が、メインスタッフとして参加していることでも知られています。
そんな『とらドラ!』は、釘宮理恵さん演じる強烈な個性を持ったヒロインの逢坂大河と、見た目の怖さとは裏腹に、ナイーブで世話焼きな高須竜児を軸とした、10代の若者たちが織り成す群像劇。
ラブコメ作品なのですが、若さゆえの残酷さや歯止めのきかない感情の揺れ、家族の問題などシリアスなテーマも隠さずに表現しており、アニメから入った視聴者は大いに衝撃を受けました。
参加した声優陣の演技は総じて高く、どのキャラクターに感情移入しても大きく心を揺さぶられることでしょう。
機動戦士ガンダム(SEED/00)

『機動戦士ガンダム』は、1979年から続くロボットアニメの金字塔ともいわれるシリーズです。
そのシリーズの中でも、2000年代において人気が高かったといえる作品は、『機動戦士ガンダムSEED』と『機動戦士ガンダム00』です。
『機動戦士ガンダムSEED』は、幼なじみの二人が戦場で再会し、敵同士として戦うことになる作品で、感情移入しやすく、ガンダムリーズの導入としてオススメの作品です。
『機動戦士ガンダム00』は、主人公たちが世界のあらゆる紛争に武力介入する、テロリストとして登場します。
「正義とは何なのか」を考えさせられる、深い作品なんですよね。
ガンダムは機体のかっこよさに加え、戦場で戦う人々の思いや真の平和についても考えさせられる、一度見たらシリーズ通して見たくなる、オススメのアニメ作品です。
ヒカルの碁

2000年代の週刊少年ジャンプを代表する作品『ヒカルの碁』。
囲碁を題材にした漫画というめずらしいスタイルながら、人気を博した名作です。
アニメ『ヒカルの碁』を見て囲碁をやってみたという人もいるほど、ブームが起こりました。
王道である主人公ヒカルと、ライバル塔矢アキラの成長ストーリーに加えて、囲碁を知らない人でも引き込まれる、繊細な心情描写に感情移入してしまうんですよね。
ヒカルに取りついた平安時代の天才棋士・佐為とのドタバタがかわいく、序盤こそコミカルでおもしろい部分も多いですが、後半になるにつれて深いドラマ性に感極まってしまいます。
小畑健さんによる美麗なキャラグラフィックも、とりこにさせてくれる大きな魅力です。
アニメ本編後のミニコーナー「梅沢由香里の『GOGO囲碁』」に当時12歳で出演していた井山裕太さんが、のちにプロ棋士として全タイトル同時制覇の7冠を2度達成したり、ヒカルの碁でもなじみ深いタイトルの「本因坊」を、2022年に11連覇する偉業を成し遂げています。
佐為もびっくりですね!
こういった現実の囲碁界とも、相乗効果を生んでいるような気がしてステキだなと思いますし、ぜひ自由な感性で楽しんでみてくださいね!
天元突破グレンラガン

2007年に放送開始した当時としても異色で、熱血漢を主人公にしたロボットアニメはまるで昭和アニメのようでした。
前年である2006年に『涼宮ハルヒの憂鬱』が放送開始し、エヴァ以降のクールでスタイリッシュな作品が増えた時代背景を考えると、かなり個性的な作品。
しかし、昔ながらの王道ロボットアニメが大好きだという人はとても多かったようで、今でも劇中の名ゼリフが語り継がれているほどです。
監督の今石洋之さんと脚本の中島かずきさんは、この後にも『キルラキル』『プロメア』と、熱血アニメのヒット作を叩き出しています。