ボカロ最新リリース【2025年11月】
ボカロシーンは毎月たくさんの新曲が生まれ、聴いても聴いても追いきれないほど。
そんな中で「あの月はどんな曲があったっけ?」とふと振り返りたくなること、ありませんか?
この記事では2025年11月にリリースされたボカロ曲をピックアップしてお届けします。
エモーショナルなバラードから疾走感あふれるロック、クセになる電子音まで、バラエティ豊かな楽曲がそろっていますよ。
あなたのプレイリストに加えたくなる1曲が、きっと見つかるはずです!
ボカロ最新リリース【2025年11月】(61〜70)
洄游してる佐藤乃子

夜の都市を回遊魚のようにさまよい続ける。
佐藤乃子さんによる楽曲で、2025年11月に公開されました。
歌愛ユキとワカナの二重唱で、水面をたゆたうような音響設計が印象的。
ローファイな電子音や水音が織りなすダウナーポップな音像に「浮上することをやめてしまおうか」と自問する語り手の心情が重なります。
忘却と覚醒の境界をさまよう、そんな夜にぴったりの1曲です。
「世界よ、腐れ」と僕は言った八白嘘

2025年11月に八白嘘さんが重音テトSVを起用してリリースしたこの楽曲は、詞先で紡がれた言葉とAI補助を組み合わせた制作手法が特徴。
主旋律のMIDI化、編曲という工程をへて完成させています。
歌は世界への問いかけと、自己の存在証明が交錯する内容。
テトのクールな歌声が、諦念と反抗心が入り混じった感情を鮮やかに描き出しています。
制作工程について詳しく書かれたnoteが公開されていますので、気になる方はそちらもチェック。
秘匿、理科室にて卯花ロク

理科室という密室で芽生えた禁断の恋心を、ギターロックサウンドに乗せて描いた作品です。
卯花ロクさんが手がけたこの楽曲は2025年10月にMV公開。
もともとはアルバム『学級文集』に収録されていた作品です。
夕暮れの理科室を舞台に、白衣姿の教師に惹かれていく主人公の気持ちが表現されていきます。
背徳と憧憬が入り混じっている様子に心奪われるんですよね。
青春時代の恋を思い出したいときにぴったりです。
羨ましいな夜未アガリ

『羨ましいな』はボカロP、夜未アガリさんによる楽曲で、2025年10月に公開されました。
リリースカットピアノと小気味いいギターフレーズが印象的なオシャレなナンバー。
ゆったりとしたリズムなので自然と体が揺れてしまいます。
歌詞には、インスタントなエンタテイメントや二番煎じなアイデアに踊らされる人々に対するシニカルなメッセージが。
約1分30秒という短い時間でノれて、ハマれて、考えさせられる初音ミク曲です。
メロンソーダ有機酸

10年の歩みを祝う、神山羊さんの有機酸名義での楽曲。
2025年10月にリリースされた本作は、夏の残像と炭酸の泡をモチーフにした切ないポップチューンです。
透明感のあるシンセレイヤーにバンドサウンドが絡み合い、さわやかな空気感を演出。
歌詞では、メロンソーダの泡のように弾ける多幸感と、それがやがて消えていくはかなさが対比されています。
過ぎ去る季節の中で笑い合った瞬間を切り取った世界観が、かけがえんない今を大切にしたい方の心に響くはず。
Mirror Mirror沫尾

3つの異なる声が織りなす、自己と他者の境界を問いかける1曲です。
沫尾さんが2025年10月に公開した本作は、KAITO、重音テト、ずんだもんをボーカルに迎えたエレクトロニックチューン。
鏡という象徴的なモチーフを軸に、映し出される自分と向き合う心情が描かれています。
のくはしさんによるMVでは、暗いステージに配置された無数の鏡が印象的。
自分を見つめ直したいとき、ぜひ聴いてみてください。
アポフェニア黒うさぎ

ランダムな出来事に意味を見出してしまう心の癖を描いた、現代的な1曲です。
黒うさぎさんによる作品で、2025年10月に公開されました。
占いや流れ星、黒猫といったモチーフを通じて、無関係なものに因果関係を結びつけてしまう心理状態を歌っています。
本作の魅力は、過剰な意味づけに囚われて不安に支配される感覚と、そこから解放されたいという切実な願いのコントラスト。
重音テトSVによる精密な調声が、ためらいや逡巡といった心の揺れを見事に表現しているんです。
黒うさぎさん自身が歌っているバージョンもぜひ聴いてみてください!


