【5歳児】1月に読んで欲しい絵本紹介
5歳児さんになると、メッセージ性のある絵本やユーモアにあふれた絵本など、さまざまな絵本が楽しめるようになりますよね。
特に夢と冒険の世界や、未知なる生物と出会う絵本など、自分が主人公になった気持ちで楽しめるファンタジーの絵本は人気ですよね。
大人になると薄れてしまうファンタジーの心は、絵本を通していつまでも心に残っていてほしいと思います。
今回は5歳児さんに読んでほしい,1月の絵本をたくさんご紹介しているので、ぜひ子供たちの心がわくわくする絵本を探してみてくださいね!
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【5歳児】1月に読んで欲しい絵本紹介(21〜30)
さくらとゆき
「もう一度会いたい」と願う、桜と雪の精霊を描いた一冊『さくらとゆき』。
二人は出会い友達になったものの、それからはなかなか会う事がかなわず、会いたい気持ちをつのらせます。
猫さんや小鳥さんにお互いの事を聞いている姿がかわいらしく、また切なくもありますね。
繊細なタッチで描かれた美しい絵を見ているだけで、やさしくあたたかい物語が想像できるのではないでしょうか。
素晴らしい雪景色や満開の桜も楽しめる、見て聞いて楽しめる絵本です。
そらちむらのだいぼうけん
犬のヒロがちょうちょを追いかける中で、いろいろな出会いをするお話です。
それはコーヒーショップのお客さんだったり、パーティーを開く女の子だったり、おいしそうに実ったぶどうたちだったり……。
出会いを楽しみつつも、ヒロのお目当てはちょうちょ。
夢中で追いかけていましたが、ぶどうと出会うとあれれ……?
ちょうちょの事は忘れてしまったみたい。
子供たちはきっとページをめくるたびにヒロと一緒にちょうちょを探し、次は何が登場するのか胸をワクワクさせる事でしょう。
だるまちゃんとてんぐちゃん
お正月に人気の飾りといえば、だるまですよね。
この物語の主人公も赤いだるまの男の子で、名前をだるまちゃんと言います。
だるまちゃんはお友達のてんぐちゃんの持っているものが羨ましくなり、次々と「てんぐちゃんの持っている◯◯が欲しい」と言い出します。
そしてそれを自分なりのアイデアとひらめきでかなえていき、最終的にはとてもステキな姿になるのです。
子供らしい憧れと、憧れになれた時の喜び。
読んでいるとこちらまでにっこり笑顔になってしまう一冊ですよ。
だれかさんのかたっぽてぶくろ
寒い日は、手袋をしてお出かけする子も多いですよね。
この絵本に登場するまこちゃんも、新しく買ってもらった手袋をつけて、お姉ちゃんと犬のくんくんとお散歩に出かけます。
するといろいろなところに片っぽの手袋が落ちていて、それがうさぎさんの形だったりするのです。
子供たちの豊かな想像力が見ていて楽しい一冊。
奇跡のような偶然が起こる結末には、子供たちもホッとする事でしょう。
物を大切にする気持ちも育ちそうですね。
てぶくろ
雪の中に落ちていた手袋に、いろいろな生き物が入っていくお話です。
ねずみ、カエル、うさぎ、きつね……最初は余裕のあった手袋も生き物が増えるごとにパンパンに。
もう入るところがないという時にやって来たのはくまさんでした。
もう場所はないと言いますが、くまさんはどうしても入りたい様子。
動物さんたちはどうするのでしょう?
ぎゅうぎゅう詰めになった手袋はあたたかそうだけど、ちょっと狭そう。
だけど一緒に入ってみたくなりますね。
ひぐま
秋から冬……そして春。
季節の移り変わりと共に描かれる、ヒグマの親子の物語です。
秋には木の実や果物をたくさん食べるヒグマは、冬になると穴の中で過ごし、そして新しい命が誕生するのです。
暗い穴の中から一転、春のあたたかで鮮やかな世界に飛び出した子グマはどんな気持ちなのでしょうね。
黒色メインで描かれる絵はちょっと個性的ですが、どこかあたたかみも感じられます。
クマは子供達に人気の動物ですので、ぜひこの絵本を通してクマの生活をのぞいてもらえたらと思います。
ふゆごもりのネム
がんばり屋の男の子ネムが、一人暮らしするためにやってきたのは、イッポハウス。
もうすぐ寒さが厳しい冬ごもりの季節です。
イッポハウスには、ネムの他にも住人たちがいます。
本でいっぱいの部屋に住んでいるパオ、絵や歌が好きなミオ、ネムと同い年のヒイラ。
4人たちは関わりながら、冬ごもりの準備をしますよ。
ネムを見守る姿があたたかで、ほっこりする一冊。
いつか子供たちもこうして独り立ちして、自分の世界を広げていくのでしょうね。
寂しいような嬉しいような……大人の心にもじんわり広がる作品です。





