大人気作品『鬼滅の刃』のキャラクターとして登場する、我妻善逸。
元気なときは情けないことを言い続け、戦闘シーンでは豹変してかっこいい姿を見せてくれる彼の独特なキャラクター性は、多くのファンを魅了していますよね。
普段は臆病でありながら、いざというときの芯の強さがにじみ出る彼の言葉には、私たちの胸を打つたくさんの魅力が詰まっています。
この記事では、そんな心に深く響く我妻善逸の名言を、原作・アニメから厳選してお届けします。
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我妻善逸の名言。弱さを受け入れながら強くなる心に響く言葉(1〜10)
ごめん兄貴

善逸がこのセリフを言った相手は、血のつながった実の兄……ではなく、同じ師匠の元で修行をした兄弟子の獪岳でした。
善逸と獪岳は昔から馬が合わず互いに嫌い合っていましたが、努力家な獪岳のことを善逸は心の奥底では尊敬していたのでした。
しかし、獪岳はその後鬼となる道を選び、無限城で善逸と再会し戦うことになります。
いよいよ獪岳に最後の一撃を浴びせるとき、善逸はこれまでの尊敬の念に加え、うまく関係を築けなかったことに対し「ごめん」と言ったのでした。
適当な穴埋めで上弦の下っ端に入れたのが随分嬉しいようだな
無限城にて、兄弟子の獪岳と再会したとき、獪岳は善逸のことを馬鹿にするような発言を次々とおこないます。
しかし善逸はそうした挑発の言葉には一切反応せず、怒りを抑えきれない表情でこのセリフを言い放ちました。
それもそのはずで、2人の師匠は獪岳が鬼になったことが原因で自害をしており、善逸は獪岳を必ず倒すと心に誓っていたのでした。
お調子者でひょうきんなキャラクターの善逸が珍しく感情をあらわにする数少ないシーンの一つです。
鬼になったお前を俺はもう兄弟子と思わない
無限城で善逸は、兄弟子である獪岳と対峙します。
獪岳は上弦の壱・黒死牟に敵わないと分かると、生き残るため自ら鬼となる事を選択。
善逸は獪岳が鬼になった事で師範である桑島が自害していたのを知っていたため、激しい怒りを感じていました。
そこで放ったのが、このセリフです。
二人は仲が悪く、善逸も獪岳があまり好きではありませんでした。
しかし努力家で確かな実力を持っていた獪岳を尊敬もしていたのです。
この言葉から獪岳を鬼として葬るという、悲しくも強い善逸の覚悟が感じられます。
後継に恵まれなかった爺ちゃんが気の毒でならねぇよ
このセリフの中にある「爺ちゃん」とは、善逸と獪岳の師匠のことを指しています。
雷の呼吸の中で壱の型しか使えない善逸と、壱の型だけ使えない獪岳を、師匠は「2人で共同の後継者だ」と言ったそうです。
しかし獪岳はそのことをよく思わず、善逸との会話の中で師匠の思いを踏みにじります。
すると善逸はそのことに激怒、自分や獪岳のような不出来な弟子しか育たなかったことをさして、このセリフを言い放ちました。
師匠を慕っていたことや、自分の不甲斐なさを後ろめたく思っていることなど、善逸の心の中が少しだけ見えるようなセリフですね。
向こうが頸を斬った後でも諦めず攻撃に行こう!!

遊郭編にて、妓夫太郎と堕姫の2人を相手に炭治郎たちが戦っている中での善逸のセリフです。
妓夫太郎と堕姫の2人の首を切らないと倒せないことがわかり、炭治郎たちは二手に分かれて鬼と戦います。
ただし、2人の首を同時に切る必要はなく、妓夫太郎の首が先に切られてもこちらもそのまま堕姫の首を狙おうと言ったんですね。
この賢明なアイデアに対して伊之助は驚き、「お前なんかすごいいい感じじゃねぇか!」と驚きを隠せずにいたという、かっこいいけれど笑いを誘うユーモアもある印象的なシーンでした。
やるべきこと。やらなくちゃいけないことがはっきりしただけだ

鬼殺隊員が柱のもとで修行を積む柱稽古と呼ばれる特訓のさなか、善逸がある一通の手紙を受け取ったシーンで言ったセリフです。
その手紙には善逸の師匠が自害したという内容が書かれていたのです。
そして師匠が自害した理由は兄弟子獪岳が鬼になったことが原因。
つまり獪岳のせいで大好きな師匠が命を絶ってしまったと知り、善逸はやるべきこと、つまり獪岳を倒すことを心に誓ったのでした。
普段はひょうきんな言動の多い善逸ですが、このときばかりは怒りと悲しみで普段とは違う緊張感のある表情をしていました。
禰󠄀豆子ちゃんは俺が守る

無限列車編にて禰󠄀豆子がピンチに陥ったとき、霹靂一閃と共に現れ鬼を斬り、善逸はこのセリフを言いました。
善逸は鬼の術にかかっており完全に覚醒していませんでしたが、禰󠄀豆子のピンチを察して助けに来てくれたんですね。
臆病なキャラクターという印象のある善逸は、女の子……とりわけ禰󠄀豆子の事になるとその力を発揮しているように思います。
また、眠っていると強いという設定があるため、それまでの列車を降りたがっていた彼とは別人!
キュンとされた方も多かったのではないでしょうか?






