猗窩座の名言に込められた強さへの渇望。鬼の心に宿る武人の心
『鬼滅の刃』において、強大な力を持つ鬼のひとり、上弦の参・猗窩座。
その圧倒的な戦闘力とともに、彼が放った言葉の数々は、多くの人の心に深く刻まれています。
鬼らしい冷徹な面を持ちながら、人間だった頃の強い思いを抱き続ける複雑な人物像を映し出す名言の数々には、涙を浮かべてしまうものも……。
この記事では、猗窩座の心の機微が垣間見える言葉をご紹介します。
彼の生きざまが凝縮された言葉の世界に、きっとあなたも引き込まれることでしょう。
猗窩座の名言に込められた強さへの渇望。鬼の心に宿る武人の心(11〜20)
耐えられない死んでくれ杏寿郎。若く強いままNEW!

このセリフは、炎柱である煉獄杏寿郎との戦闘中に猗窩座が放った言葉です。
猗窩座は煉獄の強さに感動し鬼になるよう誘います。
人は死んでしまうがために至高の領域にたどり着けず、惜しいと思ったのです。
しかし煉獄は「ならない」とその誘いを断ります。
二人の考え方は違いどこまでも交わらず、この言葉が出るのですね。
煉獄が老いて弱る姿を見るくらいなら強いままで……という歪んだ思いではありますが、虫唾が走ると弱者を毛嫌いしている猗窩座らしい言葉であり名言です。
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おわりに
鬼殺隊の柱を務めた炎柱・煉獄杏寿郎と対峙した、強者として君臨する鬼の猗窩座。
その名言には、武の極みを目指した男の矜持と覚悟が滲み出ています。
厳しい言葉の中に込められた信念は、現代を生きる私たちの心にも響くものがあるのではないでしょうか。