【2025】美しきアンビエントの世界。一度は聴きたいおすすめの名盤まとめ
皆さんは「アンビエントミュージック」と言われてどのような音楽をイメージされますでしょうか。
日本では環境音楽、とも呼ばれるアンビエントミュージックは派生ジャンルも多くさまざまなアーティストやバンドに影響を与えているジャンルですが、その実態は浮遊するサウンドそのもののように掴みづらいですよね。
こちらの記事では、アンビエントミュージックが生まれたとされる1960年代や70年代のクラシックなアルバムはもちろん、近年高い評価を受けている作品まで広義の意味での「アンビエントミュージック」の名盤を紹介しています。
初心者の方も、すでにアンビエントミュージックの奥深い魅力にとりつかれているという方もぜひチェックしてみてください!
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【2025】美しきアンビエントの世界。一度は聴きたいおすすめの名盤まとめ(1〜10)
Music For 18 MusiciansSteve Reich

アメリカのミュージシャン、スティーブライヒの臨場感のある音楽が聴ける1枚。
音のチョイスがどれも素晴らしく、長いリフレインであっても聴き飽きることなく楽しめます。
こちらも1時間ごえの超大作で、このアルバムを再現したライブバージョンも絶品です。
Alien ObserverGrouper

グループアーは、アメリカ出身のミュージシャン、リズ・ハリスさんによるソロプロジェクトです。
アンビエントやドリーム・ポップの要素を織り交ぜた独特な音楽性で知られ、2005年からリリースを重ねてきました。
2011年4月にリリースされた『A I A: Alien Observer』は、2部作『A I A』シリーズの後編にあたるアルバムです。
エコーとリバーブを多用した幻想的なサウンドと、ハリスさんの神秘的なボーカルが特徴的な一枚で、ドリーミーな雰囲気が魅力的です。
音楽メディアPitchforkの「50 Best Ambient Albums of All Time」にもランクインするなど、高い評価を受けています。
夜のドライブや静かな時間に聴きたい、心地良い浮遊感のある音楽をお探しの方にぜひおすすめしたい作品です。
LearPauline Oliveros, Stuart Dempster, Panaiotis

この作品の聴き方を提示してくれているような『Deep Listening』というタイトルから素晴らしい作品。
アンビエントミュージックと親和性の高いドローンミュージックを用いた楽曲が心地よく、まさしく深さを感じます。
瞑想やヨガ、そのような一点集中の際のBGMにいかがでしょうか。
【2025】美しきアンビエントの世界。一度は聴きたいおすすめの名盤まとめ(11〜20)
Requiem for Dying Mothers, Pt. 1Stars of the Lid

スターズ・オブ・ザ・リッド、アメリカのアンビエントデュオのアルバムです。
まさに色とりどりのアンビエントを聴かせてくれるこの2時間。
なかなかのボリュームではありますが、この中からおきにい入りを見つけてください、例えばインスタレーションやコンテンポラリーアートなどでも映える最高のアンビエントが見つかると思いますよ。
Reflections in SuspensionSteve Roach

アメリカ出身のアンビエント音楽の巨匠、スティーブ・ローチさんが1984年にリリースした『Structures from Silence』。
広大な砂漠のような静寂と、そこから立ち上る繊細な音の世界を描き出した本作は、リリースから40年近く経った今も色褪せることなく輝き続けています。
3曲で構成された本作は、時間を忘れさせるような浮遊感溢れるサウンドスケープが特徴的。
瞑想的な雰囲気を醸し出す本作は、リラックスしたい時や内省的な時間を過ごしたい時にぴったり。
アンビエント音楽に興味がある方はもちろん、日々の喧騒から離れて心を整えたい方にもおすすめの一枚です。
Daughter of DarknessNatural Snow Buildings

フランスの音楽デュオ、ナチュラル・スノウ・ビルディングスによる『Daughter of Darkness』は、2009年にリリースされた大作です。
メディ・アメジアンさんとソランジュ・グラルテさんによる本作は、もともと5本のカセットテープからなるボックスセットとして発表されました。
2013年には6枚組CDと8枚組LPとしても再発売されています。
サイケデリック・フォークやドローン、アンビエントの要素を融合させた実験的な音楽性が特徴で、長尺の楽曲が多く収められています。
神秘的で儀式的な雰囲気を醸し出す本作は、没入感のある音楽体験を提供してくれますよ。
深遠な音世界に浸りたい方にぜひオススメです。
An empty bliss beyond this WorldThe Caretaker

イギリスのアンビエント・ミュージシャン、ザ・ケアテイカーこと、ジェームズ・レイランド・カービーさんが2011年6月にリリースしたアルバム『An Empty Bliss Beyond This World』。
1920年代の古いレコードをサンプリングし、ノイズを重ねた独特のサウンドが特徴的です。
過去の作品『Persistent Repetition of Phrases』から一転、より繊細で不安を呼び起こすトーンに仕上げられており、Metacriticでは82/100点という高評価を獲得。
記憶や時間の感覚を探求する楽曲群は、ノスタルジックでありながら現代的な感覚とのミスマッチを感じさせます。
暗く、不安を煽るような雰囲気の中に美しさを見出す、独特な音楽体験を求める方におすすめの一枚です。