【2025】美しきアンビエントの世界。一度は聴きたいおすすめの名盤まとめ
皆さんは「アンビエントミュージック」と言われてどのような音楽をイメージされますでしょうか。
日本では環境音楽、とも呼ばれるアンビエントミュージックは派生ジャンルも多くさまざまなアーティストやバンドに影響を与えているジャンルですが、その実態は浮遊するサウンドそのもののように掴みづらいですよね。
こちらの記事では、アンビエントミュージックが生まれたとされる1960年代や70年代のクラシックなアルバムはもちろん、近年高い評価を受けている作品まで広義の意味での「アンビエントミュージック」の名盤を紹介しています。
初心者の方も、すでにアンビエントミュージックの奥深い魅力にとりつかれているという方もぜひチェックしてみてください!
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【2025】美しきアンビエントの世界。一度は聴きたいおすすめの名盤まとめ(21〜30)
On The Other OceanDavid Behrman

デイヴィッド・バーマンさんは、アメリカの作曲家で、コンピュータ音楽のパイオニアとして知られています。
1978年にリリースされたアルバム『On The Other Ocean』は、電子音楽とアコースティック楽器を組み合わせた革新的な作品です。
2つのトラックから成るこのアルバムは、シンセサイザーとコンピュータを用いた即興演奏を中心に展開され、ニューメディア・アートの先駆けとして高く評価されています。
Pitchforkの「50 Best Ambient Albums of All Time」にもランクインするなど、その影響力は音楽界だけでなく、振付作品にも及んでいます。
電子音楽と即興演奏の融合に興味がある方にぜひおすすめしたい一枚です。
MigrationBonobo

ノイズすら美しい、ボノボの作品『Migration』。
彼の音楽は温度感さえ感じてしまうような臨場感があります。
アンビエント音楽の良いところは、目を閉じて聴いていると風景が思い浮かぶところです。
まさにこのアルバムはそんな楽しみ方も大いにできる作品ではないでしょうか。
【2025】美しきアンビエントの世界。一度は聴きたいおすすめの名盤まとめ(31〜40)
Evening StarFripp & Eno

ブライアン・イーノさんとロバート・フリップさんによる『Evening Star』は、アンビエント・ミュージックの金字塔的存在です。
イギリス出身の2人が1975年にリリースしたこのアルバムは、フリップさんのギター・ループとイーノさんのシンセサイザーが織りなす、美しく幻想的なサウンドスケープが特徴。
前作『No Pussyfooting』の路線をさらに深化させた本作は、瞑想的な雰囲気と実験的な音響が見事に融合しています。
静寂と金属的なドローンが交錯する独特の世界観は、現代のアンビエント・シーンにも大きな影響を与えました。
音楽を「聴く」というより「体験する」ような感覚を味わえる一枚です。
Feedback ZweiKeith Fullerton Whitman

アメリカ出身のキース・フラートン・ホイットマンさんは、エレクトロニカやアンビエントを軸に多彩な音楽性を披露する電子音楽家。
2002年にリリースされた『Playthroughs』は、ギターとデジタル処理を駆使した独自のアプローチで制作された名盤です。
Max/MSPを用いた緻密なプログラミングと18時間にも及ぶ即興録音から厳選された5曲は、浮遊感溢れる美しいサウンドスケープを織り成します。
Pitchforkで9.7点を獲得し、アンビエント音楽の金字塔として今なお高い評価を受けています。
ゆったりとした心地よさと繊細な音の変化を楽しみたい方にオススメの一枚ですよ。
Zones Without PeopleOneohtrix Point Never

ニューヨークのエレクトロミュージシャン、ワンオートリックス・ポイント・ネヴァー。
彼の見事なアンサンブルのアルバムがこちら『Zones Without People』。
電子楽器で作れる音色は無限大で、その可能性を大いに引き出した作品です。
シンセサイザー好きにはたまらない音色の連続です。
Pacific TempleHiguma

アメリカのサンフランシスコを拠点に活動するヒグマは、エヴァン・カミニティさんとリサ・マッギーさんによるユニットです。
彼らの2作目となる『Pacific Fog Dreams』は、2011年3月にRoot Strataからリリースされた、限定500枚のアナログ盤。
サイケデリックな要素も含んだ全7曲は、深いリバーブとエコーが印象的な夢幻的なサウンドスケープを織り成しています。
ゆっくりと積み重なる音の層が、リスナーを瞑想的な状態へと導く本作は、持続的な音色やフィードバック、ループ、ノイズなどの要素を組み合わせるドローンサウンドという音楽ジャンルです。
アンビエントからドローンサウンドへ……よりディープな音楽を知りたい方は、ぜひ本作をチェックしてみてください。
Libra SunriseIasos

イアソスさんは、ギリシャ生まれで後にアメリカで活躍したニューエイジ音楽の先駆者です。
1975年にリリースされた『Inter-Dimensional Music』は、彼のデビューアルバムにして、ニューエイジ音楽の礎を築いた作品と言えるでしょう。
エレクトリック・ギターやシンセサイザーを駆使し、宇宙的なドローンやエーテリックなサウンドスケープを創り出しています。
霊的指導者との交流から生まれたという音楽は、聴く人を深いリラクゼーションへと導きます。
瞑想やヨガのお供に、あるいは静かな夜のひと時に、心の旅路を歩みたい方にぜひおすすめしたい一枚です。