長文の早口言葉まとめ。アナウンスやナレーションの練習にもオススメ。
滑舌やスムーズな発声が試される早口言葉の中でも、長文のものに注目して紹介します。
前後の言葉とのつながりや文章のリズムによって、長文だからこその読みにくさが加わっている印象ですね。
読みにくい文章に何度もチャレンジしていくことで、滑舌も徐々に良くなり、言葉の聞き取りやすさや日常のスムーズな会話にもつながっていきます。
ニュースを読み上げるアナウンサーのように、聞き取りやすいはっきりとした発音を意識しするのがポイントですね。
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もくじ
- 長文の早口言葉まとめ。アナウンスやナレーションの練習にもオススメ。
- この竹垣に竹立てかけたのは 竹立てかけたかったから 竹立てかけたのです
- 新設診察室視察 瀕死の死者 生産者の申請書審査 行政観察査察使 親切な先生 在社必死の失踪
- 天の宮のお宮の前の飴屋に あんまと尼が雨やどり 雨やむまであんまももうとあんま申す あんま尼もみ尼あんまもむ あんまうまいか尼うまいかあんまも尼もみなうまい あんまもおもみやれ尼もおもみやれ雨やどり
- 可逆反応の逆不可逆反応 不可逆反応の逆可逆反応 可逆反応も不可逆反応も化学反応
- 美術室技術室手術室 美術準備室技術準備室手術準備室 美術助手技術助手手術助手
- 闇の中 謡曲熊野 雪の夜景 八日の夜の夜回り 夜通しよろよろ
- ブタがブタをぶったらぶたれた ブタがぶったブタをぶったのでぶったブタとぶたれたブタがぶったおれた
- 桜咲く桜の山の桜花 咲く桜あり 散る桜あり
- 歌唄いが来て歌唄えと言うが、歌唄いくらい歌うまければ歌唄うが、歌唄いくらい歌うまくないので歌唄わぬ
- ママ豆豆とママに豆もらい 豆豆まみれ ママママともがく
- 客が柿食や飛脚が柿食う 飛脚が柿食や客も柿食う 客も飛脚もよく柿食う客飛脚
- ラバかロバかロバかラバか分からないので ラバとロバを比べたらロバかラバか分からなかった
- 向こうの赤壁に 赤蛙がかき上がって 三かき上がる
- 家の行灯丸行灯 隣の行灯丸行灯 向こうの行灯丸行灯 三つ合わせて三丸丸行灯
- 猪汁猪鍋猪丼猪シチュー 以上猪食審査員試食済み 新案猪食七種中の四種
長文の早口言葉まとめ。アナウンスやナレーションの練習にもオススメ。
客が柿食や飛脚が柿食う 飛脚が柿食や客も柿食う 客も飛脚もよく柿食う客飛脚

客と飛脚が順番に柿を食べようとする姿を表現した早口言葉、客と飛脚の発音の近さも難しいポイントですね。
カ行の適切な発音が鍛えられる早口言葉で、舌の動かし方や破裂音をしっかりと出すことがスムーズで聞き取りやすい発音につながりますよ。
舌の奥を上に当て、その状態から破裂させるように空気を抜く動きなので、連続した発音の場合は細かい舌の動きや息の抜き方が重要です。
またカ行の中でも息の抜き方が特に難しい「キ」が多く使われているので、繰り返して発音することで滑舌にかかわる舌やのどの筋肉も鍛えられそうですね。
ラバかロバかロバかラバか分からないので ラバとロバを比べたらロバかラバか分からなかった

長文すぎて見ただけで読むのをあきらめてしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、この早口言葉は文章の意味を理解してしまえば、それほど難しくはありません!
見た目ではラバかロバか分からないので、比べてみたけれど結局分からなかったという内容。
この意味を分かった上で、声に出してみると意外とすんなりと読めてしまうかもしれませんね!
ただ、ラバとロバの順番が変わったりするトリックもありますので、それをクリアしたうえで、リズミカルに読んでみましょう!
向こうの赤壁に 赤蛙がかき上がって 三かき上がる

長文早口言葉の中でも、初心者向けのこちら。
まずは、フレーズごとに区切って覚えたら、一気に読んでしまいましょう!
「赤壁」や「赤蛙」が読みにくいかもしれませんが、滑舌の練習にもなりますので、ぜひチャレンジしてみてください。
また、赤蛙が壁をはい上がっている様子をイメージしてみるのもGOOD!
1回ではなく、3回、5回、7回、10回など、レベルアップしていき、つかえずに言えるようになるまで練習してみてもいいでしょう。
家の行灯丸行灯 隣の行灯丸行灯 向こうの行灯丸行灯 三つ合わせて三丸丸行灯

行灯という聞きなれない言葉が出てくるので、最初は難しいと思われがちですが、この早口言葉は一定のリズムが心地よく、ラップのように覚えやすいのが魅力です。
行灯は江戸時代から伝わる照明器具の一つで、時代劇などで登場することもあり、知っているという方もいらっしゃるでしょう。
この早口言葉は度々行灯が登場するので、その情景を頭にイメージしながら声に出すと、読みやすくなるのではないでしょうか。
長めの文章ですが、ぜひチャレンジしてみてくださいね!
猪汁猪鍋猪丼猪シチュー 以上猪食審査員試食済み 新案猪食七種中の四種

サ行の言葉を集めた早口言葉です。
早口言葉は滑舌が重要になってきますが、これは滑舌というよりはテンポを意識してチャレンジしてみることをオススメします!
終盤になるにしたがって読みにくくなりますので、何度も声に出してみましょう。
また、「し」から始まる単語が多いのも特徴的なので、単語やフレーズで区切って練習してみるのもいいですね。
外国人の方で日本語を勉強している方にもオススメですので、ぜひ参考になさってください!
おわりに
言葉のつながりや発音の異なるものの並びによってスムーズな発音が難しい、長文の早口言葉を紹介しました。
より難しい早口言葉に挑戦したいという人は、ここにあげたものに言いにくい言葉を組み合わせて、長い文章を組み立てるのがオススメですよ。
「か」行の発音や「さ」行の発音など、テーマによって発音が難しい理由も異なるので、口の形や舌の動きをチェックするようにゆっくりと発音して、そこから徐々にスピードを上げていきましょう。
スムーズな言葉の発音を幅広く身に着けることで、原稿をうまく読むことにもつながるのではないでしょうか。