熊本県出身のバンド・アーティスト・歌手
あなたは熊本県出身のアーティストってご存じですか?
九州というとどうしても福岡県が話題にあがることが多く、実際に福岡県は多くの人気アーティストを輩出しているんですが、熊本県も負けていません!
ここ数年、国民的な人気を集めているロックバンドやシンガーソングライター、大御所の演歌歌手など、老若男女問わずに高い人気と知名度を誇るアーティストがたくさん!
この記事では、そうした熊本県出身のアーティストを一挙に紹介していきますので、この機会にチェックしてみてくださいね!
熊本県出身のバンド・アーティスト・歌手(1〜20)
Diamonds渡辺敦子(PRINCESS PRINCESS)

PRINCESS PRINCESSのメンバーでベースの渡辺敦子さんは熊本県水俣市の出身。
バンドのリーダーでもある渡辺さんは、1983年に開催されたガールズバンドのオーディションに合格したことからメンバーになりました。
当初は赤坂小町というバンド名で活動をはじめ、1984年にはシングル『放課後授業』でデビュー。
もともとのパートはギターでしたが、この頃にベースに変わりました。
その後一度バンド名を改名しますが楽曲のリリースなどはしないまま、1986年に現在のPRINCESS PRINCESSに改名しミニアルバム『Kissで犯罪』でメジャーデビュー。
1996年にバンドが解散し2012年に再結成するまでは、ソロ活動や音楽系の専門学校でミュージシャンを目指す方々の育成に取り組まれていました。
MONKEY4ポチョムキン(餓鬼レンジャー)

ヒップホップユニット餓鬼レンジャーのMC兼DJのポチョムキンさんは、熊本県熊本市出身です。
POCYOMUKINやFREAKY随喜などさまざまな別名があり、2016年からはヒップホップアーティストのLIBROさんとのユニット、鶴亀サウンドでも活動しています。
1994年にポチョムキンさんとMCのYOSHIさんによって餓鬼レンジャーを結成し、1998年にインディーズでミニアルバム『リップ・サービス』をリリースしたことから、注目を集めました。
この後2001年にシングル『火ノ粉ヲ散ラス昇龍』でメジャーデビューを果たし、2016年には初めてオーストラリア公演を開催しました。
同じ年に発生した熊本地震の際にはチャリティーにも先頭を切って積極的におこないました。
Get Wild宇都宮隆(TM NETWORK)

シンセサイザーを使ったキラキラとしたダンスミュージックを主に手掛ける音楽ユニット、TM NETWORK。
そのメンバーでボーカルの宇都宮隆さんが熊本県の出身です。
1979年に後にTM NETWORKにも所属する3人がメンバー内にいたバンド、SPEEDWAYでデビュー。
SPEEDWAYが解散した翌年にTM NETWORKを結成し、シングル『金曜日のライオン (Take it to the Lucky)』とアルバム『RAINBOW RAINBOW』を同時リリースしデビューしました。
T.UTU名義で1992年からソロ活動を開始した後は、さまざまなユニットでも活動をしています。
よどみのないまっすぐな歌声が特徴的なシンガーです。
聖少女領域宝野アリカ(ALI PROJECT)

ダークな独特の世界観で聴く人を魅了するALI PROJECTのボーカル、宝野アリカさんは熊本県熊本市の出身です。
1985年にキーボードの片倉三起也さんとともに、当時は蟻プロジェクト名義で活動を始めました。
そして1988年にアルバム『幻想庭園』でインディーズデビューを果たします。
それから4年後の1992年に現在のALI PROJECT名義に改名し、シングル『恋せよ乙女〜Love story of ZIPANG〜』でメジャーデビューしました。
彼女の書く歌詞は神話や幻想など非現実的なところから発想を受け、文語や漢語を主に使った独特な表現が特徴的。
音楽活動以外には「少女貴族」という自身主催のロリータファッションブランドを立ち上げ、デザインやプロデュースをおこなっています。
東京の冬A夏目

熊本県出身のラッパー兼シンガーソングライターA夏目さんは、ヒップホップをベースに様々なジャンルを取り入れた独自の音楽性で注目を集めています。
2020年にテレビ番組でのパフォーマンスを機に知名度を高め、2022年にアルバム『Carry Case』、2023年にはEP『Winter Candle』をリリース。
2024年4月にはビクターエンタテインメントから待望のメジャー1stアルバム『Gum』の発売を控えています。
親子の絆や自己肯定感など等身大のメッセージを込めた楽曲は多くの若者から共感を得ており、音楽だけでなくアートワークの制作も手掛けるなど、マルチな才能を発揮。
優しく繊細な歌声と日常を切り取ったリリック、チルアウトなサウンドが心地よく響く作品は、穏やかな時間を過ごしたい方におすすめです。