運動会をテーマにした絵本。運動会の前にみんなで読もう!
保育園や幼稚園に入園してから迎える初めての運動会。
「運動会ってなにをするの?」という疑問を抱く子供たちも多いのではないでしょうか。
そこで今回は運動会の前に子供たちにぜひ読んでほしい、オススメの絵本を紹介します。
運動会がどんな行事なのか子供たちにイメージが伝わりやすいものから、ユニークな競技が登場するもの、一生懸命な主人公に思わず共感したくなるものまで、運動会にちなんだ内容の絵本をたくさん集めました。
子供たちに合った一冊を見つけてぜひ一緒に読んでみてくださいね。
きっと子供たちの運動会への期待がふくらんでやる気がアップするはず!
さまざまな視点から運動会を楽しめるといいですね。
もくじ
運動会をテーマにした絵本。運動会の前にみんなで読もう!
はしれ、ゴールの むこうまで!
小学校1年生の心の葛藤や、行事を通して得られる学びや喜びを教えてくれる、『いちねんせいの1年間』シリーズの中の1冊。
走ることが苦手ではじめての運動会に不安をおぼえている主人公の少年に、エネルギッシュな校長先生がゴールを走り抜ける爽快感を伝えてくれます。
大勢の保護者の前で走ることに抵抗を感じる子供たちは、決して少なくないはず。
読み聞かせることで「ゴールまで走り切ったらきっと気持ちいいよ!やってみよう!」と伝えられれば、子供たちの不安も少しは和らぐのではないでしょうか?
むしたちのうんどうかい
虫たちが、それぞれの特性をいかして活躍する運動会の様子を描いた『むしたちのうんどうかい』。
ダンゴムシが玉入れの玉になったり、チョウチョウやハチが休み時間に好きなお花や樹液を吸いにいったり、絵本の世界でありながら、実際の虫の生態も学べます。
さらに、虫たちの名前や性質を説明した折り込みの小さな冊子付き!
虫が好きな子がはまるのはもちろん、虫が嫌いな子でも少しずつ興味が湧いてくるような、ユーモラスな作品です。
10ぴきのかえるのうんどうかい
かえるたちが、季節ごとの行事で起こるさまざまなハプニングを協力しながら乗り越える様子を描いた『10ぴきのかえるシリーズ』の中の1冊。
運動会中に起きた竜巻によって、吹き飛ばされてしまった沼一番の年寄りがえるを、10ぴきのかえるたちが探しに行きます。
大きな石を大玉転がしのように転がしたり、細い丸太橋を渡ったりしながら探しに行く様子は、まるで運動会そのもの!
ハラハラドキドキしながらも、最後は無事に見つかり、運動会が再開されます。
うんどうかいがはじまった
くりのきえんに通う動物たちの日常や、行事に取り組む姿を描いたシリーズ『くりのきえんのおともだち』の中の1冊。
キツネのこんだつねきちが、自分のチームが勝てるよう勝手な振る舞いをして、まわりの動物たちを困らせる様子が描かれています。
運動会を楽しむためには、決められたルールを守ることも必要。
勝つために一生懸命競技に取り組むことと合わせて、ルールを意識したりお友達と協力したりすることの大切さを、動物たちの様子を通して教えてくれる作品です。
こぶたのブルトン あきは うんどうかい
こぶたのブルトンが季節ごとの行事を楽しむ、『こぶたのブルトン』シリーズの中の1冊。
玉入れから始まる、動物たちの楽しい運動会の様子を描いた作品です。
とぼけたキャラクターのブルトンと、ダルマのタカサキさんの絶妙な掛け合いが、多くの子供たちや保護者の方の心をとらえています。
「ドタバタ劇がおもしろい」「子供たちが好きなおならネタも盛り込まれていて、読み聞かせると笑いが止まらない」といった感想が寄せられている、読めば必ず運動会を楽しいものと思えるような、にぎやかな絵本です!
ねずみくんのうんどうかい
「運動会は競争、でも仲良く楽しむことが一番大切だよ!」と教えてくれる、ロングセラーシリーズ『ねずみくんの絵本』の中の1冊。
有名な『うさぎとかめ』の孫世代の対決を描いた、おもしろいコンセプトの作品です。
「勝てないよ」と困っているかめからの相談を受け、ねずみくんとねみちゃんはリレー方式を提案。
ダチョウやチーター、さらにはスプリングボックやロップイヤーなどの珍しい動物たちが集結し、にぎやかなレースが繰り広げられます。
『うさぎとかめ』と読み比べるのもいいかもしれませんね。