RAG Music
素敵な音楽
search

【動画あり】演奏しよう!バンドを構成する楽器まとめ

「さあ、これからバンドをやっていこう!」という時、最初に決めるのが各メンバーのパートですよね。

誰が歌って誰が演奏して……楽しくも悩ましい時間です。

今回この記事では、実在するバンドの構成に取り入れられているさまざま楽器たちをご紹介していきます。

ど定番からあまり聞いたことのない珍しいものまで、けっこう幅広くそろっていると思います!

とくに「ちょっと変わったバンドを結成して目を引きたい」と考えている方の参考になるかもしれません。

【動画あり】演奏しよう!バンドを構成する楽器まとめ(11〜20)

フルート

【千本桜】フルートガールズバンドで演奏してみた
フルート

横に構えて吹くその姿がとても優雅な管楽器、フルートです。

吹奏楽やオーケストラの演奏でよく見かける楽器ですね。

同じ管楽器でもトランペットなどとは違った、温かみとやわらかさが感じられる音色が特徴。

「バンドを構成する楽器」というイメージはないかもしれませんが、速いメロディーにも対応できる発音のフレキシブルさを持っているので、キーボード・シンセのようなウワモノをこなせます。

また、ボーカルパートをフルートで担当するのもけっこうありですよ。

ボコーダー

The Vocoders 『Dancing Queen』
ボコーダー

いろいろな見方があるので一概にはくくれないんですが、めちゃくちゃ簡単に説明すると「ロボットボイスを出せる楽器」がボコーダーです。

規則的にゆがんだ歌声のような音を出せるこの楽器、演奏方法がなんと「実際に歌う」というやり方。

マイクで集音した歌声を一度シンセサイザーに取り込んで、音質を変化させてロボットボイスみたいにしているんですが、でも「歌声」とは違うんです。

そのボコーダーにしか出せない音が、聴いていてクセになっちゃうんですよね。

ロックバンドPOLYSICSがよく使っています。

マンドリン

BUMP OF CHICKEN『車輪の唄』
マンドリン

ブルーグラスやカントリーなどの音楽ジャンルで使用されることが多いマンドリン。

17世紀のイタリアでリュートから派生した楽器であり、ヨーロッパを中心に演奏されていました。

ルックスや音色からも華やかさや気品が感じられますね。

ギターと同じく持続音が出せないのが特徴で、トレモロやアルペジオなどの奏法が使用されることが多い楽器です。

豊かな自然風景をイメージさせる爽やかなメロディーが印象的で、アメリカではフィドルやバンジョーとともに使用されています。

温かみのある弦楽器の音色がバンドサウンドに彩りを与えるでしょう。

三味線

Wagakki Band – 千本桜 (Senbonzakura) / Manatsu​ no Dai Shinnenkai 2020 Yokohama Arena [ENG SUB CC]
三味線

戦国時代に琉球から伝来したと言われる、和楽器としては比較的新しいものに分類される弦楽器。

一般的には津軽三味線として認識されている場合が多く、現在でも沖縄県をイメージさせる三線の温かい音色とはまた違った鋭いサウンドがバンドにおいても確かなインパクトを生み出します。

近年では和楽器バンドにおいて蜷川べにさんが三味線とロックを融合させたセンセーショナルなプレイを披露していることからもポピュラーになりつつありますよね。

スピード感のある旋律と和楽器ならではのトラディショナルなサウンドがテンションを上げてくれる、日本ならではのパートです。

ウクレレ

「うしろゆびさされ組」カバー(by waffles) ウクレレバンドスタイル
ウクレレ

ポルトガルから伝わった楽器がハワイで独自の進化を遂げた4本弦の楽器。

日本ではハワイアンのイメージが強く、そのオーガニックかつやわらかい音色からバンドにおけるアンサンブルが想像できない方も多いかもしれませんね。

しかし実は、カナダ出身のウクレレ奏者であるジェームス・ヒルさんをはじめ、ギターのようにエフェクターを使ってロック、ポップス、ジャズ、ヒップホップにいたるまでさまざまなジャンルに対応できる可能性を持っています。

また、ギターなどよりコードも簡単なため、楽器初心者にも手が出しやすいパートです。

トロンボーン

SAKEROCK / SAYONARA 【Music Video】
トロンボーン

金管楽器のなかでも古い歴史があり、15世紀ごろにトランペットから派生したものと考えられている楽器。

スライドを動かすことで管の長さを変化させて音の高さを変える奏法で知られています。

クラシック音楽では全体の音を支えるハーモニーの役割からメロディーまで活躍しており、オーケストラサウンドに欠かせない楽器の一つです。

ジャズにおけるビッグバンドやポップスでも独特な音色で彩りを与えていますね。

ギターにおけるフレットの目印がないので、奏者のテクニックが問われる楽器ともいえるでしょう。

おわりに

バンド構成といえばギター、ベース、ドラムがポピュラーですが「絶対にその3つを使わなければならない」なんてルールはありません。

ギター・ベース、ドラムがいないバンドは、探すとけっこうあるんです。

そんな感じに、常識にとらわれず自分の音楽が表現できる構成を考えてみてくださいね!