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【ビゼーのピアノ曲】カルメンを生んだ作曲家が手掛けた珠玉の名曲たち

世界で最も人気のあるオペラであり、オペラ史における最高傑作とも称される『カルメン』の作曲者、ジョルジュ・ビゼー。

華麗で独創的な作曲家と高く評価されながらも、36歳の若さで早すぎる死を遂げた彼は、短い生涯のなかで30を超えるオペラ作品や、多くの管弦楽曲、ピアノ曲、合唱曲、歌曲などを遺したとされています。

今回は、そんなビゼーの作品のなかではマイナーながらも、一度耳にすれば忘れられない美しさをもつピアノ曲をピックアップ!

さらに、ビゼーの代表作をモチーフに作られた他の作曲家によるピアノ作品もあわせてご紹介します。

【ビゼーのピアノ曲】カルメンを生んだ作曲家が手掛けた珠玉の名曲たち(11〜20)

アルルの女 第2組曲 第3曲「メヌエット」Georges Bizet

ビゼー 「アルルの女」より メヌエット  ピアニスト 近藤由貴/ Bizet L’Arlésienne Suite No.2 Menuet, Yuki Kondo
アルルの女 第2組曲 第3曲「メヌエット」Georges Bizet

ピアノ曲の中でも名旋律ぞろいのジョルジュ・ビゼーの作品。

『アルルの女』の劇付随音楽から選ばれた第2組曲に収録されている『メヌエット』は、優雅で軽快な曲調が魅力的な楽曲です。

もともとビゼーが別の作品から転用した曲ですが、豊かな旋律と絶妙な編曲によって、誰もが一度は聴いたことのある名曲となりました。

アレンジによってはピアノを習い始めたばかりの方でもトライしやすい難易度なので、ぜひ弾いてみてください。

情熱的なカルメンとはまた違った、ビゼーの繊細で上品な一面を感じられる1曲です。

おわりに

ジョルジュ・ビゼーのピアノ曲や、他の作曲家によるビゼーの代表作『カルメン』『アルルの女』をモチーフとしたピアノのための作品をご紹介しました。

おなじみのメロディも、ピアノの音色で聴くと新鮮な気持ちになりますよね。

ビゼーのピアノ曲が注目される機会は多くありませんが、どれも叙情的で美しいメロディが魅力的!

ビゼーが作り出す魅惑的な音楽の世界を、ピアノ演奏で楽しんでみてはいかがでしょうか?