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ビートサンプリング・ブレイクビーツの名曲

ビートサンプリング・ブレイクビーツの名曲
最終更新:

ブレイクビーツの進化を辿る音楽の旅へ出発します。

1970年代、アメリカのクール&ザ・ギャングさんやスカル・スナップスさんが生み出した魂のリズムは、イギリスのケミカル・ブラザーズやファットボーイ・スリムさんによって革新的な電子サウンドへと姿を変えました。

心躍るグルーヴが織りなす曲の数々は、ダンスフロアを揺るがす興奮と感動を今なお届け続けています。

あなたもその鼓動に身を委ねてみませんか?

ビートサンプリング・ブレイクビーツの名曲(1〜20)

N.T.Kool and The Gang

ブレイクビーツのルーツとも言える、1970年代初頭のクール&ザ・ギャングのファンクナンバー。

ブレイクビーツというと切り刻まれたヒップホップのビートやレイヴィーなイギリスのエレクトロニックダンスミュージックを思い浮かべる人も多いかもしれません。

ですが、初期のブレイクビーツとはブラックミュージック、とくにこのようなソウルナンバーが由来しています。

後にワンバースをループさせてラップをのせたものがヒップホップのルーツとして成り立ちます。

It’s a New DaySkull Snaps

こちらのナンバーも後にドラムビーツが大量にサンプリングされる、スカル・スナップスの1970年初頭のファンククラシックです。

ヒップホップシーンでは今となっては伝説のドラムサンプルで、後の定番ブレイクビーツとなります。

スカル・スナップスは1960年代から1970年代前半まで活躍した謎のファンクグループとして知られており、メンバーの身元がわからず、いまでもミステリアスなベールに包まれているグループです。

ElektrobankThe Chemical Brothers

ビッグビートというとピンとくる人も多いと思います。

日本では2000年代後期にデジタルロックなんて呼び方がされましたが、記憶にある人もいるのではないでしょうか?

ケミカル・ブラザーズは日本でもとても人気がありましたね。

今でも人気があり、新しいリリースが盛んな、トム・ローランズとエドワード・シモンズによる2人組のユニットです。

イギリスのレイヴカルチャーを含みつつ、当時そのサウンドをモダンにアップデートした1997年にリリースされた曲です。

Block Rockin’ BeatsThe Chemical Brothers

The Chemical Brothers – Block Rockin’ Beats (Official Music Video)
Block Rockin' BeatsThe Chemical Brothers

90年代の音楽は世界的に見ても陰鬱な雰囲気の曲がとても人気でした。

グランジロックや、Gファンクなどなんとなく暗い印象のジャンルがよく流行していたように感じます。

こちらはイギリスのテクノミュージックユニット、マイ・ケミカル・ブラザーズの『Block Rockin’ Beats』という1曲です。

激しいブレイクビートにエートーナルなベースラインと、たくさんのノイズが入りまじったカオスな1曲です。

この手の音楽が流行していた当時、彼らはその頂点に君臨していました。

テクノが好きなら外せない1曲です。

That Elvis TrackSol Brothers

フリースタイラーズのメンバー、アンドリュー・ガレア、アストン・ハーベイからなる2人組の変名プロジェクトによるダンスヒット。

ウルトラマグネティック・MCsの『Poppa Large』を大胆にもサンプリングした、大ネタブレイクスです。

これぞブレイクビーツというようなファンキーさが印象的で、ダンスバトルなどでも重宝されるであろう1曲です。

彼らはたくさんの名義を使い分けており、作風に合わせさまざまな作品を生み出してきました。

IlluminatiFatboy Slim

Fatboy Slim – Illuminati (Official Audio)
IlluminatiFatboy Slim

イギリスのビッグビートシーンの重要人物ノーマン・クックのソロプロジェクト、ファットボーイ・スリム。

これまでにグラミー賞なども受賞しているので、よくご存じの人も多いかと思います。

この曲のように、もちろんブレイクビーツを使用したヒットソングも多い彼なのですが、ダンスポップスのシーンにも大きな影響を与えており、現在でも巨大な野外フェスティバルに出演しており斬新なDJセットを披露し毎年賑わいを見せています。

そして、多くの若者からも支持されるベテラン。