ブレイクビーツの名曲~ルーツから近年の人気曲まで【2025】
1980年代のニューヨークで生まれたブレイクビーツは、ドラムソロのブレイク部分をサンプリングしたことから始まった革新的な音楽制作における手法、ジャンルです。
当時のクラシックなファンクやジャズのレコードから切り取られたリズムパターンは、ヒップホップの基礎を築き、その後のエレクトロニック・ミュージックに多大な影響を与えました。
90年代にはドラムンベースやビッグビートなど、新たなジャンルを生み出すきっかけにもなりました。
今なお進化を続けるブレイクビーツシーンで、サンプリング元から歴史に残る名曲、そして最新のトレンドまで、音楽の革新性と魅力が詰まった楽曲の数々をご紹介します。
ブレイクビーツの名曲~ルーツから近年の人気曲まで【2025】(31〜40)
138 TrekDJ Zinc

イギリス出身のDJ、DJ Zincの名前で知られるベンジャミン・ペティット、1999年のブレイクスヒッツ。
彼はドラムンベース、ブレイクビーツ、そしてハウスミュージックのプロデューサーとしてキャリアにスポットが当てられますが、ZincのDJとしてのキャリア以前に、幅広いレーベルと協力し、海賊ラジオ、Impact FMやFormat FM、Eruption FMで長きに渡ってシーンに貢献しました。
そして当時、ロンドンで最も人気のあるアンダーグラウンドクラブのレジデントDJでした。
The ChampThe Mohawks

アラン・ホークショー、ハリー・パーマー、ヘスケス・グラハム、レ・ハードル、シドニー・ロジャースによる5人組のファンクバンド、モーホークス。
本作は1968年にリリースされ、この曲もまた、後にたくさんのサンプリングの「ネタ」として、ヒップホップの定番ブレイクビーツ、クラシックブレイクスとして知られていくことになります。
後世に影響を与えたファンク、ソウル、ジャズインストゥルメント。
ヒップホップホップだけではなくバトルブレイクとしても活躍しそうですね!
おわりに
ブレイクビーツは現代の音楽シーンを形作る重要な要素となっています。
サンプリングを通じて生まれる名曲の数々は、洋楽の歴史に新たな輝きを与え続けています。
音楽の可能性を無限に広げるブレイクビーツの魅力は、これからも進化を続け、より多くの人々の心を揺さぶることでしょう。
今回の記事で興味を持たれた方は、サンプリング元の原曲を調べてみるのもおもしろいですよ!