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ブレイクビーツの名曲~ルーツから近年の人気曲まで【2026】

1980年代のニューヨークで生まれたブレイクビーツは、ドラムソロのブレイク部分をサンプリングしたことから始まった革新的な音楽制作における手法、ジャンルです。

当時のクラシックなファンクやジャズのレコードから切り取られたリズムパターンは、ヒップホップの基礎を築き、その後のエレクトロニック・ミュージックに多大な影響を与えました。

90年代にはドラムンベースやビッグビートなど、新たなジャンルを生み出すきっかけにもなりました。

今なお進化を続けるブレイクビーツシーンで、サンプリング元から歴史に残る名曲、そして最新のトレンドまで、音楽の革新性と魅力が詰まった楽曲の数々をご紹介します。

ブレイクビーツの名曲~ルーツから近年の人気曲まで【2026】(11〜20)

Sing a Simple SongSly & The Family Stone

Sly & The Family Stone – Sing a Simple Song (Official Audio)
Sing a Simple SongSly & The Family Stone

クラシックソウルの名盤。

スライ&ザ・ファミリーストーン、後に有名なドラムブレイクスとなるこの曲は、ファンクやレアグルーヴに分類されます。

どこかで聴いたことがある人も多いのではないのでしょうか?

アメリカのファンクやポップス、ソウルはもちろんR&B、そしてヒップホップ。

さまざまな音楽に影響を与え発展を担いました。

よく言われるのが、彼らの音楽が誕生する以前の音楽か?

それ以降の音楽か?

そのようにひとつのターニングポイントとして語られています。

It’s Just BegunThe Jimmy Castor Bunch

The Jimmy Castor Bunch – It’s Just Begun (Audio)
It's Just BegunThe Jimmy Castor Bunch

ヒップホップ黎明期のB-boyアンセムといえばこの作品!

アメリカのファンク・グループ、ザ・ジミー・キャスター・バンチによる、1972年発売のアルバム『It’s Just Begun』に収められた、まさにフロアを揺るがす一曲です。

これから何かが始まるぞ、という高揚感を煽る重厚なホーンと、思わず体が動き出す強力なグルーヴが、当時のブロックパーティーを熱狂させたのだそうです。

本作の持つ圧倒的なエネルギーは、Ice-Tをはじめ数多くのアーティストにサンプリングされ、新たな音楽を生み出す源泉となりました。

気分を上げていきたい時や、何か新しいことを始める瞬間に聴けば、最高のスタートが切れるはずです。

ぜひこのファンキーなサウンドに身を任せてみてくださいね!

The Funk Hits the Fan (feat. Eddie Bo)Plump DJs

ニューオーリンズのR&Bシーンで50年代から60年代にかけて活躍したエディー・ボーの名盤『If It’s Good to You, It’s Good for You』をマルっとサンプリングしたブレイクビーツの名曲、シーン黎明期から支えたユニット、アンディー・ガードナー、リー・ラス、イギリスのプランプ・DJsによるシーンの先駆けとなった1曲。

彼らの作風は多彩でアルバムごとに違うコンセプトを楽しむことができます。

King of the BeatsMantronix

ドラムこそが主役だと高らかに宣言する、ニューヨーク出身のグループ、マントロニクスによる衝撃的な一曲!

プロデューサーのクルティス・マントロニクさんが創り出す複雑で力強いリズムは、まさに「ビートの王様」そのもの。

この楽曲は1988年に公開された名盤『In Full Effect』に収録され、歴史的なドラムブレイクをいち早く取り入れたことでも有名。

後の音楽シーンに絶大な影響を与え、200を超える楽曲で引用されているというのも納得ですよね。

ヒップホップの歴史を変えた、この強烈なビートの渦にあなたも飛び込んでみませんか?

Buzzin’Asian Dub Foundation

Asian Dub Foundation – Buzzin’ (OFFICIAL MUSIC VIDEO)
Buzzin'Asian Dub Foundation

ロンドンを拠点に活動するアジアン・ダブ・ファウンデーションによる、まさに音の革命といえる一曲です。

1998年4月に発売されたこのシングルは、ジャングルやダブ、ロックが激しくぶつかり合うサウンドの上で、社会への抵抗を叫ぶパワフルなラップが炸裂します。

抑圧された日常から抜け出そうとする強い意志が、聴く者の魂を揺さぶりますよね。

本作はUKシングルチャートで31位を記録し、マーキュリー賞にノミネートされた名盤『Rafi’s Revenge』にも収録。

現状を打破したい時や、内なるエネルギーを爆発させたい時に聴けば、気分が高揚すること間違いなし!

この圧倒的な音の渦に身を任せ、日々のモヤモヤを吹き飛ばしてみてはいかがでしょうか?

BaianáNia Archives

Nia Archives – Baianá (Official Video)
BaianáNia Archives

ブラジルの情熱とUKのクールさが融合した、フロアを熱狂させるためのダンスチューンと言っても過言ではない一曲。

イギリス出身のプロデューサーであるニア・アーカイヴスさんが、ブラジルのグループBarbatuquesの楽曲をサンプリングし、自身のルーツであるジャングルサウンドで再構築しました。

本作はインストでありながら、理屈抜きで体を動かすポジティブなエネルギーに満ちています。

2022年9月に公開された本作は、EP『Sunrise Bang Ur Head Against Tha Wall』にも収録され、UKダンスチャートで首位を獲得したことからも、そのパワフルさがわかりますよね。

気分を最高潮にしたい時や、フェス気分で踊り明かしたい夜にピッタリです!

No Good (Start the Dance)The Prodigy

暗いジャングルの中をやみくもに走っているような気分になるのは、ザ・プロディジーの『No Good(Start The Dance)』という曲です。

この曲ではシンコペーションしたブレイクビートも取り入れており、楽曲にダイナミックな動きをつけています。

サイレンのように鳴るシンセサイザーのサウンドが生存本能に火を付けて、脳内にアドレナリンを生成します。

トレーニング中や、勉強中に使うとドーピング並みの効果が発揮できそうな1曲ですね!

ApacheIncredible Bongo Band

ヒップホップの「国歌」といえばこの曲!

アメリカのスタジオ・プロジェクト、インクレディブル・ボンゴ・バンドによる、まさに伝説的な一曲です。

本作は1973年発売のアルバム『Bongo Rock』に収録された作品で、一度聴けば耳から離れないギターリフと、ボンゴやコンガが炸裂するパーカッションが最高にクール!

インストゥルメンタルでありながら、聴く人の心を鷲掴みにするドラマがあります。

後にDJクール・ハークさんによって見出された強烈なブレイクは、数えきれないアーティストに影響を与えました。

2001年には自動車のCMにも起用されています。

気分を最高に高めたい時、このパワフルなグルーヴに身を任せてみませんか?

Think (About It)Lyn Collins

ジェームス・ブラウンさんに「女性の説教者」と呼ばれたアメリカ出身の歌手、リン・コリンズさんの楽曲です。

この曲で聴ける「Yeah! Woo!」という掛け声とドラム。

実はこれこそが、後のヒップホップやダンスミュージックの運命を変えた楽曲なのですね。

世界で最もサンプリングされた音源の一つと言われ、今もなお無数のヒット曲にその魂を吹き込んでいます。

この曲を聴けば「あの曲のカッコよさの秘密はこれだったのか」と、音楽の新たな扉が開くはず。

時代を超えて愛されるビートに、体を揺らしたくなること間違いなしですよ。

Straight Outta ComptonN.W.A

N.W.A. – Straight Outta Compton (Official Music Video)
Straight Outta ComptonN.W.A

社会への怒りとストリートの現実を叩きつける、アメリカのヒップホップグループN.W.Aの代表曲です。

ギャングスタ・ラップの先駆者である彼らが、出身地への誇りと権力への反骨心を、攻撃的で重厚なブレイクビーツに乗せています。

ファンクを大胆にサンプリングしたこの楽曲は、その革新的なサウンドで当時の音楽シーンに大きな衝撃を与えました。

本作は名盤『Straight Outta Compton』の表題曲で、2015年の伝記映画主題歌にもなり、リリースから26年を経て全米チャート入りする快挙を達成。

理不尽と戦う彼らの姿に、思わず魂を揺さぶられる方もいらっしゃるかもしれませんね。