ブレイクコアの名曲。おすすめの人気曲
電子音を用いたダンスミュージックにはさまざまなサブジャンルが存在していますが、いわゆるテクノミュージックの中でも1990年代初頭に登場した「ハードコアテクノ」の一つに分類される「ガバ」と呼ばれるジャンルから派生したと言われているのが、今回のテーマである「ブレイクコア」です。
サンプリングされた素材を原型を留めないほどに再構築する、高速のブレイクビーツを用いるといった基本的な特徴はありますが、アーティストによってそのスタイルは細分化されているというのが興味深いですね。
こちらの記事ではそんなブレイクコアの名曲を、クラシックな名曲から近年の注目曲まで幅広くご紹介しています。
初心者の方も、ぜひご覧ください!
ブレイクコアの名曲。おすすめの人気曲(31〜40)
Addicted to youAlec Empire

1990年から活動するドイツのミュージシャンで、Atari Teenage Riotの創設メンバーとしても知られている、Alec Empireによるトラック。
2001年にリリースされたアルバム「Intelligence and Sacrifice」に収録されています。
映画「The Matrix」からのサウンドをサンプリングしているトラックです。
Ellesse WarriorDJ Shitmat feat Devvo

ShitmatはGlastonburyやBestival、Boomtownなどのフェスティバルを含め世界各国でパフォーマンスを行い、The Prodigyと同じレーベルと契約を結んでいる、25年以上のキャリアを持つDJです。
このトラックはMC Devvoとのコラボレーションで、2005年にリリースされました。
OVEKEYASHIKIOVe-NaXx

1990年代にストリート・ミュージシャンとしてキャリアをスタートさせた、大阪を拠点に活動する日本のブレイクコア・ミュージシャンのOve-Naxx。
彼のサウンドは、デスメタルやラテンポップ、J-POPなどといったクロスオーバー・ミュージックとブレイクコアの融合を特徴としています。
Go (Blank Sea) (Xanopticon Remix)Zola Jesus

Zola Jesusの名で活動する、アメリカのシンガー・ソングライター兼プロデューサーのNicole Hummelによるトラック。
2014年にリリースされた4枚目のアルバム「Taiga」に収録されています。
このバージョンは、アメリカのブレイクコア&エレクトロニック・ミュージシャンのXanopticonによるリミックスです。
おわりに
一口にブレイクコアといっても細かいサブジャンルも存在しておりますし、性急なブレイクビーツやノイズといったオーソドックスな要素に限らず、他ジャンルをも飲み込んで時に破壊的で時に美しいブレイクコアは、実に深掘りしがいのあるジャンルと言えそうですね。
アーティストたちの個性あふれる強烈なビートの奥深さに、少しでも興味を持っていただけたのであれば幸いです!





