【転倒予防に効果的】高齢者にオススメ!椅子に座ったままおこなう体操や運動
高齢者の方が安全に楽しめる、転倒予防体操や運動をご紹介します!
運動不足が気になる方も、座ったままで無理なくできる体操なら安心ですよね。
体を動かす楽しさと、ほどよい運動の効果が一度に味わえる面白い体操の数々は、きっと毎日の生活に彩りを添えてくれますよ。
「今日はどんな体操をしようかな?」と、心がウキウキするような楽しいメニューをたくさんご用意しました。
まわりの方と一緒に笑顔で取り組める体操で、心も体も元気に過ごしましょう!
椅子に座って体操・転倒予防(1〜20)
梅雨の健康体操

6月は梅雨による、しとしとと降り続く雨で湿気が高くなりがちです。
床も水分を多く含みやすく、滑りやすい状態になっていることも。
そこで、6月にオススメな健康体操で転倒予防をしていきましょう。
椅子に座って、手首を前に出して動かしたり、膝に手を当てて、もも裏ストレッチなどのトレーニングをしていきします。
椅子に座りながら出来る体操なら、多くの高齢者の方が取り組みやすくなりますよ。
さらに座りながらゆっくりとできる体操なら、高齢者の方も楽しみながら体を動かせそうですね。
アルプス一万尺でスローエアロビック

年齢を重ね、体を動かすこともおっくうになる高齢者の方も多いようです。
椅子に座ってできる、スローエアロビックで体を動かしていきしょう。
スローエアロビックは名前のとおり、音楽に合わせてゆったりと体を動かしていきます。
あまり体を動かす機会がない高齢者の方の、心拍数を上げたり呼吸を促す効果もあるそうですよ。
アルプス一万尺のように、高齢者の方にもなじみがる方が多い曲でリズム体操をするのがオススメですよ。
音楽に合わせて体を動かすことで、「楽しい」という気持ちも高齢者の方から引き出してくれそうですね。
脊柱起立筋ストレッチ

脊柱起立筋は、首から腰にまである筋肉です。
人間の背中の中心部あたりを縦に細長く走っていますよ。
立位を保ったり、歩行の際に背中を真っすぐ保つために欠かせない、重要な筋肉です。
この筋肉が衰えると、姿勢が維持できなくなり猫背になったり腰痛の原因にもつながります。
脊柱起立筋ストレッチでは、座った体勢で手を頭の後ろに持っていき体を前にかがめたり、両手の指を組んで上に胸をそらす体操をしていきますよ。
これだけでかたくなった脊柱起立筋がほぐれますよ。
座ってできる全身運動

座ってできる体操は始めやすいですし、転倒の心配もないので安心して取り組んでいただけます。
こちらの体操はすわったまま全身運動ができるようになっていますので、ぜひ試してみてくださいね。
まずは深呼吸、そしてつぎに固まりがちな方のストレッチです。
次に腰やお尻をほぐします。
この準備体操が終わったら体の上のほうから下の方へ体操が続きます。
ひととおり終わるとかなり全身を動かした感じになるのではないでしょうか。
ぜひ試して習慣にしてみてくださいね。
春にまつわる体操

認知機能の低下している方の特徴として、脚筋肉量が少ない、赤血球が少ない、敏捷性が低い、といった調査結果があるのをご存じでしょうか?
今回はそれらを解消しながら、春にまつわるテーマでできる体操をご紹介いたします。
手をひらひらして止める動きで俊敏性を養い、脚を上げる動きでは足から腹筋まで鍛えます。
入学式はピカピカ、花見はゴクゴクといった擬音に置き換えるオノマトペは脳の活性化を促し、体で表現することで運動効果も期待できますよ。
やっていても、見ていてもついついクスリと笑ってしまう内容ばかりですので、高齢者施設のレクリエーションにもオススメです。