日本の有名な振付師【あのヒット曲や名曲を支える振付師】
振付師による音楽の広がり。
現代では曲を聴くのに加えて、ミュージックビデオを観ることが増えてきましたよね。
国民的に親しまれたヒット曲や、ダンスシーンとセットでもあるK-POPのようにダンスがメインストリームといってもいい時代になりました。
曲の内面の意味が込められ、さまざまな趣向を凝らした振り付けに圧倒されたり感動したりたくさんの心を動かされます。
この記事ではそんな名曲の振り付けを担当された振付師の方々にフォーカスしていきます!
さまざまなヒット曲とともにその世界観に踏み込みましょう!
日本の有名な振付師【あのヒット曲や名曲を支える振付師】(11〜20)
石川ゆみ

ももいろクローバーZの楽曲を振り付けていることで有名な石川ゆみさん。
ダンサーとして鈴木亜美さんやSMAP、TRFなどに関わりライブやイベントに出演。
2002年から振付師の活動をスタートしました。
マネージャーに依頼され、2008年からももクロの専属振り付けを担当。
『サラバ、愛しき悲しみたちよ』が「MTV Video Music Awards Japan 2013」の最優秀振付賞を受賞しました。
他にもAqoursやスフィア、平野綾さんといった声優の振り付けを中心にされていて、個性を尊重した元気の出る振り付けが魅力的です。
akane

現代のエネルギッシュなエンタメ作品の魅力を際立たせている振付師がakaneさんです。
熱狂的な話題を呼んだOGであり、akaneさん自身が創設に関わった大阪府立登美丘高校ダンス部の「バブリーダンス」の生みの親として知られています。
そして飛ぶ鳥を落とす勢いで活躍。
ダンスカンパニー「アカネキカク」を立ち上げてCMやドラマ内の振り付けもたくさん担当されています。
2022年には映画『SING/シング: ネクストステージ』に声優として出演。
楽曲面ではラストアイドルを多く手掛けているのですね。
身近に感じられるキャッチーさやひらめきで、みんなを巻き込んでいくような振り付けやスタイルに引き込まれていきます!
Seishiro

ジャズ、ヴォーグ、コンテンポラリーなどの要素をいかした芸術的な振り付けが評価されているSeishiroさん。
コンテストの「Legend Tokyo」で2015年度に最年少優勝を果たした実力の持ち主で、主に『インフルエンサー』や『シンクロニシティ』といった乃木坂46の楽曲の振り付けで知られています。
見た瞬間に引き込まれるような吸引力が印象的で、静と動の美しさや上品なイメージが伝わってきます。
2020年度夏のFNS歌謡祭で話題になったコラボ、森山直太朗さんと平手友梨奈さんの『生きてることが辛いなら』も担当されていたのですね。
人間の中身を表現することを大切にしているというSeishiroさんの振り付けは、衝動や包容力にあふれていて心の底に語りかけてくるようです。
WARNER

JO1を輩出した『PRODUCE 101 JAPAN』シーズン1のトレーナーとしても知られているWARNERさんは、京都府出身。
演出家やアーティストとしても活躍しています。
ロサンゼルスでのダンス修行をへて、マライア・キャリーさんや宇多田ヒカルさんといったアーティストのバックダンサーとして活躍。
振付師としては安室奈美恵さんの『SO CRAZY』やAKB48の『真夏の Sounds good!』、乃木坂46の『サヨナラの意味』など実力派シンガーからアイドルまで幅広く手掛けています。
楽曲の世界観をいかしながらアーティストの魅力や可能性を引き出す振り付けをモットーにされていて、ファン目線に立った振付師とも言えるのかもしれませんね。
「骨盤シェイクダンス」を開発したりと多岐にわたる手法でエンターテインメントの魅力を届け続けているWARNERさん。
甘い美声の持ち主でボーカリストとしても魅力的なのでぜひ注目してみてくださいね。
MAIKO

主にきゃりーぱみゅぱみゅさんの楽曲を多く振り付けているMAIKOさん。
モダンバレエや新体操のルーツを持っています。
s**t kingzのshojiさんとkazukiさんも在籍していたダンスチーム「東京★キッズ」や、大黒摩季さんといったアーティストのバックダンサーとして活躍。
2017年までのきゃりーぱみゅぱみゅさんのほとんどの楽曲、2021年にはHey! Say! JUMPの『群青ランナウェイ』を振り付けています。
『インベーダーインベーダー』や関ジャニ∞の『パノラマ』のような小さな子供でも気軽に楽しめるようなキャッチーさも大きな魅力ではないでしょうか。
スタジオ「DANCE WORKS」でのレッスンなど、夫のKITEさんとともにダンスを広める活動を精力的にされています。
CRE8BOY

2012年に結成された振付ユニットのクリエイトボーイ。
代表作として日向坂46の『キュン』『ドレミソラシド』といった46&48グループの楽曲や、Mrs. GREEN APPLEの『僕のこと(Abema 今日好き部文化祭ver.)』などがあります。
メンバーそれぞれがさまざまなルーツを持っていて、振付曲を観れば観るほどにボーダレスな印象を受けます。
インパクト抜群の明るいダンスナンバーやエモーショナルな力強い楽曲でとくに真価を発揮する彼らの振り付けは、誰もが親しみやすく愛される魅力が満載!
遊び心を大切にしているというポリシーもステキですよね。
人とのつながりや笑顔の尊さを感じさせるハッピーさに包まれますよ!
おわりに
日本の有名な振付師を紹介しました。
慣れ親しんだ振り付けがたくさんありましたね。
近年はテレビなどで振付師の方が特集されてはまっていくことも多いのではないでしょうか。
振付師の方を知ることでもっと深く楽しんでいけたらいいですね。