彗星の雑学クイズに挑戦！知ると誰かに話したくなる宇宙の豆知識

ガスと氷が主成分の天体

彗星は氷やちり、岩石などからなる小天体で、太陽に近づくと表面の氷が昇華しガスやちりが放出され、美しい尾を作り出します。

流れ星は、彗星がまき散らした小さなちりが地球の大気に入り、燃えて光って見える現象です。

ゴツゴツとした不規則な形

多くの彗星の核は岩や氷が集まったゴツゴツとした不規則な形をしており、球形やだ円形とは限りません。

探査機の観測でも不規則な形の核が確認されています。

彗星の核は氷やちりが混ざった「汚れた雪だるま」のようなものですよ。

ほうき星

彗星は「ほうき星」とも呼ばれます。

これは、彗星が長い尾を引いているような姿がほうきのように見えることから、呼ばれるようになったことが由来です。

日本では昔から「ほうき星」と呼ばれることでも知られていますよ。

流星群

彗星が残したちりが地球の大気圏に突入すると、発光して流れ星になります。

これが、毎年同じ時期に集中して出現する現象を「流星群」といいますよ。

代表的なものにペルセウス座流星群やしぶんぎ座流星群があります。

可能性はごくわずかだがある

彗星が地球にぶつかる可能性はごくわずかですが、完全にゼロではありません。

過去の大絶滅の原因のひとつと考えられたり、現在も天文学者が監視を続けていたりしますが、実際に衝突する確率は極めて低いとされています。

地球の空

彗星は太陽の周りを公転しているため、地球から夜空を見上げることでよく観察できます。

彗星は光が少ない夜に、空に尾を引く姿で見られます。

自然の中の夜空で、双眼鏡や望遠鏡を使うともっとよく見えることもありますよ。

数日から数週間

彗星は太陽に近づくと明るくなり肉眼で見えますが、その期間は多くの場合、数日から数週間ほどしか続きません。

その後また暗くなってしまうため、観測できる時間は比較的短いです。

一晩中ずっと見えるわけではありませんよ。