コンテンポラリージャズの名曲|新旧合わせて紹介!
スムーズジャズやフュージョンをまとめたジャズの総称、コンテンポラリー・ジャズ。
直訳すると現代ジャズという意味ですが、1940年代のジャズもコンテンポラリー・ジャズにあたり、いまいちイメージがつかめない方も多いと思います。
今回はそんな方に向けて、幅広い年代からコンテンポラリー・ジャズの名曲をピックアップしてみました。
キャッチーな曲が多いので、ジャズを詳しくない方でも楽しめると思います。
ぜひ最後までゆっくりとご覧ください。
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コンテンポラリージャズの名曲|新旧合わせて紹介!(11〜20)
Take the a trainDuke Ellington

最も有名なジャズ・スタンダードの1つ、『Take the a train』。
日本では『A列車で行こう』というタイトルで知られている作品ですね。
この楽曲はデューク・エリントン楽団に所属するビリー・ストレイホーンさんが作曲した作品で、1941年のリリースから現在まで非常に大きな人気を集める作品です。
あまりにもスタンダードなナンバーであるため、かすんでしまっていますが、実はこの曲、当時のジャズとしては非常に変則的で、その構成からコンテンポラリー・ジャズとして分類されることもあります。
AngstBrad Mehldau

映画『スペース・カウボーイ』や『ぼくの妻はシャルロット・ゲンズブール』の音楽を担当したことで知られているアメリカ出身のジャズ・ピアニスト、ブラッド・メルドーさん。
楽曲ではロックを取り込むことが多く、ジャズ・ピアニストのなかでも異彩を放つアーティストです。
そんな彼の名曲であるこちらの『Angst』は、ドラム、コントラバス、ピアノというシンプルな構成ながら、複雑な展開によりさまざまな音色を楽しめる作品です。
SleepwalkLarry Carlton

キャッチーな音楽性で人気を集めるギタリスト、ラリー・カールトンさん。
コンテンポラリー・ジャズといえば不協和音などを混ぜた複雑なジャズをイメージするかもしれませんが、実際のところはフュージョンのような作品もコンテンポラリー・ジャズに分類されることが多く、なかにはポップな曲も存在します。
そんなコンテンポラリー・ジャズのなかでも、特にポップでキャッチーな名曲として知られているのが、こちらの『Sleepwalk』。
ゆったりとしたギターにスムース・ジャズをイメージさせる流れるようなトラックが印象的な作品です。
OrnithologyCharlie Parker

ビバップのパイオニアとして知られている偉大なジャズ・ミュージシャン、チャーリー・パーカーさん。
スウィング・ジャズが全盛期の時代に誕生した作品で、スウィング・ジャズとは違い、複雑な構成が多いビバップは、今日のコンテンポラリー・ジャズに大きな影響を与えてきました。
こちらの『Ornithology』はチャーリー・パーカーさんの代表的な作品の1つで、現在のコンテンポラリー・ジャズと比べても差を感じさせない、複雑な構成に仕上げられた名曲です。
Cast Your Fate to the WindDavid Benoit

ジャズ・フュージョンを代表するピアニストとして人気を集める、カリフォルニア州出身のジャズ・ピアニスト、デイヴィッド・ベノワさん。
そのスタイルは根っからの西海岸スタイルで、キャッチーな音楽性を武器にこれまでグラミー賞を5回も受賞してきました。
そんな彼の作品のなかで、特にオススメしたい作品が、こちらの『Cast Your Fate to the Wind』。
この曲はジャズとクラシック、ポップスをミックスさせた作品で、全体を通して、コンテンポラリー・ジャズの特徴である複雑な音色が展開されます。
Sweet Georgia PeachRussell Malone

ジョージア出身のジャズ・ギタリスト、ラッセル・マローンさん。
ジミー・スミスさんのバンドで下積み、その後はダイアナ・クラールさんやハリー・コニック・ジュニアさんといった大物アーティストと共演しています。
オーソドックスなプレイも得意としているギタリストですが、B.B.キングさんに影響を受けているため、ブルースやソウルなどのエッセンスも感じさせる、コンテンポラリー・ジャズも得意としています。
『Sweet Georgia Peach』でも、そういった彼の個性が味わえるので、ぜひチェックしてみてください。
おわりに
コンテンポラリー・ジャズの曲調のイメージがつかなかった方も、今回の記事を通してなんとなく分かったという方も多いのではないでしょうか?
コンテンポラリー・ジャズはオーソドックスなジャズに比べて、さまざまなジャンルがミックスされているため、聴きやすい印象を覚えたかと思います。
ラグミュージックでは、さまざまなジャズを特集した記事がございますので、今回の記事をキッカケにジャズが好きになった方は、ぜひチェックしてみてください。