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【定番】コンテンポラリー・ミュージックの名曲

【定番】コンテンポラリー・ミュージックの名曲
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【定番】コンテンポラリー・ミュージックの名曲

あなたはコンテンポラリー・ミュージックと聞いて、どんな曲をイメージしますか?

恐らく、多くの方が明確なイメージを持てないと思います。

簡単に説明するとコンテンポラリー・ミュージックはクラシック音楽の現代版で、クラシックよりも幅広い音楽性を持ちます。

抽象的なジャンルなので、現代クラシックという認識でも問題ないでしょう。

今回はそんなコンテンポラリーミュージックの名曲をピックアップしてみました。

クラシックが好きな方はぜひチェックしてみてください!

【定番】コンテンポラリー・ミュージックの名曲

The TempestThomas Adès

The Tempest, Op. 22, Act III, Scene 5: “Who was here… “
The TempestThomas Adès

指揮者としても活躍しているロンドン出身の音楽家、トーマス・アデスさん。

アレクサンダー・ゲールさんとロビン・ハロウェイさんを師匠に持ち、1993年からピアニストとデビューし、作曲家としても名をはせるようになりました。

そんな彼の作品のなかで、特にオススメしたいのが、こちらの『The Tempest』。

この曲は彼の代表的なオペラ作品で、同名のシェイクスピアの作品を元にしています。

コンテンポラリーのオペラ作品は、聴きやすい傾向にあるので、ぜひチェックしてみてください。

La CommediaLouis Andriessen

アムステルダムを代表する作曲家、ルイ・アンドリーセンさん。

独創性にあふれる音楽性で知られており、イーゴリ・ストラヴィンスキーさんやカウント・ベイシーさん、スタン・ケントンさんといったジャズをバックボーンに持つ作曲家から影響を受けています。

そんな彼の作品のなかで、定番として人気を集めるこちらの『La Commedia』は、映画監督であるハル・ハートリーさんとタッグを組んだ5部構成のオペラで、情熱的な詩にコンテンポラリー・ミュージックの複雑なメロディーがミックスされた、個性的な楽曲です。

The Importance of Being EarnestGerald Barry

ピーター・シャットさん、カールハインツ・シュトックハウゼンさん、マウリシオ・カーゲルさん、フリードリヒ・チェルハさんといったコンテンポラリー・ミュージックのそうそうたる大物を師匠に持つ、アイルランド出身の作曲家、ジェラルド・バリーさん。

そんな彼の名曲としてオススメしたいのが、こちらの『The Importance of Being Earnest』。

歌というよりは語りのようなボーカルと不協和音が印象的なピアノだけというシンプルな構成の作品です。

あえてヘタに弾かれたように聴こえるピアノをよく聴いてみると完成度の高さをじわじわ感じると思います。

Cello ConcertoUnsuk Chin

Chin: Cello Concerto / Gerhardt · Chung · Berliner Philharmoniker
Cello ConcertoUnsuk Chin

韓国を代表するコンテンポラリー・ミュージックの作曲家、チン・ウンスクさん。

世界的に有名な作曲家で、代表的な作品である『Troerinnen』ではベルリン・フィルハーモニー楽団で演奏されました。

そんな彼の作品のなかで、特にオススメしたい作品が、こちらの『Cello Concerto』。

弦楽器と管楽器を主体とした構成で、不協和音と和音を見事にミックスさせた独特の表現が非常に印象的な作品です。

彼の作品は演奏家泣かせの曲として知られているのですが、この曲でも圧倒的な演奏の難易度を感じると思います。

HashirigakiHeiner Goebbels

ドイツを代表する作曲家、ハイナー・ゲッベルスさん。

オルタナティブな音楽性で知られている作曲家で、舞台演出家の大物としても知られています。

そんな彼の作品のなかで、特にオススメしたい作品が、こちらの『Hashirigaki』。

タイトルのハシリガキという言葉からも分かるように、日本音楽をモチーフとしたコンテンポラリー・ミュージックです。

とにかく、ハイナー・ゲッベルスさんの楽曲は非常に個性的なので、まずは一度聴いてみてください!

String Quartet No 4Jonathan Harvey

String Quartet No. 4 With Live Electronics (2003)
String Quartet No 4Jonathan Harvey

積極的に電子音響技術を取り入れた音楽性で知られているイギリス出身の作曲家、ジョナサン・ハーヴェイさん。

ケンブリッジ大学出身でエルヴィン・シュタインさんやハンス・ケラーさんを師匠に持ち、最終的にドクター・オブ・フィロソフィーという博士号に次ぐ学位を取得しています。

そんな彼の名曲である『String Quartet No 4』は、不協和音を多く用いた作品で、非常に個性的な音楽性に仕上げられています。

ノイズミュージックが好きな方はぜひチェックしてみてください。

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