ドラムのイントロがかっこいい曲
「イントロがかっこいい曲」と聴けば、多くの方が印象的なギターリフを思い浮かべると思います。
やはりロックバンドの花形パートといえばギターですから、当然……。
とはいえ、ドラムだってとってもかっこいいんです!
この記事では、洋楽・邦楽を問わずに、ロックの名曲の中からイントロのドラムがかっこいい曲を一挙に紹介していきますね!
ド派手なドラムソロから始まる曲もあれば、シンプルなビートなのにグルーヴがあふれ出してかっこいい通好みの曲も紹介していきます!
往年のロックの名曲が中心のソングリストになりましたが、ドラム好きなら老若男女必見ですよ!
ドラムのイントロがかっこいい曲(1〜20)
Rock and RollLed Zeppelin

しっかりとロックのドラムを勉強してきた方や、長年ロックに親しんできた方ならば、ドラムがかっこいいイントロと言えばこの曲!!と感じている方も多いでしょう。
ロック史に残る名バンド、レッド・ツェッペリンのジョン・ボーナムさんによるこのイントロのフレーズはあまりにも有名ですね!
フレーズのアクセントを外して考えるとスネアとハイハットを8分音符で叩いているだけなんですが、アクセントを自在に操ることで非常に印象的な名フレーズに仕上がっています。
シンプルなことをやってかっこいいフレーズを作り出す、われわれドラマーが目指すべき境地だと感じさせられますね。
Smells Like Teen SpiritNirvana

アメリカのグランジバンド、ニルヴァーナの代表曲、『Smells Like Teen Spirit』。
あのイントロの印象的なギターカッティングの後から入ってきて激しく暴れるイントロ部分のドラムにあこがれた人も多いのではないでしょうか?
まさに十代の気持ちを代弁しているようなドラミングですよね。
ちなみに曲のタイトルにもなったティーンスピリットは若者が使うデオドラントの商品名で、この商品を発売したメーカーはこの曲のヒット後、逆にこの曲のタイトルを使って宣伝をしたそうです。
PainkillerJudas Priest

ドラムがかっこいい曲で、派手なフレーズを紹介するならやはりメタルは外せませんね!
中でもこの曲のイントロのドラムフレーズはとくに派手でかっこいい!
イギリスのヘヴィメタルバンド、Judas Priestの代表曲です。
曲の冒頭からいきなり度肝を抜かれるような手足のコンビネーションフレーズが飛び出します。
さらにシンバルを叩くアクセントの位置がズレているので、それもこのフレーズを味わい深くしている要因の一つ。
またイントロ後半部分では一気にノリが変わりハイハットを刻みながらのビートに突入、そのままイントロのギターリフへつながっていきます。
ドラムの派手さがありながらも、そのまま楽曲のノリを作り出す見事なドラムソロですね。
2×4Metallica

スラッシュメタルの頂点に君臨するメタリカは、1991年リリースのアルバム『メタリカ』や、1996年の『ロード』で従来のテンポが速いメタルから脱却し、グルーヴ重視のラウドなサウンドに大きく方向転換しました。
その路線変更には批判も多くありましたが、後続の若手メタルバンドに大きな影響を与えたのも事実で、これらのアルバムは大ヒットを記録しています。
この『2×4』のイントロはその時期のラーズ・ウルリッヒさんのドラム演奏を象徴するもので、細かい音符を詰め込むことよりも一打一打の重さを重視したことが感じ取れます。
Omoide In My HeadNUMBER GIRL

福岡が生んだ伝説の4人組、ナンバーガール!
1995年に結成、1999年のメジャー・デビューから3年程度で解散という、まさに疾風のような短い活動期間であったにもかかわらず、彼らの影響を公言するミュージシャンは数知れず。
2019年には突然再結成を発表して、当時の活躍を知っている方や伝説として憧れを抱き続けていた若い音楽ファンの間で話題となりましたね。
そんなナンバーガールの屋台骨、ドラマーのアヒト・イナザワさんはバンドの暴走するエモーションをそのまま形にしたかのようなプレイで、すさまじい手数の多さでも知られています。
ライブではフロントマンの向井秀徳さんによる「ドラムス、アヒト・イナザワ」という有名な紹介MCから始まる大名曲『OMOIDE IN MY HEAD』のイントロは、イナザワさんのプレイ・スタイルの基本形が、そしてドラムという楽器のかっこよさが目いっぱい込められたものとなっておりますよ。
CD音源もいいですが、ライブ音源をぜひ聴いてみてください!