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ドラムのイントロがかっこいい曲

「イントロがかっこいい曲」と聴けば、多くの方が印象的なギターリフを思い浮かべると思います。

やはりロックバンドの花形パートといえばギターですから、当然……。

とはいえ、ドラムだってとってもかっこいいんです!

この記事では、洋楽・邦楽を問わずに、ロックの名曲の中からイントロのドラムがかっこいい曲を一挙に紹介していきますね!

ド派手なドラムソロから始まる曲もあれば、シンプルなビートなのにグルーヴがあふれ出してかっこいい通好みの曲も紹介していきます!

往年のロックの名曲が中心のソングリストになりましたが、ドラム好きなら老若男女必見ですよ!

ドラムのイントロがかっこいい曲(21〜30)

You Know What You Are?Nine Inch Nails

手足のコンビネーションが見事なフレーズが炸裂しているこの曲、アメリカのロックバンド、ナイン・インチ・ネイルズの1曲。

バスドラムとスネアのコンビネーションで組み立てられた16分音符のフレーズのみでイントロは構成されています。

手足のコンビネーションをこれほど長い尺で正確無比に叩けるとやっぱりかっこいいですよね。

ドラマー的にはかなりキャッチーで耳に残るイントロだと思います。

またサビ部分のヘヴィなノリのパートもぜひ聴いてくださいね!

金字塔[Alexandros]

未来へと進む力強い意志を、迫力のあるロックサウンドで表現した意欲作です。

[Alexandros]による楽曲で、2025年2月に収録曲4曲入りのシングル『SINGLE 3』としてリリース。

テレビ朝日系、木曜ドラマ『プライベートバンカー』の主題歌に起用されました。

金融界を舞台にしたサスペンスドラマの世界観を見事に表現したナンバーです。

エモーショナルでドラマチックな曲展開が魅力的で、歌詞からは現実の厳しさや社会的圧力に立ち向かう決意が感じられます。

人生における新しいチャレンジに向き合うときに、背中を押してくれる1曲になるはずです。

蹴り飛ばして明くる夜の羊

明くる夜の羊「蹴り飛ばして」Music Video
蹴り飛ばして明くる夜の羊

初っ端からアグレッシブなドラムロールが炸裂、楽曲の持つ疾走感を完ぺきに決定付けていますね!

2024年に公開された『蹴り飛ばして』は、千葉県佐倉市初の4人組「明くる夜の羊」の楽曲です。

カワノユイさんの心の奥まで届くような存在感のある歌声、2020年代の邦楽ロックの王道ど真ん中をいくような爽快なギターサウンドでインディーズシーンにおいて注目を集めている彼らですが、『蹴り飛ばして』は初めて彼女たちの音を聴く人の心も一気につかむようなキャッチーさが魅力的な楽曲ですね。

ノグチアユムさんのドラムスはシンプルで攻撃的な8ビートを軸としつつ、随所に細やかなアレンジで楽曲の持つ力強さと切なさを感じさせる世界観をきっちり支えていますね。

ギターソロからCメロまでのプレイは特に激しいプレイで魅せてくれますから、意識して聴いてみてください!

Room45TOTALFAT

アメリカ西海岸のポップパンクを思わせるサウンドが爽快で、抜群の演奏力と熱いメッセージ性のある歌詞が魅力のTOTALFAT。

この曲の冒頭部分、ゆったりとした縦ノリのビートがかっこいいのですが、注目すべきはAメロに入る直前のエフェクトがかかった2小節のドラムフレーズ。

洋楽のポップパンクが好きな方ならお気づきかもしれませんが、ブリンク-182の『Feeling This』のイントロに似ているんです!

実は、リスペクトを込めて意識して制作したとbuntaさんがTwitterで公言しているんです。

こうしたアーティストのルーツがわかるような演出って本当にかっこいいですよね!

You Could Be MineGuns N’ Roses

1991年の映画『ターミネーター2』の主題歌となり、シングルとして大ヒットしたガンズ・アンド・ローゼスの『ユー・クッド・ビー・マイン』。

この曲ではバンドの2代目ドラマーであるマット・ソーラムさんがドラムを叩いており、フロアタムを効果的に使ったイントロから、徐々にシンバルを加えて展開するフレーズがAメロまでのつながりを盛り上げていますね。

同年リリースのアルバム『ユーズ・ユア・イリュージョン2』に収録されています。

Squall04 Limited Sazabys

04 Limited Sazabys「Squall」(Official Music Video)
Squall04 Limited Sazabys

邦楽ロックシーンで大人気の04 Limited SazabysのドラマーKOUHEIさんは、ドラム講師としての活動も積極的におこなっているほどで、そのドラミングには定評のあるミュージシャンです。

彼らの楽曲はどれを聴いてもタイトで鋭くも正確なドラミングが耳に残りますよね。

この曲ではそのドラミングがイントロにも表れているんです。

手足のコンビネーションはもちろん、合間に入るチャイナのサウンドに意表を突かれるすばらしいフレーズ。

ライブでも崩れることなく紡ぎ出される名演奏、ぜひ会場で生で体感してみてくださいね!

SuperstitionStevie Wonder

多くのヒット曲を生み出したスティーヴィー・ワンダーさんは、歌だけでなく、楽器も自分自身で演奏できるマルチ・プレイヤーとして有名です。

『迷信』という邦題でも知られるこの曲は、絶妙なタメが効いたグルーヴィーなドラムイントロからスタートしますが、このドラムを叩いているのも彼自身なんです。

ちなみにこの曲はもともとギタリストのジェフ・ベックさんのために書かれたもので、のちにジェフ・ベックさんも自身でこの曲を演奏し、ベック・ボガート&アピスの1stアルバムに収録しました。