RAG Musicドラム入門
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ドラムのイントロがかっこいい曲

「イントロがかっこいい曲」と聴けば、多くの方が印象的なギターリフを思い浮かべると思います。

やはりロックバンドの花形パートといえばギターですから、当然……。

とはいえ、ドラムだってとってもかっこいいんです!

この記事では、洋楽・邦楽を問わずに、ロックの名曲の中からイントロのドラムがかっこいい曲を一挙に紹介していきますね!

ド派手なドラムソロから始まる曲もあれば、シンプルなビートなのにグルーヴがあふれ出してかっこいい通好みの曲も紹介していきます!

往年のロックの名曲が中心のソングリストになりましたが、ドラム好きなら老若男女必見ですよ!

ドラムのイントロがかっこいい曲(11〜20)

誘惑GLAY

90年代を代表するGLAYの人気曲、『誘惑』。

なかなかプレイヤーでないと気付かないかもしれませんが、この曲、イントロ部分をはじめ、ところどころ変拍子になっているんですよね!

そしてこのイントロ部分がドラムの見せ場!

冒頭のシンプルながらも印象的なスネアのフレーズはもちろん、その後のリズムパターンがなんともかっこいいですね!

とくに、3拍子になる部分、そんなに難しいフレーズではないですがしっかりキメるとかっこいいんです!

ドラマーの方はぜひ挑戦してみてくださいね!

Hot For TeacherVan Halen

Van Halen – Hot For Teacher (Official Music Video)
Hot For TeacherVan Halen

ハードロックにおけるドラムイントロと言えばこの曲!

テンポの速いシャッフルビートに乗せたアレックス・ヴァン・ヘイレンさんの演奏は、パワフルな突進力と簡単にはマネできないテクニックを兼ね備えており、当時このイントロを叩けるようになろうと必死に練習したドラマーも多かったのはないでしょうか?

両足で2つのバスドラムを交互に鳴らすツーバスに、細かくタムを叩き分ける手の動きを組み合わせ、そこからはライドシンバルをこれまた細かく鳴らすというフレーズの組み立ては今聴いても新鮮ですね。

なんちってRADWIMPS

RADWIMPS/なんちって(歌詞付き)
なんちってRADWIMPS

彼らの2枚目のアルバムに収録されている曲で、メジャーデビュー前の曲なのでご存じない方も多いかもしれませんね。

RADWIMPSの曲はどれもドラムのリズムフレーズが味わい深くてかっこいいものが多いのですが、その中でもこの曲はとくにオススメ!

イントロはドラムのビートから始まりとっても目立っていますよね。

このビートはこの曲を象徴付けるようなビートで、イントロだけでなく曲中にもこのビートを軸に変形させたリズムも登場します。

とにかくグルーヴがとっても出ているので、バンドでカバーするときはギターやベースと息を合わせることを意識してみてください。

ピッタリとハマるととっても気持ちがいいですよ!

nakano kill you凛として時雨

Ling Tosite Sigure – Nakano Kill You [LIVE 2007]
nakano kill you凛として時雨

邦楽ロックシーンの中で、名ドラマーを語るなら彼なしでは語れませんね。

凛として時雨のドラマー、ピエール中野さんによるこの曲のイントロも非常にかっこいいです!

なんといっても特筆すべきは冒頭部分のギター、ベースと息ピッタリのスネアの連符ですね。

張り詰めた空気を演出しつつも緩急のついたこの部分、聴いているだけで息をのむようなかっこよさ。

その語のツービートも疾走感と正確さがすばらしく、一瞬にして楽曲の世界観に引き込まれます。

Two PrincesSpin Doctors

アメリカのロックバンド、スピンドクターズの代表曲であるこの曲、全体的に軽快なノリのある曲で、聴いていると体を揺らしてみたくなりますよね!

そんなこの曲、ドラマー的な注目ポイントの一つは、やはりイントロ!

32分音符を交えたかろやかなスネアのフレーズから、細やかなゴーストノートがふんだんに入れ込まれたフレーズが印象的。

このゴーストノートが取り入れられたビートがめちゃくちゃグルーヴィーで、この曲全体の軽快さを演出していますね。

99.974℃tricot

フロントの3人には女性メンバーが固め、唯一の男性メンバーがドラマーという編成の4人組、tricot。

卓越した演奏技術に裏打ちされたバンド・アンサンブルで織り成す複雑怪奇な楽曲構成でありながら、いわゆるJ-POP風のわかりやすいメロディを持ち合わせた彼女たちの音楽性は、2010年代を代表する日本のオルタナティブロック・バンドとして、海外でも高い評価を受けています。

2019年にはメジャー・デビューを果たし、2020年には2枚のアルバムをリリースするなど精力的な活動を続けています。

今回紹介している『99.974℃』は、2013年にリリースされたバンドにとっては初となるシングルの表題曲。

いわゆるポスト・ロック、マス・ロック、ポスト・ハードコアといったサウンドからの影響を感じさせるスリリングなアンサンブルが最高にかっこよく、初代ドラマーのkomaki♂さんによるドラムスは、自由奔放な弦楽器隊を支えるどころか時に真っ向から張り合うくらいのすさまじさ。

同時に、繊細さとしなやかさを感じさせるスタイルがお見事です。

ドラムのイントロがかっこいい曲(21〜30)

You Know What You Are?Nine Inch Nails

手足のコンビネーションが見事なフレーズが炸裂しているこの曲、アメリカのロックバンド、ナイン・インチ・ネイルズの1曲。

バスドラムとスネアのコンビネーションで組み立てられた16分音符のフレーズのみでイントロは構成されています。

手足のコンビネーションをこれほど長い尺で正確無比に叩けるとやっぱりかっこいいですよね。

ドラマー的にはかなりキャッチーで耳に残るイントロだと思います。

またサビ部分のヘヴィなノリのパートもぜひ聴いてくださいね!