ジャズやクラシック、ロック、ファンクなど、異なるジャンルの魅力を融合させたクロスオーバー。
グローヴァー・ワシントン・ジュニアさんやアル・ジャロウさん、ウェザー・リポートなど、世界各国のアーティストたちが奏でる斬新なサウンドは、音楽の新たな可能性を切り開いてきました。
まるで色彩豊かなモザイクアートのように、様々な音色が織りなす独創的な世界観をお届けします。
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もくじ
- クロスオーバーの名曲。おすすめの人気曲
- Just the Two of Us (feat. Bill Withers)Grover Washington Jr.
- Black MarketWeather Report
- Doin’ ItHerbie Hancock
- Sudden SambaNeil Larsen
- Mornin’Al Jarreau
- Breezin’George Benson
- SpacecowboyJazzamor
- BirdlandWeather Report
- The Right TimeMonday Michiru
- Keep It Steady (Brecker Bump)The Brecker Brothers
- Ever After (feat. Emily McEwan)Rasmus Faber
- Cantaloupe islandHerbie Hancock
- Astral TravelingLonnie Liston Smith
- Black GoldEsperanza Spalding
- Space CowboyJamiroquai
- Smooth ft. Rob ThomasSantana
- CrossbreedKyoto Jazz Massive
- SpainChick Corea
- Captain FingersLee Ritenour
- The PathRalph MacDonald
- Chain ReactionThe Crusaders
- Smooth Criminal2CELLOS
- Still A Friend Of MineIncognito
- Some Skunk FunkThe Breaker Brothers
- Tony Wiliams
- PegSteely Dan
- Rather Be feat.Jess GlynneClean Bandit
- Mind TrickJamie Callum
- Time to say goodbyeSarah Brightman
- In the EndLinkin Park
- MirageJean-Luc Ponty
- Now You’re Not HereSwing Out Sister
- East meets westJohn Scofield
- School DaysStanley Clarke
- Change The WorldEric Clapton
- Gonna Be AlrightRobert Grasper Experiment
- Dream on DreamerBrand New Heavies
- Take Me to the Mardi GrasBob James
- Also Spruce ZarathustraDeodato
- FamilyMondo Grosso
- Take Look AroundLimp Bizkit
- Everybody Loves The SunshineRoy Ayers
- Dark NecessitiesRed Hot Chili Peppers
- LithiumNirvana
- Stone Free , Purple Haze, Hey joeJimi Hendrix
クロスオーバーの名曲。おすすめの人気曲(1〜20)
Just the Two of Us (feat. Bill Withers)NEW!Grover Washington Jr.

アメリカ出身のサックス奏者グローヴァー・ワシントン・ジュニアさんは、スムースジャズジャンルの先駆者の一人です。
彼がビル・ウィザースさんをフィーチャーしたこの作品は、ジャズとR&Bが見事に溶け合ったクロスオーバーの傑作と言えるでしょう。
ビル・ウィザースさんが加えた詩情あふれる言葉の数々は、大切な人と分かち合う親密な時間や、互いを慈しむ穏やかな感情を想起させ、聴く人の心に温もりを届けます。
1981年2月に発表された本作は、名盤『Winelight』に収録され、Billboard Hot 100で最高2位を獲得。
グラミー賞では楽曲がBest R&B Song部門を、アルバムもBest Jazz Fusion Performance部門を受賞しました。
映画『デッドプール&ウルヴァリン』のプロモーションにも使用されるなど、時代を超えて愛されています。
心地よい音色に包まれたい時や、特別な人と過ごすひとときに最適な一曲です。
Black MarketNEW!Weather Report

ジャズ・フュージョンの地平を切り開いたアメリカのバンド、ウェザー・リポート。
彼らが1976年3月に提示したアルバム『Black Market』の幕開けを飾る、アルバムタイトルと同名の一曲は、まさに音の国際市場のようです。
ジョー・ザヴィヌルさんの奏でる多彩なシンセサイザーとウェイン・ショーターさんの表現力豊かなサックスが、アフリカ音楽の躍動的なリズムと見事に融合し、聴く者を異文化の交差点へと誘います。
この楽曲に歌詞はありませんが、冒頭にアレックス・アクーニャさんの家族の会話が使われており、それが人間的な温かみと市場の賑わいを添え、独特の世界観を創り出しています。
日常を離れてエキゾチックな刺激を求める時や、新しい音楽との出会いを期待する方に聴いてほしい作品です。
Doin’ ItNEW!Herbie Hancock

ジャズとファンクが見事に溶け合い、聴く者の心を躍らせるエネルギッシュなインストゥルメンタルです。
アメリカ出身のジャズ界の巨匠、ハービー・ハンコックさんによるこの楽曲は、1976年に制作されたアルバム『Secrets』に収録されています。
シンセサイザーやエレクトリックピアノが織りなす色彩豊かなサウンドは、まるで音の万華鏡のよう。
歌詞はなくとも、タイトルが示唆するように、何かを「実行」する際の高揚感や、抑えきれない情熱がダイレクトに響いてきます。
本作は、1976年10月にはテレビ番組『Don Kirshner’s Rock Concert』でも演奏され、多くの音楽ファンを魅了しました。
気分を上げたい時や、日常に彩りを添えたい時にぴったりの一曲です。
Sudden SambaNEW!Neil Larsen

アメリカのジャズ・キーボーディスト、ニール・ラーセンさん。
1969年のベトナム戦争従軍経験も持つ彼は、多彩な才能でジャズ・フュージョン界に貢献してきました。
彼のデビュー・アルバム『Jungle Fever』冒頭を飾るインストゥルメンタル作品は、サンバのリズムとジャズやラテンが見事に融合した、音の万華鏡のような一曲です。
躍動的なリズムと華麗なキーボードが、聴く者を明るく高揚させ、まるで色彩豊かな祝祭に招かれたような気分にさせてくれます。
1978年に発表されたこの楽曲は、ティム・ワイスバーグ・バンドにもカバーされました。
ラーセンさんは翌年、アルバム『High Gear』のタイトル曲でグラミー賞にもノミネートされています。
開放的な気分になりたい時や、ドライブシーンを彩るBGMとしても最適です。
Mornin’NEW!Al Jarreau

唯一無二の歌声で聴く人を魅了するアメリカのシンガーソングライター、アル・ジャロウさん。
彼が紡ぎ出した名曲は、まるで夜明けの優しい光が部屋いっぱいに広がるように、心に温かなエネルギーを満たしてくれます。
希望に輝くメロディと、彼の真骨頂であるスキャットやボーカルパーカッションが織りなす軽やかなグルーヴは、新しい一日のスタートを晴れやかな気分で迎えさせてくれるでしょう。
1983年3月にアルバム『Jarreau』からのシングルとしてリリースされた本作は、アダルト・コンテンポラリー・チャートで2位を記録。
2006年にはジョージ・ベンソンさんとの共演による再録音バージョンがグラミー賞に輝きました。
清々しい朝を迎えたい時や、気分転換をしたい時に最適な一曲です。
Breezin’NEW!George Benson

心地よいギターの調べが、まるで爽やかな風のように吹き抜ける名インストゥルメンタルです。
アメリカ出身のギタリスト、ジョージ・ベンソンさんによる、名盤『Breezin’』に収められたこの楽曲は、1976年3月に多くの聴衆を魅了しました。
歌詞を持たないながらも、その流麗なメロディは聴く者の心に鮮やかな情景を描き出し、穏やかな解放感を与えてくれます。
本作はビルボードのジャズ、R&B、ポップの各アルバムチャートで1位に輝き、さらにはグラミー賞で最優秀ポップ・インストゥルメンタル・パフォーマンス賞も受賞しました。
午後のリラックスタイムやドライブのBGMとして、日常に彩りを添えてくれるでしょう。