クロスオーバーの名曲。おすすめの人気曲
世界を代表するクロスオーバーの中から、スタジオスタッフがおすすめする名曲、人気曲のご紹介です。
クロスオーバー入門としても最適なプレイリストです。
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クロスオーバーの名曲。おすすめの人気曲(1〜10)
Breezin’George Benson

心地よいギターの調べが、まるで爽やかな風のように吹き抜ける名インストゥルメンタルです。
アメリカ出身のギタリスト、ジョージ・ベンソンさんによる、名盤『Breezin’』に収められたこの楽曲は、1976年3月に多くの聴衆を魅了しました。
歌詞を持たないながらも、その流麗なメロディは聴く者の心に鮮やかな情景を描き出し、穏やかな解放感を与えてくれます。
本作はビルボードのジャズ、R&B、ポップの各アルバムチャートで1位に輝き、さらにはグラミー賞で最優秀ポップ・インストゥルメンタル・パフォーマンス賞も受賞しました。
午後のリラックスタイムやドライブのBGMとして、日常に彩りを添えてくれるでしょう。
Doin’ ItHerbie Hancock

ジャズとファンクが見事に溶け合い、聴く者の心を躍らせるエネルギッシュなインストゥルメンタルです。
アメリカ出身のジャズ界の巨匠、ハービー・ハンコックさんによるこの楽曲は、1976年に制作されたアルバム『Secrets』に収録されています。
シンセサイザーやエレクトリックピアノが織りなす色彩豊かなサウンドは、まるで音の万華鏡のよう。
歌詞はなくとも、タイトルが示唆するように、何かを「実行」する際の高揚感や、抑えきれない情熱がダイレクトに響いてきます。
本作は、1976年10月にはテレビ番組『Don Kirshner’s Rock Concert』でも演奏され、多くの音楽ファンを魅了しました。
気分を上げたい時や、日常に彩りを添えたい時にぴったりの一曲です。
Black GoldEsperanza Spalding

エスペランサ・スポルディングさんは2008年にデビューしたオレゴン州ポートランド出身のジャズ系ベーシスト、シンガーソングライターです。
ジャズ、フュージョン、ボサノヴァ、ネオソウルとクロスオーバーなジャズミュージックが評価されています。
2011年にグラミー賞最優秀新人賞を受賞し、「Radio Music Society」が2013年グラミー賞最優秀ジャズボーカルアルバムを受賞しています。
City of Rosesは最優秀ボーカル入りインストゥルメンタル編曲賞にノミネートされています。
クロスオーバーの名曲。おすすめの人気曲(11〜20)
The Right TimeMonday Michiru

ジャズを基盤にソウルやラテンなど多様なジャンルを巧みに織り交ぜ、日本のアシッド・ジャズシーンを牽引してきた日系アメリカ人のマンデイ満ちるさん。
彼女が2007年に制作したハウスミュージックナンバーは、心地よいビートにジャズやソウルのエッセンスが溶け込み、クロスオーバーの真髄を感じさせます。
この楽曲では、マンデイ満ちるさんの滑らかで感情豊かなボーカルが、洗練されたアレンジと見事に調和し、人生で訪れる好機や、何か新しいことを始める瞬間の高揚感を鮮やかに描き出しているようです。
本作はコンピレーションアルバム『Summer Love 2007』に収録され、Jephte Guillaumeによるリミックス「Jephte’s King Street VoKal」もクラブシーンで人気を博しています。
都会的で洗練された時間を過ごしたい時や、心に活力を注ぎ込みたい時に聴いてみてはいかがでしょうか。
Ever After (feat. Emily McEwan)Rasmus Faber

スウェーデン出身の才能豊かな音楽家、ラスマス・フェイバーさん。
ジャズピアニストとしての確かな実力と、ハウスミュージックへの深い探究心から生まれるサウンドは、多くの音楽ファンを魅了しています。
彼が2003年に自身のレーベル「Farplane Records」の記念すべき第一弾シングルとして世に出した作品は、エミリー・マキュアンさんの艶やかでソウルフルな歌声が、温かくも高揚感のあるハウスサウンドと見事に調和しています。
具体的な歌詞は明かされていませんが、「いつまでも幸せに」という意味深なタイトルと、楽曲全体から溢れるポジティブなエネルギーからは、愛に満ちた未来への希望や、永遠に続く幸福への願いが伝わってくるようです。
ラテンやソウルの要素が巧みに織り込まれた洗練されたクロスオーバーサウンドは、心地よいグルーヴを生み出しています。
大切な人との時間に、あるいは気分を華やかにしたい時に、ぜひ耳を傾けてみてください。
Keep It Steady (Brecker Bump)The Brecker Brothers

ジャズ・フュージョン界を牽引したアメリカ出身の兄弟デュオ、ザ・ブレッカー・ブラザーズ。
彼らが1976年に世に出したセカンド・アルバム『Back to Back』の冒頭を飾る一曲は、ファンキーなリズムと鮮烈なホーンが一体となり、聴く者の体を自然と揺らします。
この楽曲では、ランディさんのトランペットとマイケルさんのサックスによる息の合った掛け合いに加え、スティーヴ・カーンさんの技巧的なギターソロ、さらに当時若手だったルーサー・ヴァンドロスさんによるソウルフルなボーカルアレンジも華を添えています。
アルバムはビルボード200チャートで82位を記録。
エネルギッシュかつ緻密なアンサンブルは、日常に刺激を求めるリスナーの耳を虜にするでしょう。
BirdlandWeather Report

ジャズ・フュージョンの地平を大きく切り開いたアメリカのバンド、ウェザー・リポート。
彼らが1977年4月発表のアルバム『Heavy Weather』に収録したこの楽曲は、鍵盤奏者ジョー・ザヴィヌルさんにとって思い出深いニューヨークのジャズクラブへのオマージュです。
歌詞のないインストゥルメンタルでありながら、ザヴィヌルさんのシンセサイザー、ウェイン・ショーターさんのサックス、そしてジャコ・パストリアスさんの歌うようなベースが、当時のクラブの熱気や輝きを鮮やかに描き出します。
本作は、ジャズの枠を超え、ポップな魅力も放ち、2010年にはグラミー賞の殿堂入りも果たしています。
気分を高揚させたい時や、創造的な刺激が欲しい時に最適な、時代を超える名演です。





