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【DUBってなに?】初心者向けDUBミュージック特集!

洋楽を少しでも聴く方ならダブステップやダブワイズという言葉を聴いたことがあると思います。

しかし、ダブという言葉の意味がイマイチ分からないという方も多いのではないでしょうか?

ダブというのは、ジャマイカから派生したジャンルの1つで、簡単に言ってしまえばリミックスのことです。

今回は発祥の地であるレゲエのダブ、そしてエフェクトに重きを置いたダブワイズとダブステップの3つのジャンルを中心に紹介します。

各楽曲の解説もしているので、EDMに明るくない方はぜひ最後までチェックしてみてください。

【DUBってなに?】初心者向けDUBミュージック特集!(11〜20)

Rock n Roll (Will Take You to the Mountain)Skrillex

Skrillex – Rock n Roll (Will Take You to the Mountain)
Rock n Roll (Will Take You to the Mountain)Skrillex

世界的な人気をほこるDJ、プロデューサー、スクリレックスさん。

DUBについて知らない方でも、スクリレックスさんの楽曲であれば一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?

そんな彼の楽曲のなかでも、特にオススメしたい作品が、こちらの『Rock n Roll (Will Take You to the Mountain)』。

彼の特徴でもあるメロウでキャッチーなダブステップに仕上げられた1曲です。

ぜひチェックしてみてください。

Mandela VersionAbyssinians

The Abyssinians – Mandela Version (Satta Massagana)
Mandela VersionAbyssinians

ジャマイカが誇る伝説的グループ、アビシニアンズが紡ぐ、魂を揺さぶるダブの世界が詰まった名盤『Satta Dub』。

この楽曲は、そのアルバムに収められた奥深い一曲です。

1969年録音の音源を元に、1998年10月に発売されたアルバムで公式に発表された本作は、反アパルトヘイトの象徴ネルソン・マンデラ氏への敬意が込められています。

持ち味の神聖なハーモニーが幻想的なエコーに溶け込み、重厚なベースラインが解放への祈りを荘厳に表現。

歴史に刻まれた偉大な闘争に思いを馳せながら、その深遠な音の世界に身を委ねてみてはいかがですか?

深い思索にふけりたい夜にぴったりかもしれませんね。

No Mans LandAlpha & Omega

日常の喧騒から離れて、音の世界に深く沈み込みたい!

そんな方にオススメしたいのが、英国の伝説的ダブ・ユニット、アルファ・アンド・オメガによるスピリチュアルな一曲です。

ザ・エグザイルをボーカルに迎えた本作は、体の芯まで響く重厚なベースと空間的なエコー処理が、聴く者を非日常の世界へと誘います。

そこに重なる詠唱のようなボーカルは、どこか神聖で温かみのある雰囲気を演出。

アルバム『Dub-Plate Selection Volume 2』に収録されたこの曲は、1990年代からダブプレートとして愛されてきた名曲です。

部屋の明かりを落とし、日常を忘れて音の波に身を委ねる、そんな瞑想的な時間を過ごしてみてはいかがですか?

East of the River NileAugustus Pablo

AUGUSTUS PABLO – East Of The River Nile [1977]
East of the River NileAugustus Pablo

深い音の世界にどっぷりと浸りたい!

そんな方にオススメしたいのが、ジャマイカ出身の音楽家オーガスタス・パブロさんの代表作です。

本作は、彼が奏でるメロディカのどこか物憂げな旋律と、伝説的エンジニア、キング・タビーさんによる深いエコーが融合したダブの金字塔。

1977年に制作されたインストゥルメンタル作品で、言葉がないからこそ、聴き手の心に直接響く祈りのような趣があります。

2002年の再発盤がBillboardのレゲエ・アルバムチャートで13位を記録した事実も、その普遍的な魅力を物語っています。

日常から離れ、音の宇宙遊泳を楽しみたい夜にじっくり耳を傾けてみてはいかがですか?

Up Wareika HillAugustus Pablo

日常から少し離れて、音の世界に深く浸りたい方にこそ聴いてほしい、ジャマイカの巨匠オーガスタス・パブロさんが手がけたインストゥルメンタル作品です。

1979年当時の名盤『Original Rockers』に収録された本作は、1972年から1975年のセッションから選ばれた一曲。

メロディカが奏でる東洋的で幽玄なメロディと、キング・タビーによる巧みなエコーが空間を満たし、重いベースラインが心地よく響き渡ります。

音楽による精神的な解放を追求したパブロさんの世界観が凝縮されたサウンドです。

一人で静かに過ごす夜、思考を巡らせたい時に耳を傾けるのはいかがでしょうか?

音の波に身を任せれば、不思議な浮遊感に包まれること間違いなし!

Far East DubBlack Uhuru

レゲエ界の重鎮ブラック・ウフルさんが創造した、音の魔法にどっぷり浸れるディープなダブ・ナンバーです。

ジャマイカ出身の彼らは、1985年に初のグラミー賞ベスト・レゲエ・アルバム賞を獲得したことでも知られています。

本作は、伝説のリズム隊スライ&ロビーによる強靭なベースラインを軸に、エコーとリバーブが渦を巻く音響空間がたまりません。

まるで音の宇宙を漂うような浮遊感に、日々の喧騒を忘れさせてくれること間違いなし!

1994年1月に公開されたアルバム『Love Dub』などに収められたこの名演を聴きながら、じっくり自分と向き合う時間に、音の波に身を任せてみてはいかがですか?

【DUBってなに?】初心者向けDUBミュージック特集!(21〜30)

MafiaDub Syndicate

深く沈み込むような音の世界に浸り、日常から解放されたい。

そんな気分のときにぴったりのUKダブの名曲です。

イギリスで活動したダブ・シンジケートは、プロデューサーのエイドリアン・シャーウッドさんとドラマーのスタイル・スコットさんを中心に、レゲエの枠組みを壊す実験的なサウンドを追求しました。

この楽曲は、地を這うようなベースラインや空間をねじ曲げる強烈なエフェクトなど、聴く者の意識を異次元へと誘う音響効果が満載。

7分を超える演奏時間に身を委ねれば、音の迷宮をさまようような感覚に。

1989年発表の名盤『Strike the Balance』に収録された本作を聴きながら、一人静かに夜を過ごしてみてはいかがですか?