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【DUBってなに?】初心者向けDUBミュージック特集!

洋楽を少しでも聴く方ならダブステップやダブワイズという言葉を聴いたことがあると思います。

しかし、ダブという言葉の意味がイマイチ分からないという方も多いのではないでしょうか?

ダブというのは、ジャマイカから派生したジャンルの1つで、簡単に言ってしまえばリミックスのことです。

今回は発祥の地であるレゲエのダブ、そしてエフェクトに重きを置いたダブワイズとダブステップの3つのジャンルを中心に紹介します。

各楽曲の解説もしているので、EDMに明るくない方はぜひ最後までチェックしてみてください。

【DUBってなに?】初心者向けDUBミュージック特集!(11〜20)

Dub to AfricaNEW!Prince Far I & The Arabs

ジャマイカの音楽シーンで「雷の声」と称されたプリンス・ファー・アイさん。

彼が率いるプリンス・ファー・アイ&ジ・アラブスが1979年当時に残した、ダブの深淵を体感できる一曲です。

本作は、アルバム「Dub to Africa」の核となる楽曲で、重厚なチャント(詠唱)を通じてアフリカへの精神的な回帰を歌い上げています。

ミニマルなリズムの上を浮遊する空間的なエコーと、深く沈み込むベースラインが生み出す音響は圧巻。

1995年3月には英国レーベルから再発されるほど、時代を超えて愛されています。

音の渦に深く沈み込むような、瞑想的な音楽体験を味わってみてはいかがですか?

Scientist Rids the World of the Evil Curse of the VampiresNEW!Scientist

Scientist ‎– Scientist Rids The World Of The Evil Curse Of The Vampires
Scientist Rids the World of the Evil Curse of the VampiresNEW!Scientist

ミキシング卓を武器に、吸血鬼やゾンビと戦うヒーローがいるのをご存じですか?

ジャマイカ出身の音の魔術師、サイエンティストさんが1981年6月に手がけた名盤『Scientist Rids the World of the Evil Curse of the Vampires』は、そんな奇想天外な物語を体験できる作品です!

ヘンリー・ジュンジョ・ロウズさんがプロデュースし、ルーツ・ラディックスが奏でる骨太なリズムに、サイエンティストさんがかける深いエコーやリバーブは、まるで怪しい呪文のようですよね。

本作は人気ゲーム『Grand Theft Auto III』でも使用され、その世界観をより多くの人に知らしめました。

ホラー映画のようなスリルを音で味わいたい、そんな方はこの怪しくも刺激的な音響実験に身を委ねてみてはいかがでしょうか。

Your Teeth In My NeckNEW!Scientist

ジャマイカ出身の伝説的プロデューサー、サイエンティストさんが手掛けたダブ・ミュージックの金字塔です。

キング・タビーさんのもとで腕を磨き、「科学者」と評された彼のミキシングは、まるで音の魔法のよう。

ずっしりと響くリズム隊の上を、エコーが幽玄に漂うサウンドは、聴く人を一瞬で異次元空間へと誘いますよね。

本作は1981年制作の名盤『Scientist Rids the World of the Evil Curse of the Vampires』に収録されており、吸血鬼をテーマにしたスリリングな世界観が魅力です。

人気ゲーム『Grand Theft Auto III』で起用されたことで、多くのゲームファンをダブの世界に引き込みました。

音の渦に飲み込まれるような感覚を味わいたい夜に、ぜひ聴いてみてくださいね!

MemoryElektronomia & RUD

Elektronomia & RUD – Memory | House | NCS – Copyright Free Music
MemoryElektronomia & RUD

DUBといえば、レゲエDUBの他にダブステップが有名ですよね。

そこで紹介したいのが、こちらの『Memory』。

本作はエレクトロノミアさんとルードさんによって手掛けられた楽曲で、EDMシーンでは定番のNCSからリリースされました。

ダブステップの特徴である激しい電子音によって構成されたドロップやビルドアップはバツグンの迫力を秘めています。

キレと重さのあるEDMを聴きたいという方は、ぜひチェックしてみてください。

Guiding DubIMPACT ALLSTARS

リー・ペリーさんらと共にDUB黎明期を支えたヴィンセント・チンさんのレーベル「Randy’s」の更に傘下のレーベルである「Impact」で、オールスターとされているメンバーたちが集まったグループ、インパクト・オール・スターズ。

レゲエDUBを知る上では欠かせないグループですね。

そんなインパクト・オール・スターズの名盤『Java Java Java Java』からオススメしたい作品が、こちらの『Guiding Dub』。

レゲエDUBの黎明期を味わうにはうってつけの楽曲なので、ぜひチェックしてみてください。

Into The Void (Feat. Dandelion)Bukkha

日々進化を続けているダブステップですが、その中でも最前線を走るコンポーザーとして知られているのが、ブッカさんです。

スペイン出身のアーティストで、モダンディープダブを代表する存在として多くの名曲を生み出してきました。

その中でも特にオススメしたいのが、こちらの『Guiding Dub』。

ダンデライオンさんによるディープなボーカルを極限までに活かしたシンプルなトラックは、モダンディープダブの無限の可能性を感じさせてくれます。

【DUBってなに?】初心者向けDUBミュージック特集!(21〜30)

Blackboard Jungle Dub ( Ver. 1 )Lee Perry and The Upsetters

Lee Perry and The Upsetters – Black board Jungle Dub – 01 – Original Jungle Dub
Blackboard Jungle Dub ( Ver. 1 )Lee Perry and The Upsetters

DUBを知るために欠かせない楽曲といえば、こちらの『Blackboard Jungle Dub ( Ver. 1 )』ではないでしょうか。

本作はDUBの生みの親として知られる、リー・ペリーさんの名曲として知られています。

一般的なレゲエDUBとは異なり、本作はオリジナルのダブという変わった曲です。

同名のアルバムは世界で初めてのレゲエDUBとして知られており、後のリー・ペリーさんの楽曲と比べても、既にDUBとして感性されているという、圧倒的な音楽性が秘められています。