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【DUBってなに?】初心者向けDUBミュージック特集!

洋楽を少しでも聴く方ならダブステップやダブワイズという言葉を聴いたことがあると思います。

しかし、ダブという言葉の意味がイマイチ分からないという方も多いのではないでしょうか?

ダブというのは、ジャマイカから派生したジャンルの1つで、簡単に言ってしまえばリミックスのことです。

今回は発祥の地であるレゲエのダブ、そしてエフェクトに重きを置いたダブワイズとダブステップの3つのジャンルを中心に紹介します。

各楽曲の解説もしているので、EDMに明るくない方はぜひ最後までチェックしてみてください。

【DUBってなに?】初心者向けDUBミュージック特集!(21〜30)

MafiaDub Syndicate

深く沈み込むような音の世界に浸り、日常から解放されたい。

そんな気分のときにぴったりのUKダブの名曲です。

イギリスで活動したダブ・シンジケートは、プロデューサーのエイドリアン・シャーウッドさんとドラマーのスタイル・スコットさんを中心に、レゲエの枠組みを壊す実験的なサウンドを追求しました。

この楽曲は、地を這うようなベースラインや空間をねじ曲げる強烈なエフェクトなど、聴く者の意識を異次元へと誘う音響効果が満載。

7分を超える演奏時間に身を委ねれば、音の迷宮をさまようような感覚に。

1989年発表の名盤『Strike the Balance』に収録された本作を聴きながら、一人静かに夜を過ごしてみてはいかがですか?

Merry UpGlen Brown

「リズム・マスター」の異名を持つジャマイカの音楽家、グレン・ブラウンさん。

彼がプロデューサー兼メロディカ奏者として才能を発揮したのが、このインストゥルメンタル作品です。

本作は、キング・タビーさんによる深く揺らぐエコー処理が施され、まるで水中にいるかのような不思議な浮遊感を味わえます。

陽気なメロディの中にどこか切なさが漂う音色は、聴く人の心を優しく包み込むでしょう。

1972年当時に7インチ盤として制作され、後にコンピレーション盤『Rhythm Master Volume Two』にも収録されました。

日常の喧騒から離れたい夜、音の波に身を委ねてみてはいかがですか?

Jacqueline DubHugh Mundell

21歳という若さでこの世を去ったジャマイカの伝説的シンガー、ヒュー・マンデルさん。

彼が1982年1月に発表したアルバム『Mundell』に収められた、深淵なダブ・トラックです。

プロデューサーのヘンリー“ジュンジョ”ローズさんとルーツ・ラディクスさんが作り出す強固なリズムの上を、サイエンティストがミックスした音の断片が浮遊します。

特定の女性への想いが込められた原曲の歌声が、エコーの中で幻想的に響く様に心を奪われた方も多いのでは?

キング・タビーのスタジオで生み出された本作は、まさに音の実験室。

部屋を少し暗くして、体を揺らしながら音の魔法に浸ってみてはいかがですか?

Rockers DelightJah Shaka & Aswad

1980年代のUKダブシーンを体感できる名コラボレーションです。

ジャマイカ出身のサウンドシステム・キング、ジャー・シャカさんと、ロンドンが誇るアスワドが見事に共演。

深く沈み込むベースの上を、幾重にも重なるエコーが漂い、アスワドの洗練されたコーラスが幻想的な音の渦を生み出します。

本作は1985年頃にアルバム『Jah Shaka Meets Aswad in Addis Ababa Studio』の一曲として公開された作品で、後にグラミー賞にもノミネートされるアスワドの演奏力が光ります。

部屋の明かりを落とし、音の波に身を委ねながら、心ゆくまでその浮遊感にひたってみてはいかがですか?

One Million Man DubJah Shaka & Mad Professor

UKダブシーンを象徴する二人の巨匠、英国で活動するジャハ・シャカさんとマッド・プロフェッサーさんが本格的に手を組んだ名盤『New Decade of Dub』。

このアルバムに収められた本作は、地鳴りのような重低音と空間を切り裂くエフェクトが絡み合う、まさに音の魔法と呼ぶにふさわしい一曲です。

歌詞はなくとも、断片的な声からは社会への強いメッセージが感じられ、聴く者を精神的な旅へと誘います。

1996年1月に公開されたこの作品は、二人の個性が高次元で融合したサウンドシステム・クラシック。

日常を離れて音楽の世界に深く沈みたい夜に、部屋を暗くして大音量で聴いてみてはいかがですか?

体の芯まで震わせるサウンドに身を委ねれば、新しい感覚の扉が開くかもしれませんね。

King Tubby Meets Rockers UptownKing Tubby

音の魔法に包まれて、日常から解放されたい!

そんな方にぴったりの一曲です。

ジャマイカ出身のキング・タビーさんは、ミキシング技術を芸術へと昇華させた革新者。

本作で聴けるのは、オーガスタス・パブロさんが奏でるメロディカの浮遊感あふれる旋律と、深く響くベースラインが絡み合う幻想的な音世界です。

ミキシング卓を楽器のように操り、音の断片を抜き差しする手法は圧巻ですよね。

1976年に発表された名盤『King Tubbys Meets Rockers Uptown』の表題曲で、ゲーム『グランド・セフト・オート:サンアンドレアス』で使用され、再評価のきっかけになったことでも知られています。

部屋の明かりを少し落として、この奥深い音響の渦に身を委ねてみてはいかがですか?

Fast Forward Into DubMad Professo

ダブ・ミュージックの奥深い世界へ誘う、音の魔法が詰まった楽曲集です。

手がけたのはガイアナ出身、ロンドンを拠点とするプロデューサー、マッド・プロフェッサーさん。

1985年1月に世に出た名盤『Who Knows the Secret of the Master Tape?』に収められた本作は、まさに聴く実験室。

地を這うような重低音の上を、こだまするエフェクトと謎めいた女性ボーカルが漂います。

声はもはや言葉ではなく、空間を彩る楽器そのもの。

The Orbが自身の楽曲でサンプリングしたことでも知られ、当時の音楽シーンに与えた衝撃がうかがえるのでは?

音の波に身を任せ、ディープな世界に浸ってみてはいかがですか。

Dub to AfricaPrince Far I & The Arabs

ジャマイカの音楽シーンで「雷の声」と称されたプリンス・ファー・アイさん。

彼が率いるプリンス・ファー・アイ&ジ・アラブスが1979年当時に残した、ダブの深淵を体感できる一曲です。

本作は、アルバム「Dub to Africa」の核となる楽曲で、重厚なチャント(詠唱)を通じてアフリカへの精神的な回帰を歌い上げています。

ミニマルなリズムの上を浮遊する空間的なエコーと、深く沈み込むベースラインが生み出す音響は圧巻。

1995年3月には英国レーベルから再発されるほど、時代を超えて愛されています。

音の渦に深く沈み込むような、瞑想的な音楽体験を味わってみてはいかがですか?

Scientist Rids the World of the Evil Curse of the VampiresScientist

Scientist ‎– Scientist Rids The World Of The Evil Curse Of The Vampires
Scientist Rids the World of the Evil Curse of the VampiresScientist

ミキシング卓を武器に、吸血鬼やゾンビと戦うヒーローがいるのをご存じですか?

ジャマイカ出身の音の魔術師、サイエンティストさんが1981年6月に手がけた名盤『Scientist Rids the World of the Evil Curse of the Vampires』は、そんな奇想天外な物語を体験できる作品です!

ヘンリー・ジュンジョ・ロウズさんがプロデュースし、ルーツ・ラディックスが奏でる骨太なリズムに、サイエンティストさんがかける深いエコーやリバーブは、まるで怪しい呪文のようですよね。

本作は人気ゲーム『Grand Theft Auto III』でも使用され、その世界観をより多くの人に知らしめました。

ホラー映画のようなスリルを音で味わいたい、そんな方はこの怪しくも刺激的な音響実験に身を委ねてみてはいかがでしょうか。

Your Teeth In My NeckScientist

Scientist – Your Teeth In My Neck [1080p]
Your Teeth In My NeckScientist

ジャマイカ出身の伝説的プロデューサー、サイエンティストさんが手掛けたダブ・ミュージックの金字塔です。

キング・タビーさんのもとで腕を磨き、「科学者」と評された彼のミキシングは、まるで音の魔法のよう。

ずっしりと響くリズム隊の上を、エコーが幽玄に漂うサウンドは、聴く人を一瞬で異次元空間へと誘いますよね。

本作は1981年制作の名盤『Scientist Rids the World of the Evil Curse of the Vampires』に収録されており、吸血鬼をテーマにしたスリリングな世界観が魅力です。

人気ゲーム『Grand Theft Auto III』で起用されたことで、多くのゲームファンをダブの世界に引き込みました。

音の渦に飲み込まれるような感覚を味わいたい夜に、ぜひ聴いてみてくださいね!

おわりに

今回はDUBの源流でもある、ルーツレゲエのDUB、そしてそこから発展していったダブステップやダブワイズを中心に楽曲を紹介してまいりました。

ダブというのは非常に億が深いジャンルで相当な音楽知識を求められるため、分かりづらい部分もあったかもしれません。

そういった方はまずはジャパレゲのDUBからDUBの文化に触れてみることをオススメします。