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【ドヴォルザークのピアノ曲】祖国チェコへの愛にあふれた名作を厳選

1841年にチェコで生まれ、祖国愛にあふれた作品を数多く遺したチェコ国民楽派の作曲家、アントニン・ドヴォルザーク。

『遠き山に日は落ちて』の原曲『交響曲 第9番「新世界より」』を作曲した人物としてご存じの方も多いのではないでしょうか?

本記事では、そんな日本人にとってもなじみのあるドヴォルザークの作品のなかから、ピアノ曲、あるいはピアノを含む編成で演奏するために書かれた楽曲をピックアップ!

作曲の背景とともにご紹介していきます。

【ドヴォルザークのピアノ曲】祖国チェコへの愛にあふれた名作を厳選(11〜20)

スラヴ舞曲 第2集 第1番 Op.72-1Antonín Dvořák

第36回入賞者記念コンサート/中島輝 & 村上史昂 ドヴォルザーク:スラヴ舞曲 第2集 第1番 Op.72-1
スラヴ舞曲 第2集 第1番 Op.72-1Antonín Dvořák

チェコの民族舞踊「オデラツ」を優雅に昇華したピアノ連弾作品は、4本の手が織りなすハーモニーと力強いリズムが魅力です。

1886年にスラヴ民族の伝統的な舞曲にインスパイアされて生まれた本作は、明るく活発な主題と穏やかな中間部という対照的な構成により、ダイナミックな表現力を存分に引き出します。

フォルテとピアノのコントラスト、華やかなパッセージワークなど、テクニカルな要素も満載。

息の合った演奏が求められるため、アンサンブルの経験を深めたい連弾愛好家の方におすすめです。

力強さと繊細さを兼ね備えたドラマティックな展開は、発表会での演奏にも最適でしょう。

ユーモレスクAntonín Dvořák

⑤初心者さんでも弾ける🔰「ユーモレスクhumoresque」ドヴォルザーク ピアノ連弾 『おとなのためのピアノ連弾曲集』より/美しい連弾曲
ユーモレスクAntonín Dvořák

母国のチェコと滞在先のアメリカ双方の音楽性が融合された、気品があふれる小品です。

軽快でリズミカルな主部と、どこか切なさの漂う中間部との対比が印象的で、ボヘミアの民族音楽の要素も感じられる優美な旋律が魅力です。

1894年の夏、故郷での休暇中に完成させた本作は、明るさの中にも深い情感が込められており、スタジオジブリの短編アニメ『ギブリーズ episode2』や『ちびまる子ちゃん』などでBGM採用されるなど、日本でも広く親しまれています。

ピアノ連弾でも演奏できる編曲版があり、二人で音を奏でる喜びを共有できる点も魅力的です。

シンプルながら心に響く旋律を持つ本作は、連弾を通じて音楽の素晴らしさを体験したい方におすすめの1曲です。

おわりに

後期ロマン派時代に活躍したチェコの作曲家、アントニン・ドヴォルザークのピアノ作品をご紹介しました。

どこか懐かしさをおぼえる曲調に、きっと心地よさを感じた方も多いはず。

お気に入りの作品が見つかった方は、ぜひ演奏にも挑戦しつつ、作品の奥深さを味わってみてくださいね!