ギターではじめての耳コピ。必要なものとその手順
耳コピとは何か?
音楽を聴いて、コードやメロディを弾いていくもの。
難しそうに聞こえますが、耳コピのためのヒントや必要なもの、手順などをご紹介いたしますね!
いきなり耳コピはできない。
必要なものは?
ギターを手にして、いきなり耳コピしようとしてもできません。
それなりの経験が必要で、まったく弾いたことのないものを耳コピすることはかなり難しいのです。
そしてその経験とは、さまざま楽曲をコピーすることです。
市販のバンドスコアなどを参考に、コードの弾き方、リズムパターンなどを覚えましょう。
耳コピにはある程度ギターを弾けるスキルが必要になります。
初心者の方はコピーする曲を簡単なものからにしましょう。
注意点としては、コードを覚える時にタブ譜などのフレットポジションとコードネーム(C、Am7など)をリンクさせて覚えましょう。
耳コピする際に必要になります。
はじめのうちは大変かもしれませんが、この積み重ねが耳コピをする時に重要になるんです!
これがあると便利。
耳コピのスピードアップ
耳コピをより正確に早くおこなうには、音楽理論を習得するといいでしょう。
理論がわかるとコード進行をコピーしていく上で、次のコードを予測できるようになります。
コード進行はある程度パターンがあるので、「この流れの場合は次はこのコードかな?」みたいに予測ができるようになります。
実際には理論は演奏スキルなどと並行して身につけていくので、理論先行にならないようにだけは気をつけましょうね。
耳コピする曲を選ぶ
さて、それなりに曲をコピーしてきたとして、耳コピにチャレンジ。
そこでどんな曲を選べばいいかというと、今まで自分がコピーしてきたバンドやアーティストの曲、またはそれに近い曲を選んでいきましょう。
今まで学んできたパターンなどが多数含まれているケースが多いので、コピーがしやすいと思います。
具体的に言えば、曲を聴いて「あ、これわかるかも」とか「このコード進行知ってる!!」と思える曲にしましょう。
一度耳コピができるとそれは自信にもつながってくるはずです!
耳コピの手順
どこからコピーするか……これはわかりやすいところからで大丈夫です。
必ずイントロからコピーしなくてはいけない訳ではありません。
コード進行をコピーする際はベース音からコピーするといいでしょう。
ベース音がわかれば、あとはメジャーかマイナーかなどとコードを判別していきます。
基本的にはこれの繰り返しです。
わからなかった時
何度聴いても、どうしてもわからない、聴き取れない場合は、市販のバンドスコアなどで確認してみましょう。
バンドスコアが受験の参考書みたいに使えればいいと思います。
答え合わせをすることで、わからなかったコード進行も自分の耳になじんでくると思います。
これも大事な経験です。
最後に
いかがだったでしょうか?
耳コピは経験がすごく大事です。
焦らずわかりそうなところから、少しずつでも構いませんのでチャレンジしてみてください。
本記事が耳コピにチャレンジする上で参考になれば幸いです。
この内容を動画でもお話ししました。
そちらも合わせてご覧くださいませ。