左右の違う動きは、認知症予防や進行を緩やかにする効果が期待できるそうです。
左右の違う動きや一度に二つのことを同時にすることで、脳の活性化につながりますよ。
楽しさを加えてゲームとして取り組んでみませんか?
特に今回は、特別な道具を使わずにできるゲームを集めました!
気軽にできて、場所も取らず、男性女性を問わずご参加いただけますよ。
左右の違う動きを取り入れた体操なども一緒に紹介しています。
ゲームに応用してみてはいかがでしょうか?
動きに失敗しても、盛り上がるゲームや体操なのでぜひ、取り組んでみてくださいね。
【高齢者向け】左右違う動きで盛り上がる!ゲームと体操のアイデア(1〜10)
左右で異なる手の形を交互に

座ったまま、何も準備せずにトライできる指先を使った手遊び。
左右で異なる手の形を交互に出していくというシンプルなものですが、意外に難しいんです。
まずは、どちらかをグー、もう一方をパーなどの簡単な動きからチャレンジ。
慣れてきたら、異なる数字を交互に出すなどの動きにも取り組みましょう。
数字とアロハのポーズを交互に繰り返すなど、独自のアレンジを加えたものに挑戦するのもオススメですよ。
上手にできたときの達成感を味わうとともに脳トレができる指体操です。
2拍子3拍子ゲーム

左右の手を違うリズムで大きく動かして、腕の筋肉と脳をしっかりと動かしていく内容です。
片方は3拍子、もう片方は2拍子のリズムで、それぞれの動きがずれないように意識を向けながら動かしていきましょう。
動きに集中するとリズムへの集中が途切れるので、童謡などの曲にあわせておこなうのもオススメですよ。
慣れてきたタイミングで腕を入れ替えたり、足の動作を加えるなどのアレンジを加えるとさらなる脳の活性化につながっていきますね。
一人じゃんけん

右手と左手を使って1人でじゃんけんする運動です。
ルールを守っておこなう手遊びなので、次の手を考えているうちに脳トレができますよ。
右手はグー、チョキ、パーの動きを繰り返します。
左手は、右手に負ける手を次々に出していくというもの。
じゃんけんに慣れてきたら、スピードを上げたり複雑なルールを加えるという方法もあります。
手先をさまざまなかたちで動かすとともに、脳のトレーニングにもぴったりな手遊びです。
成功した回数を記録するなど、普段の運動に加えてみてはいかがでしょうか。
数字とかなで、片足をあげよう!

大きな足踏みの動きをいすに座っておこないつつ、そこに数字を考える要素や言葉を発する要素を加えていく体操ですね。
まずは30歩の足踏みをカウントしつつおこない、3の倍数の時には足を上げてとめてもらいます。
その動きがつかめたら、数字のカウントではなく50音の発音に変えるといったアレンジを加えていく内容ですね。
体や口の動きだけでなく、数字や発声などの要素を組み合わせていくことで、脳トレの効果をしっかりと高めていきましょう。
数字のゲーム!奇数と偶数

いすに座った状態でおこなう、合図とともに手と足をふたつのパターンで動かす体操です。
左手と右足を上げる奇数のパターン、右手と左足を上げる偶数のパターンを、合図から判断して切り替えてもらいます。
「奇数」と「偶数」のシンプルな合図からはじめて、数字から奇数か偶数かを判断してもらう内容へと展開していきましょう。
違う方向の手と足を動かす形、数字をすばやく判断して体の形を作ることが脳の活性化につながっていく体操ですね。
足し算や引き算などのアレンジで考える要素を増やしてみるのもオススメですよ。