【高齢者向け】道具なしで盛り上がるレクリエーション
体を動かすことは健康維持に大切ですね。
でも、体が思うように動かせない…そんな悩みを抱える方にぴったりなのが、座ったままでもできるレクリエーションです。
音楽に合わせて手足を動かしたり、みんなで楽しく歌ったり、仲間と協力し合ったり……。
脳の活性化にも効果的で、自然と笑顔があふれる時間に。
今回は、道具がなくても気軽に楽しめる体操や運動をご紹介します。
ぜひ、毎日の生活に取り入れてみてはいかがでしょうか?
座ったままできる体操・運動(1〜10)
円になって運動

仲間と円になって遊ぶ簡単レクリエーションでリフレッシュしましょう。
高齢者の方が椅子に座ったままで、簡単に参加できるゲームを紹介します。
椅子に座ったまま、合図に合わせて手足を動かし頭も使うので、退屈せずに楽しめますね。
道具なしのパターンと、道具を使って遊ぶパターンとがありますが、シーンに合った方を選んでやってみてくださいね。
円になってできるゲームなので、友達と大笑いして遊びながら運動してみるのもオススメですよ。
数字のゲーム!奇数と偶数

いすに座った状態でおこなう、合図とともに手と足をふたつのパターンで動かす体操です。
左手と右足を上げる奇数のパターン、右手と左足を上げる偶数のパターンを、合図から判断して切り替えてもらいます。
「奇数」と「偶数」のシンプルな合図からはじめて、数字から奇数か偶数かを判断してもらう内容へと展開していきましょう。
違う方向の手と足を動かす形、数字をすばやく判断して体の形を作ることが脳の活性化につながっていく体操ですね。
足し算や引き算などのアレンジで考える要素を増やしてみるのもオススメですよ。
こんばんわ手遊び

高齢者の方がおこなうレクリエーションには、目的や効果が多くあります。
ですが、まずは参加される方が楽しめることが一番でしょう。
今回、紹介する手遊びは、遊び心がたくさん込められていますよ。
高齢者の方も、楽しみながらできるのではないでしょうか?
「こんばんは」と言いながら、言葉に合った動きを指や手でしてきましょう。
例えば、「こん」と言ったら指でキツネを作り、「ばん」はピストルのようにします。
ピストルの銃声の「バン」と「ばん」をかけていますよ。
最後に「は」と言ったら頭の上で腕を上げて、輪を作ってみてください。
こんばんは以外にも、アイディア次第でいろいろ楽しめそうですね。
わらべ歌で脳トレ体操

懐かしい歌とリズムで楽しく体を動かせる「わらべ歌で脳トレ体操」。
昔を思い出しながら、手足を動かすことで脳も活性化されますね。
歌いながら体操することで、自然と笑顔になれるのも魅力です。
みんなで一緒に歌って体操すれば、会話も弾みます。
道具を使わないので、いつでもどこでも気軽に始められるのがいいですね。
座ったままでもできるので、無理なく楽しめます。
脳と体を同時に動かすことで、日々の生活もより快適になるかもしれません。
2拍子3拍子ゲーム

左右の手を違うリズムで大きく動かして、腕の筋肉と脳をしっかりと動かしていく内容です。
片方は3拍子、もう片方は2拍子のリズムで、それぞれの動きがずれないように意識を向けながら動かしていきましょう。
動きに集中するとリズムへの集中が途切れるので、童謡などの曲にあわせておこなうのもオススメですよ。
慣れてきたタイミングで腕を入れ替えたり、足の動作を加えるなどのアレンジを加えるとさらなる脳の活性化につながっていきますね。
グーパー体操

両手で別の動きをすることで脳を活性化させるじゃんけん体操です。
深呼吸して手首と足首を軽くほぐしたら体操スタート!
グーとパーの動きを両手一緒に行い、手が温まってきたら「右手がパーのときは左手がグー」というように左右の動きを変えます。
「右手をグーにして上へ、左手をパーにして前へ」など、いろいろなバリエーションで行っていきましょう。
慣れてきたら足踏みを付けたり曲に合わせて動いたりして、少しずつ難易度を上げながら進めてみてくださいね。
握手リレー

隣の人と握手をしながら交代して進めるシンプルながら楽しい競争型レクリエーションの握手リレー。
参加者が握手を3回交わして次の人にバトンタッチしていき、相手チームより早くゴールすることを目指します。
握手を繰り返す中で笑顔が広がり、コミュニケーションが深まるのがポイント。
道具を使わずに手軽に取り組めるため、大人数でも少人数でも楽しめます。
スピード感が加わることで盛り上がりやすく、運動量が少ない方も参加しやすいレクリエーションです。







