【高齢者向け】道具なしで盛り上がるレクリエーション
体を動かすことは健康維持に大切ですね。
でも、体が思うように動かせない…そんな悩みを抱える方にぴったりなのが、座ったままでもできるレクリエーションです。
音楽に合わせて手足を動かしたり、みんなで楽しく歌ったり、仲間と協力し合ったり……。
脳の活性化にも効果的で、自然と笑顔があふれる時間に。
今回は、道具がなくても気軽に楽しめる体操や運動をご紹介します。
ぜひ、毎日の生活に取り入れてみてはいかがでしょうか?
脳トレ・クイズ系レクリエーション(1〜10)
しりとり

年齢を重ねると、人の名前や言葉が出てこなかったり物忘れが多くなる方もいるようです。
そこで、気軽にできる脳トレの1つである、しりとりをしてみませんか?
しりとりは、単語の語尾からつながる単語を想像して答えます。
そのため、記憶力や思考力のトレーニングにおススメですよ。
記憶と思考力が鍛えられると、認知症予防にもつながるそうです。
またしりとりを、高齢者の方も一度は遊んだことがあると思うので、気軽に取り組めそうですね。
なれてきたら、絵を描いていくしりとりや、3文字の真ん中の文字でのしりとりなどに挑戦してみてくださいね。
バーチャル日本旅行クイズ

バーチャル日本旅行クイズは、「旅の楽しさ」と「学び」「脳トレ」「交流」がひとつになった、心に優しいレクリエーション。
歩かなくても、荷物を持たなくても、思い出と一緒に、日本全国を旅する感覚を味わえます。
写真を見て、この場所はどこか考えて答えるクイズなので、こんな場所に旅行してみたいという意欲がわきますよ。
高齢になると旅行は控えてしまう方も多いですよね。
行きたい場所が見つかると生きる活力にもなります。
笑顔がこぼれ、会話が生まれ、また行ってみたくなる、そんな知的で心豊かな旅時間を、みんなでぜひご一緒に!
日本の唱歌と童謡クイズ

子どもの頃に歌ったあの歌、若いころに家族と一緒に口ずさんだあのメロディなど、それを思い出しながら楽しめるのが、「唱歌と童謡クイズレク」です。
歌詞の続きを思い出したり、歌のタイトルを当てたり、歌にまつわる季節や場所、情景をふり返ったり、自然に思い出す力が働き、笑顔と会話が生まれるやさしいレクリエーションです。
今回は、二人同時に異なる曲を歌い、その曲名を当てるというもの。
かなり慎重に聞かないとわからないかもしれません。
集中力が鍛えられるクイズですね。
なぞなぞ

子どものころから誰もがやったことのある遊びが「なぞなぞ」です。
普通に答えても正解できない、ちょっとひねったひっかけ問題がなぞなぞの特徴ですよね。
問題をさまざまな角度から考える想像力や、ひらめき力などが試されるので頭の体操にはもってこいです。
また答えてもらうだけではなく、なぞなぞの問題を出してもらうのもいいかもしれません。
難しめの問題にはヒントも出してもらいましょう。
ぜひ皆さんで挑戦してみてください!
健康体操

「見ざる、言わざる、聞かざる」で有名な日光東照宮の三猿をモデルにした、笑いが止まらない脳トレ体操です!
まず、目を覆う「見ざる」、口を覆う「言わざる」、耳をふさぐ「聞かざる」の振り付けをおぼえます。
続いて、いずれかを指定し「せーの」の掛け声のあとでポーズを決めましょう。
前で指示する職員さんが別の動きでフェイントをかけることで難易度がアップし、高齢者の方からも爆笑が起こること間違いなし!
手拍子と三猿の振り付けを組み合わせたリズムゲームなどにアレンジするのもオススメです。
何が落ちた?

手拍子や足踏みをしながら掛け声に合わせて特定のポーズを取るリズムゲームの何が落ちた?
。
「落ちた落ちた、何が落ちた?」の掛け声に対し、カミナリならへそを押さえ、天井なら頭を守るといった動作を行います。
瞬時に聞き取ってポーズを判断するため、集中力と反応力を鍛えるのにピッタリのゲームです。
テンポが速くなるとさらに盛り上がり、思わぬミスで笑いが起きることも。
幅広い年齢層が楽しめる上、脳の活性化にも効果的なレクリエーションです。
昭和クイズ

高齢者の皆さんのほとんどが昭和の時代を生きてこられた方ばかりだと思います。
そんな昭和という時代に関するクイズなら、みなさんにとってもなじみ深いはずです。
よく知っている物が答えですぐ解答できたり、なかなか思い出せず記憶をさかのぼったりするのは楽しいですよね。
忘れていたことを思い出す作業は脳の活性化につながるんだそうです。
もの忘れの防止にも役立ちますし、懐かしい記憶を思い出して楽しむのもいい時間の過ごし方だと思いませんか?