【ご高齢者向け】割り箸を使ったゲームまとめ。リハビリにもつながる割り箸遊び
デイサービスなどの介護施設では、日々さまざまなレクリエーションをおこなって高齢者の方々に楽しい時間を過ごしてもらえるように工夫されていますよね。
そうしたレクリエーションでは、身の回りのものを使って工作したり遊びをおこなったりすることも多いと思います。
なかでも割り箸はとくに身近で、数もたくさん手に入りやすいので、レクリエーションにはピッタリ。
そこでこの記事では、割り箸を使って楽しめるゲームを一挙に紹介していきますね。
割り箸をそのまま使うゲームや、割り箸で作った道具で楽しむゲームなど、さまざまなものを集めましたので、ぜひレクリエーション選びの参考にしてください。
【ご高齢者向け】割り箸を使ったゲームまとめ。リハビリにもつながる割り箸遊び
輪ゴム紙コップ入れ

その場にならべられた輪ゴムを、お箸を使って紙コップへと移動させていくシンプルなゲームです。
細い輪ゴムをつかみ、移動させていくといった内容なので、指先の繊細な動きが重要なポイントですね。
また制限時間を設けておこなうことで、どこにある輪ゴムがつかみやすいのかなど、考える工程も加わります。
指先の運動だけでなく、つかむ部分への集中力が大切なゲームです。
日常生活で使うような長さのお箸を使うのもいいですし、割りばしをつなぎあわせた長いものを使えば、難易度も調整できるのでオススメです。
割り箸で飛行機

画用紙と割りばしを組み合わせて作る、棒の両端に円が取り付けられた、見慣れない形の紙飛行機です。
誰もが遊んだことのある形の紙飛行機と合わせて作り、飛び方を比較してみるのも楽しそうですね。
輪っかにした画用紙を割りばしに取り付けるだけのシンプルな工程なので、画用紙の幅や割りばしの長さなどの工夫が重要なポイントです。
工程がシンプルだからこそ、作り直しも簡単で、どの形がよく飛ぶのかも調整しやすいのではないでしょうか。
新聞ジャグリング

新聞紙を固めてリングを作り、手に持った割り箸にそのリングをとおして、クルクルと回してみるシンプルな運動です。
割りばしの動かし方、力の調整が重要なポイントで、手首の運動とともに、力の入れ方に意識が向けられます。
力の調整や動かし方をしっかりと考えていくことで、脳の活性化にもつながっていくような内容ですね。
ゲームとして楽しむには、回し続けた時間などをカウントしていくのがわかりやすいかと思います。
利き手ではない方で回すと、より力の調整に意識が向けられるのでそちらもオススメです。
トイレットペーパーの芯すくい

割りばしをつかってトイレットペーパーの芯をすくい上げ、決められた場所へと移動させていくゲームです。
すくい上げる動作が手首の運動になるとともに、どのような動かし方をすればいいのかを考えることによって、脳の活性化にもつながっていきます。
その場にあるすべての芯を移動させられるまでの時間を競うルールにしておけば、俊敏な動きにも意識が向けられ、脳トレの効果も高まりますね。
割りばしの長さを調整する、芯の重さを調整するなどのアレンジで、動かし方への意識をさらに高めてもらうのもオススメです。
割り箸にバッグクロージャーを通すゲーム

割りばしを洗濯ばさみで挟むことで立てて、そこに食パンの袋をとめるアレ、バッグクロージャーをとおしていくというシンプルなゲームです。
ならべられたものを手に取って移動させるという動きなので、指先への集中力がスムーズにゲームを進めるためのポイントですね。
細いものをせまい穴にとおしていくということで、正確に穴を見極めようとする目の力のトレーニングにもピッタリですね。
割りばしの位置や、バッグクロージャーのならべ方を工夫すれば、トレーニングの効果がより高まるのではないでしょうか。