高齢者の方がおこなうリハビリの大きな目的は、病気やケガによって低下した運動機能を回復させ、日常生活を自立して送れるようにすることです。
リハビリ効果がある市販のグッズでトレーニングをしている方もいらっしゃいますよね。
しかし、市販のものは高価でなかなか購入できないことも。
そこで今回は100円ショップの材料などを使った、比較的手軽に手に入るもので作る「手作りリハビリグッズのアイデア」をご紹介します。
脳トレに効果的なものや気軽にリハビリできるようなアイデアを集めました!
高齢者の方と一緒に作る工程から取り組んでもいいですね。
ぜひ、参考にして作ってみてくださいね。
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三角パズル

厚紙を使って作る、三角パズルのご紹介です。
厚紙で三角形のパズルを作り、赤のペンで赤い三角形のパズルも数枚準備しましょう。
見本と形も色も同じものを、三角形のパズルで作っていきますよ。
指先で厚紙のパズルをつまんだり動かすことで、トレーニングになりますね。
さらに、見本と同じ形を作ったり考えたりすることで、脳を刺激し活性化にも役立ちますよ。
空間認知や記憶力も鍛えられ、認知症の予防にもつながりそうですね。
椅子に座ってテーブルの上でできるリハビリグッズなので、多くの高齢者の方が取り組んでいただけます。
くつひもむすび

身近なものを使って、手先や指先を器用に使い細かな作業を正確にできる能力を高めていきましょう。
今回は、靴の中敷きとヒモを使いますよ。
靴の中敷きに、ヒモを通せるように靴と同じような穴を開けていきましょう。
靴ヒモのようにヒモを通すことで、手指の細かな作業を正確にできる能力である巧緻性のトレーニングが可能ですよ。
巧緻性は、モノを運ぶことや文字を書いたりボトルの蓋を開けるなど日常生活に直結する大切な身体機能です。
気軽にできるくつひもむすびなら、毎日トレーニングが続けられそうですね。
ボタンとおし

廃材や100均を利用して、トレーニンググッズを作ってみましょう。
工作レクで残った、フェルトの切れ端やボタンがリハビリグッズに変身しますよ。
ない場合は、100均で販売しているものを活用します。
3センチメートルぐらいの正方形にフェルトをカットし、中心にボタン穴を開けます。
ボタンに糸を通して結び、フェルトのボタン穴に通してください。
最初はボタンを通すことが難しいかもしれませんが、繰り返して練習することでできるようになりますよ。
持ち運びもできるので、いつでもどこでもトレーニングができるのも魅力の一つですね。
チャック開閉

身近なもので、チャックを使ったものにはどのようなものがあるでしょうか?
ズボンや上着、バッグや布製のペンケースなどがありますよね。
チャックは持ち手が小さく、手が動かしづらいと動作が難しくなります。
また、チャックは、手首を動かして開けたり閉めたりするので指先や手首の運動にも効果的だそうですよ。
生活の中で使用するものの中にあるチャックを使ってもいいですし、自分で手作りしたものでもいいですね。
チャックのあるペンケースや小さな小物入れを作ってみましょう。
工作レクで高齢者の方と作ってみるのもオススメです。
チャックの向きを横と縦に変えて、トレーニングしてくださいね。
バッグや靴など実際にチャックを使用するシーンを思い浮かべてトレーニングするのがコツだそうですよ。
モール結び

高齢者の方にリハビリも、楽しみながらおこなっていただきたいですよね。
そこで、モールを使った指先を動かすトレーニングをご紹介します。
モールを板に等間隔で穴が空いた有孔ボードに通しておきましょう。
そのモールを、高齢者の方に指先を使ってねじっていただきます。
1組のモールを5回ねじりますよ。
5組から20組のモールをねじるところで負荷を感じてくるそうです。
手先や手首の動きのトレーニングに効果的ですよ。
モールと有孔ボードは100均の工作品売り場などでも販売しているので、準備もしやすいのではないでしょうか?
ぜひ、参考にして作ってみてくださいね。
カラークリップとめ
@user8492253312849 自立課題制作記録 75.カラークリップとめ #自立課題#手作り教材#特別支援教育#自閉症#発達障がい#放課後等デイ#十勝
♬ A walk with the puppies Relaxing pops – spiraea
「カラークリップとめ」は、カラフルな紙を用意して、そのまま紙の色を生かしながら同じ色のクリップをはさむ遊びです。
紙に色を塗る必要がなく、元からある色のままで使えるので準備も簡単。
指先でクリップをつまんで、対応する色の場所に挟んでいく動作は、細かい指の動きや握力を鍛えるのにぴったりです。
色を見分けて正しい場所にとめることで、脳の刺激にもなります。
材料は100円ショップなど手に入りやすく、手軽に始められるのが魅力です。
遊び感覚で楽しく続けられる、高齢者にオススメのリハビリ方法です。
ヘアゴムかけ
@user8492253312849 自立課題制作記録 87.ヘアゴムかけ2 #自立課題#特別支援教育#手作り教材#自閉症#発達障がい#放課後等デイ#十勝#療育
♬ superstar – しゃろう
「ヘアゴムかけ」は、木の板と色付きの画鋲、ヘアゴムを使って作る高齢者向けのリハビリグッズです。
木の板に赤、青、黄色などの画鋲を対になるように打ち込み、同じ色のヘアゴムを対応する鋲にかけていきます。
指先でゴムをつまみ、引っかける動作は細かい動きが求められ、手の運動機能をしっかり使います。
また、色を見分けて正しくかけることで、脳への刺激も加わり、認知機能のトレーニングにもつながります。
見た目にもカラフルで楽しく、集中力を持続しやすいのがポイントです。
材料はすべて身近なものでそろい、工作感覚で作れるので導入も簡単です。
手軽で実用的なリハビリとしてオススメです。