【高齢者向け】ヘビの楽しい工作アイデア
干支にもなっているヘビ。
その年の干支がヘビだと、制作レクリエーションで作る機会もありますよね。
今回は牛乳パックや空き容器などの廃材を使った工作や、フェルトや粘土など100円均一でもそろう材料を使った工作のアイデアをご紹介します。
年賀状や干支飾り、絵馬など季節を感じられる工作は、作る楽しみと飾って見る楽しみのどちらも味わえますね。
指先を使う細かい作業もあるので、脳の刺激につながり、認知症予防も期待できますよ!
わいわい話をしながら工作を楽しんでくださいね。
もくじ
【高齢者向け】ヘビの楽しい工作アイデア
ヘビでキャッチャーゲーム

ヘビは大きな口を開けて、自分の頭よりも大きなエサを食べるそうですよ。
大きな口を開けるヘビの特徴をいかした、ゲームのご紹介です。
短冊状の画用紙を半分から少しづらして折り、切り込みを入れます。
さらに半分に折って、片方の端から中央へ押し上げると、口が開くように動きますよ。
さらに、画用紙で作った舌を貼り顔を描いて完成です。
ヘビが舌を出して口をパクパクさせているように動きます。
このヘビに、少しアレンジを加えるとキャッチャーゲームのアームの爪のような作品が作れます。
紙で作った景品などを持ち上げて運ぶといった、本物のクレーンゲームのような遊びもできますよ。
高齢者の方のレクリエーションのときに盛り上がるような、アイテムですね。
ヘビと門松

干支のヘビと新年飾りの門松を、折り紙で折ってみましょう。
ヘビはシンプルな工程が多く、高齢者の方も取り組みやすい作品です。
シンプルな工程ながらも、模様やヘビの体の動きを上手に表現していますよ。
門松はお正月にふさわしい飾りだけあって、少し複雑な工程もあります。
折り紙がお好きな高齢者の方なら、楽しみながら作れますよ。
難しく思う高齢者の方には、周りの方がサポートして作ってみてくださいね。
完成した折り紙を、台紙に貼って飾ったり、リースのパーツとして装飾してもすてきに仕上がりますよ。
ヘビの絵馬

願い事を込めて神社に奉納する絵馬ですが、初詣のときに奉納されることが多いのではないでしょうか。
干支絵馬に願い事を書いて祈願する神社もあるそうです。
そこで、画用紙を使って作れるかわいい干支絵馬のご紹介です。
初詣に行きたくても難しい高齢者の方にも、初詣の雰囲気を感じていただけるようなすてきな作品です。
1枚のコピー用紙から、絵馬とヘビのパーツを作っていきます。
そのパーツをもとに画用紙に下書きをして、いきましょう。
パーツに合った色の画用紙を選んでくださいね。
それぞれのパーツを張り付けて、ヘビの絵馬の完成です。
新年のお祝いや願い事を高齢者の方に、書いていただいてくださいね。
ヘビ年の干支かざり

廃材を再利用してすてきな作品を作ってみましょう。
今回は、トイレットペーパーの芯でヘビのか干支ざりのご紹介です。
トイレットペーパーの芯に、お好みの色の折り紙を巻いてください。
トイレットペーパーの芯の片方のふちに2カ所、切込みを入れることがポイントですよ。
短冊状の画用紙に、同じく短冊状にした折り紙を貼ります。
和柄の折り紙も取り入れると、お正月の雰囲気がある作風に仕上がりますよ。
先ほどの短冊状のパーツを、トイレットペーパーの芯にバランスよく貼り付けてくださいね。
最後に、画用紙で作ったヘビの顔を、2カ所の切り込みを入れた部分に差し込んで完成です。
高齢者の方にも、自分で作った作品を眺めながら季節を感じていただけそうですね。
壁面かざり

干支の壁面飾りにピッタリな、ヘビの作品です。
ヘビというと、見た目や動きから苦手と思われる高齢者の方も多いのではないでしょうか。
壁面飾りでは、ヘビにかわいらしさをプラスして作ってみましょう。
時間や季節の感覚が薄れてしまっている高齢者の方も、干支の製作をとおして季節を感じていただけそうですね。
また、自分が作った作品が室内をすてきに彩っていると、施設に愛着がわくかもしれません。
座ってもできるヘビの壁面飾りの製作は、周りの方と会話も生まれ交流が広がりそうですね。
高齢者の方とご一緒に、すてきな壁面飾りを作ってくださいね。
新聞ちぎり絵

最近はアート活動が、認知症の方に有効という研究も浮かび上がっているそうですよ。
いろいろなアート活動がありますが、高齢者の方にオススメなのがちぎり絵です。
ちぎり絵は、紙や和紙を手でちぎって台紙に貼って表現する手法です。
シンプルな工程ながらも、複雑な作業も伴います。
例えば、指先を細かく動かし紙をちぎり貼り付けることや、色を見分け下絵に貼り付けるなどの作業がありますよ。
すてきな作品を作りながら、指先のトレーニングにもなり脳を活性化してみてはいかがでしょうか?
高齢者の方にも、一生懸命に作って完成した作品から達成感も感じていただけそうですね。