【高齢者向け】デイサービスで作る1月の工作アイデア
1月には古くから日本にある伝統行事、お正月がありますよね。
一年の始まりである1月をテーマとした飾りに力を注いでいるデイサービスや福祉施設は多いのではないでしょうか?
そこで今回は、デイサービスにオススメな1月の工作をご紹介いたします。
まだまだ肌寒い時期なので、室内でできる工作レクで楽しみましょう!
お正月が終わってからも、雪モチーフや梅の花など冬らしい飾りはそのまま飾って楽しめますよ。
飾りのほかにも、1月にふさわしい作品を多くそろえました。
縁起のいいものや実用性のあるもの、材料にも工夫を取り入れたものなどアイディアが豊富ですよ。
ぜひ、1月の工作を参考にしてみてくださいね。
【高齢者向け】デイサービスで作る1月の工作アイデア(1〜10)
お花紙で椿

雪景色に映えるような美しい赤の花が印象的な、冬に見頃を迎える椿。
そんな椿の花をお花紙を使って、作ってみましょう!
赤のお花紙4枚と、黄色のお花紙1枚を重ね、一緒に蛇腹に折ります。
真ん中で半分に折り、中央をホチキスでとめたら、端を丸く切ってください。
そして、黄色の部分が花の中央にくるようにお花紙を広げます。
黄色の部分は、赤い部分よりも背が低くなるように少しカットして小さくしましょう。
これで、椿の花が完成します。
緑色のお花紙や折り紙などを使って作った葉っぱと組み合わせて、飾ってくださいね!
青いポインセチア

寒い季節に開花の時期を迎えるポインセチア。
赤いポインセチアは、クリスマスの花といったイメージがありますよね。
そこで、クリスマスを過ぎた1月は、めずらしい青いポインセチアを作るのはいかがでしょうか。
濃い青、薄い青、2種類のお花紙を2枚ずつ用意して、それぞれを大きめに蛇腹に折ります。
それぞれ半分に折って真ん中をホチキスで止め、端を三角に切り落とします。
濃い青の方は大きめに切って、少しサイズを小さくしてください。
それぞれを広げて組み合わせ、中央には発泡スチロールビーズやお花紙を小さく丸めたものを貼ればできあがり!
大きさを変えたり、色の組み合わせを変えたりしながらたくさん作ってみてくださいね。
切り絵雪の結晶

雪は見たいけれど、寒いから外には出たくないというとき。
雪の結晶をたくさん作って、お部屋の中で雪景色を堪能するのはいかがでしょうか。
水色や白系の折り紙を用意してください。
三角に折り、頂点に4筋ほど折り目をつけます。
両端を向かい側に飛び出すように折り、三角形のような形を作ります。
そして、雪の結晶の模様を描きこみ、その線に沿ってハサミで切り込みを入れてください。
あとは広げれば、雪の結晶の完成です!
色や大きさの違う雪の結晶をたくさん作って、お部屋の中にたくさんの雪を降らせてくださいね。
型紙を使った水仙

秋から冬に開花の時期を迎える水仙の花を作って、冬の季節を感じてみましょう。
まず、型紙に水仙の白い花びらと中央の黄色い部分の形を描き、大まかに形に沿って切っておきます。
花びらの方には白い画用紙を2枚、中央部分の方には黄色い画用紙を1枚貼って、今度は型紙に描いたの型通りに切ってください。
黄色い方には、周りに細かな切り込みをいくつか入れておきましょう。
花びらの方には立体的に見えるように少し折り目を加え、それぞれのパーツを組み合わせます。
黄色い中央の部分は、入れた切り込みを立てるように折ってください。
あとは、緑の画用紙で作ったくきと葉を組み合わせて完成です!
松の壁面掲示

お正月の飾りとしてぴったりな、長寿や健康の意味を持つ松の壁面飾りに作ってみましょう!
緑の画用紙を用意して、山が三つ連なっているような形に切ります。
そこに、松らしさを加えるために、白い筋をチョークで描き入れてください。
手がこすれたりして色がよれてしまわないように、描いた上からヘアスプレーをかけるのがオススメです。
あとは、茶色い画用紙で幹を作り、先程作った松の葉を組み合わせれば完成!
幹を大きくすれば、高齢者の方にたくさん作ってもらった葉っぱを余すことなく貼れますよ。
紅白扇子

おめでたいお正月にぴったりな、紅白の扇子の飾りを作るのはいかがでしょうか。
赤と白の画用紙を用意して、それぞれ細かく蛇腹折りします。
端を少し残した状態で、ワイヤーの入った金色や銀色のビニタイをひねってつけて、形を固定します。
ビニタイの上下どちらもを広げて、扇子の形に整えれば完成です。
大きさの違うものも作ったりして、縁起のいい華やかな空間を作りましょう!
ほかのお正月飾りと組み合わせて飾るのもオススメです。
重箱から作る布のお節料理

彩りが美しいおせち料理はいつまでも飾って見ていたくもなりますが、ちゃんと食べないといけませんよね。
そんなおせちの彩りをいつまでも感じていられるように、フェルトやタオル地の布で作ってみるのはいかがでしょうか。
重箱は、赤や黒のフェルトで作るのがオススメです。
形を保たせるために、中に厚紙を入れましょう。
重箱が完成したら、好きな料理を作っていきます。
赤いフェルトでエビを作ったり、黄色と茶色のフェルトを巻いて伊達巻を作ったり、黄色のフェルトに綿を入れて数の子を作ったり……。
お好きな料理をたくさん詰めて、にぎやかなおせちにしてくださいね。