【高齢者向け】指先の運動になるオススメの簡単な手芸
手先の衰えが気になっている高齢者の方、いませんか?
楽しみながらおこなう手芸は、指先を動かすすてきな趣味として注目されているんですよ。
「難しそう……」「手先が不器用だから……」そんな不安は一切不要です。
近年では布用接着剤やフェルトなど、誰でも扱いやすい材料が充実しているんです。
針や糸を使わなくても、切って貼るだけですてきな作品が完成しますよ。
世界にひとつだけのハンドメイド作品を作りながら、指先の運動を楽しみませんか?
今回は、高齢の方でも安心して始められる手軽な手芸のアイデアをたっぷりとご紹介します。
もちろん手芸が得意な方向けの、凝った作品もご用意していますよ!
【高齢者向け】指先の運動になるオススメの簡単な手芸(1〜10)
1回縫うだけコースター

一度縫うだけで作れるコースターをご紹介します。
用意するのはお好みの生地5枚。
丸く切っておきましょう。
そのうち4枚を半分に折り、1枚の生地を土台とし、4枚の布同士が見えるように重ねながら乗せていきます。
バランスを整えたら、周りを一周するように縫い付けましょう。
余分な生地をカットしたら、布を裏返すとコースターの完成です。
完成形をイメージしながら段取して作業することは、脳の遂行機能を活用することになるため、認知機能の低下予防効果も期待できます。
ご自宅用やプレゼント用に作ってみてはいかがでしょうか。
段ボールで編む敷物、花瓶敷きNEW!

手作りの編み機で、編み物が作れたら楽しいですよね。
お子さんも、ワクワクしながら作品づくりを楽しむのではないでしょうか?
段ボールの端2カ所に切れ目を入れて、割り箸を貼ると段ボール編み機が作れます。
切り込みに、タコ糸を通して、2色のペンで交互に毛糸を染めていきましょう。
楊枝に毛糸を付けて編んでいきますが、同じ色のタコ糸の上や下を通して編むのがコツです。
毛糸の色を変えてグラデーションにするのもすてきですよ。
ぜひお好みの色の毛糸で作ってみてくださいね。
端のタコ糸を結ぶと敷物や花瓶敷きが完成しますよ。
お花キーホルダー

100円ショップの材料で作る、オリジナルのお花のキーホルダーをご紹介します。
キーホルダーパーツを用意します。
作りたい花をイメージし、お好みのひもを3種類用意しましょう。
キーホルダーパーツに土台となるひもをくくりつけたら、別の色のひもを編み込んでいきます。
途中で玉にならないよう、ゆっくりおこなうのがポイントです。
十分な長さに達したら、ほどけないように紙ひもで結び、接着剤で固定しましょう。
余分なひもをカットしたら完成です。
季節ごとに作るお花を変えることも出来るので、一年を通して楽しんでいただけます。
ぜひ作ってみてくださいね。
牛乳パックで編むマフラーNEW!

空の牛乳パックと割り箸があれば、編み物のマフラーが作れますよ。
半分の長さにカットした割り箸を数本、牛乳パックに貼り付けてください。
これで、簡単な編み機ができあがり。
割り箸の代わりに、黒い細いピンどめを使う方法もありますが、割り箸の方が編みやすいですよ。
割り箸に毛糸を順番に通していくと編み物ができるので、小さなお子さんも作品がつくれそうですね。
編み進めていくうちに、どんどん長くなるマフラーを見ていると、子供たちもワクワクするのではないでしょうか?
編み終わったら、毛糸でできたポンポンを付けると、かわいいマフラーが完成しますよ。
桜のつるし飾り

お部屋の雰囲気を春一色に彩る、桜のつるし飾りをご紹介します。
まずはフェルトを細長く切り、切り込みを入れて巻き、花芯を作ります。
次にフェルトを丸く切り、5等分に切り込みを入れます。
角を丸く整え、花びらの先をカットしましょう。
パステルやチョークで色をつけ、中心に花芯を接着したら、花びらを折り曲げながら花芯にくっつけます。
これで花の完成です。
同じものを6つ作りましょう。
フェルトを丸く切り、先ほど作った花を丸に沿って接着していきます。
真ん中には形の良いものを置くと良いでしょう。
ひもと花をフェルトで挟み、くっつけたら、つるし飾りの完成です。
花の色や花びらのカットの仕方で雰囲気もガラリと変わりますので、自分だけの組み合わせを見つけるの楽しみもありますよ。
ぜひ作ってみてくださいね。
簡単なバラ

5分で作れる、フェルトのバラをご紹介します。
直径10センチの丸型に切ったフェルトをぐるぐるとカットし、外側から巻いて花の形にしていきます。
そこには茎を通す穴を開けましょう。
緑色のモールの先を丸め、接着剤をつけたら花の底を通して固定したらあっという間に完成です。
花部分のふちを波型に切ってもまたちがった趣がありますよ。
茎をつけずに、リースや花冠につけたり、たくさん作ってバラの花束にするなど、活用方法もさまざまですよ。
安全かつ簡単におこなえますので、認知機能の低下予防や、高齢者施設の作業療法としてもオススメですよ。
はぎれで作る小物入れ

小さくてかわいい、はぎれで作った小物入れをご紹介します。
型紙を使って2枚の生地をカットしていきましょう。
型紙は、サイトでダウンロードすると楽に作れますよ。
ミシンを使って縫いますが、小物入れなので縫う長さも短めです。
手芸のお好きな高齢者の方であれば、手縫いでも大丈夫です。
アイロンをかけたり、2枚を縫い合わせて作っていきますよ。
形を整えてると、小物入れが完成します。
作品の制作で余った生地を活用して作れます。
100均の手芸用品売り場でも、はぎれを販売しているところがあるようです。
お好きな生地のはぎれを選んで作れますね。