【高齢者向け】指先の運動になるオススメの簡単な手芸
手先の衰えが気になっている高齢者の方、いませんか?
楽しみながらおこなう手芸は、指先を動かすすてきな趣味として注目されているんですよ。
「難しそう……」「手先が不器用だから……」そんな不安は一切不要です。
近年では布用接着剤やフェルトなど、誰でも扱いやすい材料が充実しているんです。
針や糸を使わなくても、切って貼るだけですてきな作品が完成しますよ。
世界にひとつだけのハンドメイド作品を作りながら、指先の運動を楽しみませんか?
今回は、高齢の方でも安心して始められる手軽な手芸のアイデアをたっぷりとご紹介します。
もちろん手芸が得意な方向けの、凝った作品もご用意していますよ!
【高齢者向け】指先の運動になるオススメの簡単な手芸(51〜60)
編まない毛糸コースター

切込みを入れたダンボールを使って、織るようにして完成させるコースターです。
かぎ針などの道具を使わないので、編み物をやったことがない人や苦手な人でも気軽に楽しめます。
まずダンボールに入れた切込みに毛糸をさしこむように巻きつけます。
その巻きつけた毛糸に対して垂直に交互に毛糸をとおしていき、カットした端に結び目を作って引き締めれば完成です。
大きい道具を使ったシンプルな手順と完成品の柔らかい見た目が魅力的な内容ですね。
お抹茶

室町時代から受け継がれ、世界的にも人気となった日本の文化、茶道をモチーフにしています。
茶碗、棗、茶筅、茶杓でお抹茶を点てる様子が表されており、和の雰囲気が感じられますよ。
はじめに細かいパーツを切り取る作業がありますが、指先を使うことは認知機能の低下予防としても効果が高いと言われています。
また、接着剤を付け、決まった手順で貼りつける作業も、段取りをして行動する遂行機能を活用ことになるため、同じく認知機能の低下予防に効果が期待できます。
高齢者施設のレクリエーションで行う場合は、出来上がった作品を見せ合うのも楽しいですよ。
ぜひおこなってみてくださいね。
つまみ細工風コサージュ

つまみ細工のお花はかわいいのですが、糸や針を使わなければいけないところが大変ですよね。
こちらはフェルトで作れ、いとも針もいらないつまみ細工です。
縫わなくてよくて簡単なのでぜひ一度作ってみてくださいね。
まずは4センチ角にフェルトを切り、それを折りたたんでつまみながら少量のグルーガンのグルーでとめていきます。
最後に先端を桜の花びらの先のようにカットしましょう。
花びらが5つできたら台になるフェルトに貼りつけます。
シリコンマットの上ですると作業しやすいので試してみてください。
だるま福笑い

お正月に家族と一緒に福笑いをした思い出もある、高齢者の方もいらっしゃるかもしれませんね。
楽しかった時間を思い出すような、手芸のキットをご紹介します。
生地を使って、だるまの福笑いの飾りが作れますよ。
フェルトの生地に、それぞれのパーツにカットした生地を張り合わせてください。
切って貼る工程だけなので、縫い物を経験したことがない男性の高齢者の方にもオススメです。
顔のパーツを貼るところが、このキットの一番の楽しみです。
目から貼ってもいいですし、鼻から貼り付けてもいいですよ。
高齢者の方のお好きなように貼っていただきましょう。
制作中が楽しい時間になる、福笑いキットですね。
マスコット

ソーイングキットを使って、マスコットを作ってみましょう。
生地を縫って作りますが、付属の針は太めのプラスチック製です。
使用する生地にも穴があるので、縫い物にも気軽にチャレンジできるのではないでしょうか。
「針やミシンを使って縫うのが苦手」と思っている方にもおススメです。
針も太目で指に刺さる心配が少ない仕様ですね。
縫い終えたら綿を詰めて、綿を入れた空いているかしょを縫い合わせて完成。
かわいい作品の制作に、高齢者の方も作りながら周りの方と会話もはずみそうですね。