【クラシックピアノ名曲】涙なしでは聴けない感動する曲を厳選
美しいメロディやハーモニーに心が震えた、そんな音楽経験をしたことはありますか?
本記事では、耳にするだけでうるっとしてしまう、そして自身で演奏することでよりその感動が深まる、クラシックピアノの名曲をご紹介します。
当然のことながら、ピアノのために作られた作品には歌詞がありません。
しかし、作曲家の思いや願いは一つひとつの音に確かに込められており、曲の背景や作曲家の生涯について知ることで、より深みのある演奏に仕上がります。
演奏に挑戦される際は、今回各曲の解説内でご紹介しているエピソードも含め、ぜひ作曲家や曲についての理解を深めてから練習に取り組んでみてくださいね。
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【クラシックピアノ名曲】涙なしでは聴けない感動する曲を厳選(21〜40)
幻想的小品集 Op.3 第2曲 前奏曲「鐘」Sergei Rachmaninov

フィギュアスケーターの浅田真央さんが2009年から2010年のシーズンのフリープログラムで使用したことでクラシックファン以外にも広く知られることとなった、セルゲイ・ラフマニノフの名曲『幻想的小品集 Op.3 第2曲 前奏曲「鐘」』。
少ない音数で深い悲しみや苦しみを表す美しいメロディに、心を奪われた方も多いのではないでしょうか?
深い闇に包まれた冒頭部分と短調でありながらも躍動感のある中間部分の対比も、ドラマティックな印象を作り出す要素の一つ。
ただ強弱をつけるだけでなく、音色に感情を乗せるイメージを強く持ちながら深みのある演奏に仕上げたいですね。
愛の悲しみKreisler=Rachmaninov

フリッツ・クライスラーの名作『愛の悲しみ』。
本作はヴァイオリンとピアノのための楽曲で、『愛の喜び』という作品と対をなす存在として作曲されました。
ピアノ独奏にしろ、ヴァイオリン独奏にしろ、難易度の高い作品というわけではありませんが、高い演奏効果をほこることで知られており、多くの演奏家によって、現在でも頻繁に演奏されています。
本作と『愛の喜び』『美しきロスマリン』は3部作ですので、合わせて聴いてみてください。
ラ・カンパネラFranz Liszt

鐘の音を模した繊細な旋律が印象的で、高音域での跳躍や装飾音が美しく響き渡ります。
1851年に改訂されたピアノ曲は、ロマン派音楽の真髄を感じさせる情熱的な表現力と、技巧的な演奏が特徴です。
フランツ・リストは、1831年にパガニーニの演奏に感銘を受け、ヴァイオリン協奏曲の主題をピアノ用に編曲。
映画やテレビ番組のBGMとしても度々使用され、多くの人々の心を魅了してきました。
本作は、静かな環境で集中して勉強したい方にオススメです。
鐘の音のような透明感のある音色は、心を落ち着かせながらも適度な緊張感を保ってくれるでしょう。
おわりに
今回は、聴いて感動、弾いて感動のクラシックピアノの名曲をご紹介しました!
感動的と一口に言っても、「切ないメロディにグッとくる」「劇的な展開に圧倒される」など、感動するポイントはさまざま。
ぜひ自分の心をつかんで離さない魅力的な1曲を見つけて、演奏を楽しんでみてくださいね。