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失恋をテーマにした演歌。歌詞に込められた未練が染みる名曲まとめ

長年日本の音楽シーンで深く愛されてきた演歌。

これまでに数多くの演歌歌手によってたくさんの曲が歌われ、多くのリスナーに愛されてきました。

実は演歌の中には失恋を描いた曲がたくさん存在しており、その中には多くの方がご存じであろう名曲がたくさんあります。

この記事では、そうした失恋をテーマにした演歌の名曲を一挙に紹介していきますね。

情感たっぷりなメロディや歌声に乗せて、未練や切なさが込められた歌詞が届けられます。

心に染みる名曲に、ぜひ耳を傾けてみてくだださい。

失恋をテーマにした演歌。歌詞に込められた未練が染みる名曲まとめ(1〜10)

別れのアドロ西山ひとみ

西山ひとみ「別れのアドロ」【メロディーレコーズ】公式本人映像
別れのアドロ西山ひとみ

2025年8月に発売された『別れのアドロ』は、まるで映画を観ているかのようなナンバーです。

ヒットメーカーの朝比奈京仔さんと徳久広司さんが手がけていて、魂を刻み込むようなメロディーと心に刺さる言葉が、胸に迫ります。

また、1987年のデビュー以来、演歌を軸にジャズの要素なども取り入れてきた彼女の深みある表現力が、物語に一層の奥行きを与えているんです。

忘れられない恋の記憶を抱えている方や、物語性の高い歌にじっくりとひたりたい夜に、ぜひ。

東京レイニーブルー三木ゆかり

三木ゆかり「東京レイニーブルー」MUSIC VIDEO
東京レイニーブルー三木ゆかり

ジャズ出身という経歴も持つハスキーな歌声が印象的な歌手、三木ゆかりさん。

歌謡ロックからバラードまで巧みに歌いこなす彼女が2025年8月にリリースしたのが、サードシングルとなったこの曲です。

前作『東京ジェラシー』の物語を引き継ぐかのように、別れた人の幸せを前にして揺れる女性の痛ましい心が描かれています。

予期せぬ雨が降る街角の情景と、主人公の悲しみが美しく重なるリリックに胸を打たれるんですよね。

捨てられて長山洋子

長山洋子「捨てられて」Music Video
捨てられて長山洋子

尽くしすぎた恋の果てに訪れる、痛々しいほどの別れを描いた90年代演歌の傑作です。

1995年3月に発売された、長山洋子さんの演歌歌手としての地位を不動のものにした作品。

本作はNHKの番組『コメディーお江戸でござる』の楽曲として生まれ、約32万5千枚を売り上げるロングセラーを記録しました。

うわさを信じた自分こそが悪いのだと、去っていった相手をかばい続ける主人公のけなげな姿に、思わず胸が締め付けられます。

そのどうしようもない愛情と未練をいっそう引き立てていますよね。

第28回日本有線大賞を受賞したことからも、作品の持つ力がうかがえます。

やるせない恋の痛みを抱えているとき、その心にそっと寄り添ってくれる1曲かもしれません。

失恋をテーマにした演歌。歌詞に込められた未練が染みる名曲まとめ(11〜20)

わるいひと森進一

昭和演歌の情念が色濃く香る、森進一さん自身が作曲を手がけた1曲です。

本作は1993年5月に両A面シングルの1曲として発売され、同年7月には自身の作曲作品を集めたアルバム『森進一作曲全集』にも収録されました。

死ぬか生きるか迷うほどの恋に身を投じる主人公の純粋な愛情。

その恋が迎えるどうしようもない結末が、森進一さんのハスキーで情感豊かな歌声で描かれ、聴く者の心に突き刺さります。

どうしようもないと分かっていながら、燃え上がる恋心に身を任せてしまう苦しさ。

そんな心の葛藤に、共感を覚える方も多いのではないでしょうか?

余寒の月北田恵美

北田恵美「余寒の月」MUSIC VIDEO
余寒の月北田恵美

農業女子として宮崎牛を育てるという一面も持つ実力派歌手、北田恵美さん。

日本クラウン移籍第一弾となったシングルが『余寒の月』です。

本作は、過ぎ去った恋への断ち切れない思いを、まだ寒さの残る月に重ねて描いた情念歌謡。

淡々と語るように歌い上げる歌唱が圧巻で、いつのまにか世界観に引き込まれます。

大人の恋愛の機微をしっとりと味わいたい夜にぴったりではないでしょうか。

お前はいずこ・・・。寺本圭佑

寺本圭佑さんが2025年8月にリリースしたデビュー15周年記念曲は、まさにファン待望の王道歌謡曲。

去ってしまった女性を思い、哀しみの終着駅で立ち尽くす男の傷心が、情感たっぷりなサウンドに乗せて描かれています。

アコーディオンの音色が切ない物語の幕開けのようなんですよね。

ドラマの主人公になりきるように、じっくりと聴いてみてはいかがでしょうか。

わかれ言葉を聞かせて山本和恵

2025年7月にリリースされたこのは、誰もが経験しうるオフィスラブの終わりをテーマにした作品です。

はっきりしない関係に終止符を打ちたいと願う歌詞は、読むだけでも身がつまされるんですよね。

また3連のリズムをフィーチャーした哀愁ただようサウンドが、主人公の切ない心情を際立たせています。

過去の恋愛を思い出した夜に聴きたくなる、情感あふれるナンバーです。