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失恋をテーマにした演歌。歌詞に込められた未練が染みる名曲まとめ

長年日本の音楽シーンで深く愛されてきた演歌。

これまでに数多くの演歌歌手によってたくさんの曲が歌われ、多くのリスナーに愛されてきました。

実は演歌の中には失恋を描いた曲がたくさん存在しており、その中には多くの方がご存じであろう名曲がたくさんあります。

この記事では、そうした失恋をテーマにした演歌の名曲を一挙に紹介していきますね。

情感たっぷりなメロディや歌声に乗せて、未練や切なさが込められた歌詞が届けられます。

心に染みる名曲に、ぜひ耳を傾けてみてくだださい。

失恋をテーマにした演歌。歌詞に込められた未練が染みる名曲まとめ(11〜20)

仙台の女~第二章~立花しげる

本作は、別れた女性への未練を抱えながら思い出の地である仙台を一人で巡る男性のやるせない心がテーマ。

定禅寺や青葉城といった杜の都の名所が織り込まれているので、聴いていると主人公の旅路が目に浮かぶんですよね。

この曲は、2022年3月リリースのデビュー作『紅もくれん』から3年越しとなる、2025年8月に発売されたファン待望のシングル。

立花さんの持ち味であるダンディーな声色が、失恋の哀愁をしっかり表現しています。

物語にじっくりとひたりながら聴いてみてください。

ひとり酒伍代夏子

伍代夏子「ひとり酒」ミュージックビデオ(1コーラス)
ひとり酒伍代夏子

女性の色香が漂う妖艶さの中に、力強さを秘めた伍代夏子さんの歌声が心に響く1曲です。

独りでお酒を飲む女性の姿を描いていますが、その奥にあるのは単なる寂しさだけではないのでしょう。

孤独と向き合いながらりんとして立つ主人公の情景が、目の前に浮かんできます。

この楽曲は1994年1月に発売され、30万枚を超えるロングセラーを記録し、有線大賞を受賞しました。

本作は映像集『演歌の花道・伍代夏子』にも収録されるなど、当時の人気音楽番組を通じて広く親しまれました。

切なさの中に光る強さに、自身の経験を重ねて胸が熱くなる方もいらっしゃるかもしれませんね。

雨夜酒藤あや子

藤あや子「雨夜酒」ミュージックビデオ(1コーラス)
雨夜酒藤あや子

雨の降る夜に、去っていった恋人を思いひとりで杯を傾ける、切ない女性の胸の内を歌った藤あや子さんの1曲です。

本作は、ただ悲しみを嘆くだけでなく、艶やかでありながら抑制の効いた歌声が、主人公の心の奥にある深い哀しみを静かに描き出しているのが印象的ですね。

1991年3月に発売された3枚目のシングルで、後の名曲『こころ酒』に続く「酒もの」演歌の先駆けとなりました。

コンサート映像作品『ファーストリサイタルより艶やかに』にも収録されていることからも、長く大切に歌われてきたことがうかがえます。

大切な人を思う静かな夜に聴くと、共感のあまり鼻の奥がツーンとしてしまうかもしれませんね。

冬恋花花咲ゆき美

凍てつく冬の北国を舞台に、会えない恋人への切ない思いを情感豊かに歌い上げた、花咲ゆき美さんの4枚目のシングルです。

闇を走る列車や霧笛が響く港といった情景が目に浮かぶようで、悲恋のドラマ性をより一層際立たせています。

この楽曲は2009年12月に発売された作品で、オリコンチャートで19週にわたりランクインするロングヒットを記録しました。

のちに名盤『全曲集 冬恋花・冬の蛍』にも収録されています。

どんな過酷な状況でも咲こうとする花に自身を重ねる、主人公のひたむきな覚悟が花咲さんの力強い歌声を通して伝わってきますね。

やるせない恋心を抱え、物思いにふけりたい夜に聴くと、その世界に深く浸れるかもしれません。

裏なんばブルース水木ケイ

水木ケイ「裏なんばブルース」Music Video
裏なんばブルース水木ケイ

大阪、裏なんばの雑踏とネオンが目に浮かぶ、水木ケイさんのブルース演歌です。

「元気系浪花娘」として知られる彼女が歌う、一夜限りの恋の物語。

現代的なカクテルの名前も登場する歌詞には、連絡先を交換しなかった後悔や、一夜だけ一緒にいた相手を忘れられない女性の切ない気持ちが込められています。

忘れられない恋の思い出がある方や、少し感傷にひたりたい夜に聴けば、主人公のいじらしさにきっと胸が締め付けられるはず。

逢えなくていいから伊達悠太

「歌謡界のファッションリーダー」としても注目を集める伊達悠太さんが歌い上げた、ドラマチックな演歌バラードです。

会えない大切な人への痛いほど切ない愛情が描かれています。

伊達悠太さんのハスキーな歌声が、秘めた思いの深さを物語っているようですよね。

2025年7月にリリースされた、この作品。

忘れられない人がいる夜、感傷にひたりながら1人でじっくり味わってみてはいかがでしょうか?

失恋をテーマにした演歌。歌詞に込められた未練が染みる名曲まとめ(21〜30)

最北航路香西かおり

失恋の痛みを乗り越え、北への船旅で再起を誓う女性の心が歌われた、香西かおりさんを代表する名曲です。

本作は、恋心が恨みに変わるほどの深い悲しみと、過去を振り捨て二度と戻らないという決意の塊。

香西かおりさんの情感豊かな歌声と合わさることで、絶望の淵から立ち上がろうとする女性の強さが感じられるのがなんとも不思議です。

2006年3月に発売された記念すべき20周年シングルは、オリコンチャートに52週もとどまるロングヒットを記録し、同年のNHK紅白歌合戦でも披露されました。

後にアルバム『二十周年記念 香西かおり シングル・コレクション』にも収録。

人生の再出発を決意した人の心に、深く染み渡るでしょう。