【過激音楽】おすすめのエクストリームメタルバンドまとめ
ヘビーメタルといっても実際には把握しきれないほどのサブジャンルが存在していますし、好みも人それぞれです。
メロディックなメタルの愛好家もいらっしゃいますし、逆に過激であればあるほど素晴らしいと感じるメタラーもいるのがおもしろいですよね。
こちらの記事では、ヘビーメタルの中でも過激で攻撃的、ダークでアンダーグラウンドなテーマを扱うことも多い「エクストリームメタル」をテーマとしています。
明確な定義はないのですがデスメタルやブラックメタル、スラッシュメタルといったジャンルのバンドたちの中で特に「エクストリームメタル」と評されることの多いバンドを紹介していますから、過激な音楽がお好きな方はぜひチェックしてみてください!
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【過激音楽】おすすめのエクストリームメタルバンドまとめ(1〜10)
Incarnated Solvent AbuseCarcass

デスメタル界のパイオニア、カーカスは過激な音楽を求める人にはぴったりのバンドです。
1987年のデビューアルバム『Reek of Putrefaction』から一貫して、攻撃的で生々しいサウンドを追求し続けています。
1988年には『Symphonies of Sickness』でそのスタイルを確固たるものに。
1993年の『Heartwork』はメロディックデスメタルへと変貌を遂げた名作として、今も多くのファンに愛されています。
ビル・スティアさんとジェフ・ウォーカーさんを中心に、グラインドコアからスタートしてデスメタルへ、そしてアーチ・エネミーで有名なマイケル・アモットさんの加入以降はメロディックデスメタルの先駆け的なバンドへと進化したという歴史も見逃せません。
特に過激な音楽を望む方は、初期の2作品をぜひ聴いてみてください!
BartzabelBehemoth

ポーランド出身で、デスメタルとブラックメタルの融合したサウンドが特徴のベヒーモスは、エクストリームメタルシーンで絶大な支持を得ています。
彼らは音楽性だけでなく、神秘的なステージパフォーマンスや過激一辺倒ではない深い知性を感じさせる挑発的なテーマで常に注目を集めてきました。
もはや世界的なバンドであり、フェスティバルの常連もある彼らの音楽性はエクストリームながらも特にブルータルデスメタルへと傾倒した中期以降の作品はドラマチックな旋律も豊富で比較的聴きやすいと言えそうです。
デビューから30年以上を経た今でも進化し続けるベヒーモスの魅力を、音楽ファンなら一度は体験すべきですよ!
Lack Of ComprehensionDEATH

デスは、エクストリームメタル界で外せない大御所です。
1987年にリリースされたデビューアルバム『Scream Bloody Gore』で、デスメタルジャンル確立に貢献。
特に1991年のアルバム『Human』で見せたテクニカルな側面は聴く者を圧倒します。
バンド・アンサンブルは細部にわたり洗練されており、アルバムに参加したシニックのメンバーの影響も色濃いです。
シュルディナーさんのテクニカルなプレイと複雑なアンサンブルは、後にテクニカルデスメタルの先駆けとして多くのバンドに影響を与えました。
エクストリームなメタルを望む方には必聴のバンドですよ!
【過激音楽】おすすめのエクストリームメタルバンドまとめ(11〜20)
L’Enfant SauvageGOJIRA

フランスから世界へとその名をとどろかせているゴジラは、単なるヘビーメタルバンドとは一線を画する存在です。
1996年の結成以来、ジョー・デュプランティエさんとマリオ・デュプランティエさん兄弟の中心で進化を遂げ、自然環境をテーマにした深いメッセージ性のある歌詞が特徴です。
法的な問題を経て「Gojira」と名を変え、デスメタルやスラッシュメタルを軸にしながらもプログレッシブメタルの要素を取り入れています。
重厚なリフが印象的な世界観で、2021年にリリースされた『Fortitude』ではブラジルの先住民の楽器を取り入れるなど新たな試みを見せました。
すでに多くのバンドたちに影響を与える存在となった彼らの音楽性は、エクストリームながらも非常にドラマチックで、メロディアスな部分もありますから比較的聴きやすいはず。
メッセージ性の強い歌詞も含めてゴジラの独創的な音楽を味わってみてください。
When All Is Said And DoneNapalm Death

イギリスが生んだナパーム・デスは、1981年にデビューして以来、エクストリーム音楽業界においてその名を轟かせています。
メンバーが流動的でなかなか安定しなかったのですが、1988年にリリースされたセカンドアルバム『From Enslavement to Obliteration』でグラインドコアという彼らの基本的な音楽性は確立されました。
世界一短い曲としてギネスブックに記録されている1.316秒の曲『You Suffer』は、日本ではテレビで紹介されたこともあって知名度が高いですね。
もちろん万人受けするようなサウンドではなく、グラインドコアからデスメタルなどの影響も取り入れつつ今も激烈なサウンドの中に社会政治的なメッセージを込め、2020年代の今も精力的な活動を続けている彼らはまさにエクストリーム音楽界の生ける伝説です。
ひんぱんに来日もしてくれるバンドですから、機会があればぜひ彼らのライヴを体験してほしいですね。
Ghost of PerditionOpeth

エクストリームメタル界において、オーペスは独自のプログレッシブなアプローチでファンの心を捉えてきました。
1990年にスウェーデンで始まり、初期作品『Orchid』や『Morningrise』を経て、『Blackwater Park』が彼らをメタルシーンの頂点へと押し上げたといっても過言ではありません。
唯一のオリジナルメンバーであるギタリスト兼ボーカリスト、ミカエル・アーカーフェルトさんを中心としてデスメタルやゴシックロック、プログレといった多彩な音楽性をダークかつドラマチックに見まとめあげる手腕は後続のバンドに多大なる影響を与え続けています。
近年はプログレッシブロックへ傾倒している彼らですが、彼らならではの芸術性の高いサウンドはプログレッシブメタルファンはもちろん、新たなリスナーをも魅了するに違いありません。
エクストリームメタルという観点における彼らの音楽を体験したい方は、初期作品から2008年リリースの名盤『Watershed 』辺りをチェックされるといいでしょう!
Piss AngelPig Destroyer

ピッグ・デストロイヤーは、まさにエクストリームな音楽性で知られるアメリカのグラインドコアバンドです。
1997年にバージニア州で結成されてから、彼らはアンダーグラウンドシーンで確固たる地位を築いてきました。
デビューアルバム『Explosions in Ward 6』が1998年にリリースされると、その攻撃的なサウンドとダイナミックな演奏で耳の肥えたリスナーたちを魅了しました。
これはグラインドコア、ヘビーメタル、デスメタル、ハードコアパンクなど多様なジャンルにまたがる音楽性の表れでしょう。
2001年リリースの『Prowler in the Yard』に代表されるように、一貫して過激なテーマや社会への鋭いメッセージを音楽で表現しています。
来日経験もあり、日本のエクストリームな音楽を好む層には知名度の高いバンドですから、まだ未聴の方はぜひチェックしてみてください!