花火の雑学&豆知識まとめ【一般向け】
夏の風物詩として長い間多くの人に愛されている花火。
大きな打ち上げ花火から手軽に楽しめる手持ち花火まで、大きさや形は違えど、花火が好きな方は多いと思います。
この記事では、そんな花火にまつわる豆知識を一挙に紹介していきますね!
花火鑑賞にまつわることや花火の歴史にまつわることなど、幅広い話題を集めましたので、たくさんの豆知識を覚えてくださいね!
知れば誰かに話したくなるようなものばかりですので、ぜひ楽しんでご覧ください。
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花火の雑学&豆知識まとめ【一般向け】(1〜10)
花火の日は1年に3日もある
日本にはさまざまな記念日がありますが「花火の日」もあるんですよ。
記念日というと、だいたい年に1回程度ですが、花火の日はなんと3回もあります。
5月28日、8月1日、8月7日が花火の日とされている日です。
5月28日は現在の隅田川花火大会にあたる花火大会が開かれた日で、日本で初めて花火大会がおこなわれた日ということから制定されました。
8月1日は、太平洋戦争後初めて花火が再開された日など、花火に関するできごとが起こったことから選ばれました。
そして8月7日は、厳密に言うと「おもちゃ花火の日」「花火人の日」という日で、おもちゃ花火のさらなる普及や、花火の文化がさらに発展することを目的に制定されています。
花火の色は化学反応の結果
夏の夜空を彩る打ち上げ花火は、とてもきれいですよね。
赤や緑や黄色など色とりどりの花火で、楽しませてくれます。
ところで、花火の色は化学反応によるものだということを、ご存じでしょうか?
物質を燃やすと、特定の炎の色になる炎色反応を起こします。
たとえば、10円玉に利用されている銅を燃やすと、青緑色の炎になるそうです。
赤はストロンチウム化合物やカルシウム化合物、緑はバイリウム化合物が使われ、混ぜてほかの色を作ることも可能です。
花火は、火薬で化合物を爆発させて燃やし、炎色反応を起こしてさまざまな色を出す仕組みになっています。
花火を打ち上げるには資格が要る
花火の打ち上げをしてみたい方もいるかもしれませんが、打ち上げには資格が必要です。
花火の打ち上げには、炎火消費保安手帳、花火の製造には火薬類製造保安責任者だそうですよ。
さらに花火関連の仕事に従事している方だけが資格を取得できます。
花火の打ち上げをする方を、花火師といいますが一人前になるまでに約10年間の下積み経験をする場合もあるそうです。
花火師になりたいという、強い意志も必要かもしれませんね。
花火の雑学&豆知識まとめ【一般向け】(11〜20)
日本で初めて花火を見たのは伊達政宗
日本で初めて花火を見たのは「独眼竜政宗」という名でも知られる戦国武将、伊達政宗です。
安土桃山時代の1582年、伊達政宗が生まれた山形県の米沢城にて、現在の中国人にあたる唐人による花火を見たという記録があります。
その後、江戸時代の1613年に今度は徳川家康が静岡県の駿府城にて、イギリス国王の使者から花火を見せてもらったそうです。
家康が見た花火をきっかけに、どんどん日本でも花火が広まり始めました。
戦乱の世を生きた武将たちも、花火の美しさには心を奪われたのでしょうね。
花火の写真は風上から撮った方がいい
花火の写真って、撮るのがすごく難しいですよね。
シャッタースピードを遅くしたり、露出を固定したりすることで改善すると言われていますが、設定よりもまずは撮る場所が大切!
花火の撮影にベストな場所は、花火が打ち上げられる場所に対して風上です。
打ち上げられる場所に対して風下側で撮影すると、花火の煙によって写真もぼやーっとなってしまいます。
写真がキレイに撮れる風上は、写真を撮らず見るだけという場合にも適した場所です。
ぜひ参考にして、花火撮影にトライしてみてくださいね!
日本で最初の花火大会は隅田川花火大会
徳川吉宗が将軍だった江戸時代、大飢きんとコレラが大流行し、全国で大勢の方の命を奪いました。
そこで、吉宗は亡くなった方の魂を慰め、悪疫を払うために隅田川で水神祭りをしました。
その際に、余興として花火も打ち上げられたのが隅田川花火大会の始まりだそうです。
現在のように、色とりどりの花火ではなく地味な色で小さめの花火でした。
ちなみに、花火が上がるときの掛け声の、玉屋と鍵屋も隅田川が発祥の地だそうですよ。
手持ち花火の先のひらひらした紙はちぎってから着火する
手持ち花火の先端についたひらひらした紙、あなたはどうしていますか?
実はあの紙はちぎって、その上で火をつけるというのが正しいやり方なんです!
あの紙は「穂先」と言い、中にある火薬がこぼれないようにするため、また保護するためにつけられています。
保護されていることで丈夫になった花火は火がつきづらく、そのまま火をつけるとまれに破裂することもあるようです。
そのため、手持ち花火のひらひらの紙、穂先はちぎって火をつける必要があります。
花火のパッケージに記載されていることが多いので、しっかり確かめてから花火を楽しみましょう!





