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花火の雑学&豆知識まとめ【一般向け】

夏の風物詩として長い間多くの人に愛されている花火。

大きな打ち上げ花火から手軽に楽しめる手持ち花火まで、大きさや形は違えど、花火が好きな方は多いと思います。

この記事では、そんな花火にまつわる豆知識を一挙に紹介していきますね!

花火鑑賞にまつわることや花火の歴史にまつわることなど、幅広い話題を集めましたので、たくさんの豆知識を覚えてくださいね!

知れば誰かに話したくなるようなものばかりですので、ぜひ楽しんでご覧ください。

花火の雑学&豆知識まとめ【一般向け】(6〜10)

花火の大きさを表す号や尺は打ち上げる筒の内径を指す

花火の大きさを表す号や尺は打ち上げる筒の内径を指す

花火の大きさは「号」や「尺」といった形で表されます。

これは、花火玉を入れて打ち上げる筒の大きさ、つまり「内径」のことです。

花火の大きさは「尺貫法」というものをもとに決められ、10号未満は「号」、10号以上は「尺」で表されます。

3〜5号が、一般的によく見られる花火の大きさです。

この花火の大きさによって、火薬の量以外にも導火線の長さや、打ち上げる高さも変わります。

1番大きな40号の花火は、新潟県のお祭りで打ち上げられているそうです。

「たまや〜」「かぎや〜」の鍵屋は現存している

「たまや〜」「かぎや〜」の鍵屋は現存している

花火が打ち上げられた際に、花火に向かって「たまや〜」「かぎや〜」と叫ぶ声が聞こえてきますよね。

この「たまや」と「かぎや」は、「玉屋」「鍵屋」と表される江戸時代に本当にあった花火師の屋号なんです。

それぞれの花火師が打ち上げる花火を見たお客さんが、よりキレイだと思った方の屋号をさけんでいたのが、現代にも残っているようです。

ただ、現代も残っているのは鍵屋だけで、玉屋は火事を起こしてしまったことで追放され、今は残っていません。

鍵屋は現在も東京都江戸川区にあり、関東を中心に毎年キレイな花火を打ち上げています。

花火の日は1年に3日もある

花火の日は1年に3日もある

日本にはさまざまな記念日がありますが「花火の日」もあるんですよ。

記念日というと、だいたい年に1回程度ですが、花火の日はなんと3回もあります。

5月28日、8月1日、8月7日が花火の日とされている日です。

5月28日は現在の隅田川花火大会にあたる花火大会が開かれた日で、日本で初めて花火大会がおこなわれた日ということから制定されました。

8月1日は、太平洋戦争後初めて花火が再開された日など、花火に関するできごとが起こったことから選ばれました。

そして8月7日は、厳密に言うと「おもちゃ花火の日」「花火人の日」という日で、おもちゃ花火のさらなる普及や、花火の文化がさらに発展することを目的に制定されています。

花火を打ち上げるには資格が要る

花火を打ち上げるには資格が要る

花火の打ち上げをしてみたい方もいるかもしれませんが、打ち上げには資格が必要です。

花火の打ち上げには、炎火消費保安手帳、花火の製造には火薬類製造保安責任者だそうですよ。

さらに花火関連の仕事に従事している方だけが資格を取得できます。

花火の打ち上げをする方を、花火師といいますが一人前になるまでに約10年間の下積み経験をする場合もあるそうです。

花火師になりたいという、強い意志も必要かもしれませんね。

花火の色は化学反応の結果

花火の色は化学反応の結果

夏の夜空を彩る打ち上げ花火は、とてもきれいですよね。

赤や緑や黄色など色とりどりの花火で、楽しませてくれます。

ところで、花火の色は化学反応によるものだということを、ご存じでしょうか?

物質を燃やすと、特定の炎の色になる炎色反応を起こします。

たとえば、10円玉に利用されている銅を燃やすと、青緑色の炎になるそうです。

赤はストロンチウム化合物やカルシウム化合物、緑はバイリウム化合物が使われ、混ぜてほかの色を作ることも可能です。

花火は、火薬で化合物を爆発させて燃やし、炎色反応を起こしてさまざまな色を出す仕組みになっています。